グーグルで1960年からの経時データが見れて、出生率が高い国は最初4とか3とかから2前後まで落ちたとこで、日本は最初から2ちょいとかから下がってる感じで『元が違うじゃねーか!!』ってなった。スウェーデンは特殊で割と維持できてるな。 pic.twitter.com/5kQFunpumS
↓World Bankのウェブサイト行ったらコイツの元データをガッツリダウンロードできるんだけど、それを観て分るのは、ほとんどすべての国で出生率が低下してる、ってことなんだよね。
この間、某なんとかさんが「伝統的・保守的なイスラム教国は出生率維持してる」みたいなこと書いてたけど、その保守的なイスラム教国の代表であるサウジですら、ここ30年ほどで出生率が7くらいから3以下に低下してる。 pic.twitter.com/7ikAQuv6a7
サウジでは、女性の労働参加率は全体の15%くらいで、女性は車の運転すらさせてもらえないくらい「女性の社会進出」が停滞してる国なのに、これだけの出生率の低下をしてるんだよ。
日本はもう深夜だから、今まで言うのを避けてたことを言っちゃうけど、俺は出生率の低下はずばり「近代化」そのものの副作用だと思っている。資本主義や情報化が進み「個人の幸せ」の概念が大きく変容した結果、現代人にとって「子供をたくさん産む」ことの優先順位が急落した。
つまり、「出生率低下の主因」はなんてことはない「みんな子供を生みたくないから」に尽きるんだよ。子供をたくさん生んでカツカツの生活するよりは、良い車を買いたい、良い家に住みたい、旅行もしたい、旨いモノを食べたいってみんな思ってるんだよ。
それは、「伝統的な男尊女卑社会に戻して出生率アップ」みたいなこと言ってる人達が、じゃあ自分達は親と同居しててでも、20歳そこそこで結婚して子供ポンポン生んでるか、つったら全然そんなことなくていい年ぶっこいても独身生活謳歌してるのを観ても分る。
つまり、出生率の低下も、女性の社会進出も、男女共の晩婚化も、すべてこの「現代社会における個人の幸せの追求」の結果起こっている現象なんじゃないか。
人類は昔から、生活に合せてある程度、バースコントロールをしてきたんですよ。今から思えば信じられない方法を使ってでも(子殺しとか)。そうして変化してきた出産・育児に対する最新の観念が「子供一杯産んで生活困るより、個人としてのいろんな幸せを追求したい」なんじゃないかと思うわけです。
そうですね、上限はどの時代もあったと思います。農耕起源以降、文明以前はそれでも上限はもっと上だっと思いますが。
ま、ここでの論旨は「人類は状況に合わせて昔からバースコントロールをしていた」ですので、なんら異論はありません。 twitter.com/WATERMAN1996/s…
素人考えだけども、例えば、男性の性欲に関与するテストステロンは闘争行動や危険を感じるような時にも上がるらしいし、先進国の人類と途上国の人類じゃあ、そういうのに触れる頻度も違うだろうし、平均的なテストステロンレベルに差はないんだろうかね。 ういうのは女の人にもありそうだけど
日本のベビーブームって戦争のあとだっけか。さっきのテストステロンの理屈と関係ありそうな気もないではないなあ。他の国ではどうなんだろう。
震災のあと結婚した人たちが結構いた印象があるんだけど、あれは統計的にはどうなっているんだろう。それもテストステロンの話と関係づけられるだろうか。まあ、こじつけっぽいかな
単純に、「人が大量に死んだら『産まなきゃ』スイッチが入る」んじゃないんでしょうかね。人間って上手く出来てるなと思う。棲んでいる環境と条件(特に食料)に合わせた人口を何処かでわかってる。だから人が死んだら人を増やそうとするんじゃないかと。戦後のベビーブームもそうだと思う。
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日本の神話でも、怒ったイザナミが毎日人を1000人殺してやると言い、イザナギは、それなら毎日1500人の子供が生まれるようにしよう、と言ったわけだから…なんつてね。
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戦場で男性が性欲が亢進するのも、殺した分だけ自分の遺伝子を残そうとするんじゃないのかなあ。もちろん単純にホルモンの問題もあるかもだけど。
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(ちなみに震災直後、妊娠&出生率上ったと思いますよ…暗闇効果もあるだろうけど、それ以上に何かがあったと思わざるをえない…とちょっと照れつつ…)
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そういや、結婚後も仕事してた私が、「そうだ、妊活しよう」と決心して退職したのも、震災があったからだよなあ。
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個人の幸せ訴求→少子化 案は大いに頷くところだ。女性の社会進出もその一環だろうけど、主原因じゃないし、そこを無理やり封じても出生率は上がらないんじゃないかな。
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環境と条件が満たされればバースコントロールをする、という案を言うと「ならば発展途上国のアレはどうなる」と言われそうだが、あれは「出生率は高くても死亡率も高い」で説明が付くと思う。つまり「多量に産まないと生き残らない」から多産になるんだよ。魚とかと同じ理屈。
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出生率が高くても、単純に成人まで成長できる人数が増えるわけでもない。そこの環境と条件により変わってくると思う。
人口爆発で悩む場所は、逆に「成人率」をアップさせる(環境を整える)と落ち着くのではないか…もちろんタイムラグはあると思うけど
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…と、つらつらと考えつつ、コウノドリで見た話などを思い出すわけだが…。
命に価値を見出すのは「人間の感情」だ。それを決めるのは当人でしかない。しかし生命全体という視点から見た時に、成長過程で淘汰されるのもまた仕方ないことで、それは誰も責められない、と。
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中絶の話や出生前診断の話で、一部の層にやたら過剰に感情的に噛みつかれたが、彼らは「淘汰される側」の立場で「見捨てられ不安」に駆られてるのだと思う。親が子どもを見捨てるわけがない、という。それはわかる。じっさい、成長した人は全て「見捨てられなかった」から大きくなったのだ。
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…しかし、見捨てられた生命は成長できない。当然のことだが。そして彼らは話せない。主張も出来ない。彼らと我々の間には何が違ったというのか。色んな原因があるだろうが、なんというか、最終的には「運」の一言に尽きるとしか言いようがない。見も蓋もないけれども。
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