っていうか、つい最近、著名フェミニストの人が、若い女性が偏ってサンダース支持してることについて「どうせ政策への深い理解があるわけでもなく男漁りが目的でしょ」ってTVで発言しちゃって炎上したりしてるで。先月の話
というか、クリントン元大統領が「サンダースと支持者はセクシストやな」って公に発言して大炎上した。
前にも言ったけど、「妻が子供を保育所にあずけて働きに出たら妻の給料の大部分が保育代で吹っ飛んだ」という現象は、昔ながらの「夫だけ働いて数万円の小遣いだけ残して給料を嫁に預け、専業主婦の嫁が子育てしてる」モデルと比較すると何もおかしくないことがわかる。
つまり子どもと、子育てに専念してる嫁を養うために男は給料の大部分を費やすくらいのカネを使ってたわけで、それを保育所に外部化したら、人一人の給料の大部分に匹敵するカネを取られるのが本来だ。
「子育てってのは人一人が掛り切りになるほどの手間がかかり、つまり子育て担当者の生活費をまるまる払ってあげるほどのカネがかかる、片働き家庭の男は僅かな小遣いを残して大部分をそれに費やしてきた。だから共働き家庭が妻が働きに出た分の給料が帳消しになるくらい保育代を払うのはおかしくない」
・・・・という理屈に対して、「妻が働きに出た分くらいの保育料がかかるのはおかしい」論者は「”妻が働きに出た分くらいの保育料がかかるのはおかしい”という言説を叩きに来る人はお小遣い制だからだ」
正直、どう考えたらそう繋がるのか理解できない。
でもね、これ実際、諸外国を見ても解決しようがないと思う。片働き社会の男が、規格外に鷹揚だったんだよ。共働き家庭になった途端に保育代にカネを使わせるのが難しくなる。米国やシンガポールは貧富の差を利用して移民や出稼ぎに安くシッタ-やらせてる。
北欧では、保育料そのものは国が払ってくれる代わりに、凄まじく重税なので、そもそも二人で働かないと生活できない、という状況に国民が追い込まれ、男女問わず主ふはクズ、という価値観が蔓延してるために、共働きで男女平等で子供も持てる世の中が実現してる。
ある意味で北欧は生き方の選択肢が少ない全体主義国家みたいになってるんだよね。そこまでしないと、男女平等の上に出生率も高い社会は実現できない。
そしてその北欧もそうした政策のせいで事実上の一夫多妻制になってしまってるっていう。売れ残った男性がいつまで黙って支えてくれるだろうね
「主ふはクズ」つまり、主ふ(家事育児)に対するコストに対する軽視。
私が一番改善したいと思っている意識はそこだな。
主ふだって大切な職業なんだよ。
男女平等論の人に、ナチュラルな職業差別意識が見え隠れしてて、正直そこに驚くんだよね。
ならば、私はそれとは相容れない。
「保育士、国家資格持ちだし、子供の命を預かる仕事なんだからお給料あげて!待遇良くしてあげて!」ってのと「保育園で共働きの私のお給料の半分が消える…保育園安くして!」ってたまに一人の人が入ってたりするから面白い
「そんなことはあたりまえだ」の影には、他者に対して自分自身と同じ価値基準をもっているのが当然だという思いこみがある。また、自分自身の中でなぜそれがあたりまえなのかのさえ考えたことがないのに気づいていなかったり。
他者のことは「あれ?思ったよりはなんとなくわかるじゃん?」くらいでいられればいいねと思っている。
いわゆるモラハラ系の行動のいたすらなまでに「否定してくる」にも、0か100かの理解が関係していることは多いのでしょうね。「ふーん」「へえ」「そうなんだ」で保留して飲み込んでおけない。完全賛同か、完全否定しかないから「賛同できない要素を持つものはすべて貶す」ことになる。
保育園の落ちた日本死ね 落ちたの誰だ 私だ じゃなくて国会で時間とって議論するならネットの書き込みだけじゃなくてデータ集めてこいって話なだけだよね?なんで存在を否定されたーみたいな話になってるの?国会この話持ち込んだ奴があふぉなだけじゃないの?
疑惑メールとかいって偽装メールまるっと信じて国会でやらかした時とおんなじにならないように慎重になるのは当然だよね
私はどうしても、経営者とか、人事担当とか、施政者の立場で物事を考えようとするので(浅慮で薄識とは自覚しています)、全体のパイの大きさとか、限界を考えてしまう。全ての人が同じように腹を満たせば正解なのだが、全員が欲張れば行き渡らなくなってしまう。
社会に対して不満を言う人の多くは、自分もその社会の一員であるという自覚が欠けていないだろうか?
より良い社会構築を目指した先人たちのトライアンドエラーの先に私達の現在がある。そのバトンを受け継ぎ改善を目指すべきなのに、その土台に甘えながら文句をいうだけの人が多すぎるような気がする
現状が問題山積で、各位各所が大変なのはわかっている。
しかし、どうすれば改善できるのかという視点や、なぜそういう状態になったのかという振り返りが、あまりに短絡的なのではないか…と思ってしまうのだ…
トランプの選挙戦術って実はとても合理的
・アメリカ人は「政治家たちは献金を通じて企業などに操られてる」と感じてる
・逆に言えば、企業献金ゼロ、自分の所持金だけで選挙を戦えば、強い支持を集められる
・しかし不動産王と言えど所持金だけでは広告費が足りない
・それを補うのが、炎上商法
アメリカ人の間でトランプの支持が強い理由は、暴言の部分よりも、「大企業に操られていない」「俺たち庶民の味方だ」と感じられているところにある。他の候補者はみんな大企業の手先だと