海神は誨えます。
「この鉤を後ろ手で火照命に差し上げなさい。」
と。
この「後ろ」と云うのは何を意味しているのでしょうか。普通に手渡す方法ではありません。当然、背中の方に手を廻して渡さないといけません。すると、後ろ向きになって渡さなければなりません。そんな方法で渡すのですから兄の方も、「どうしてこんな渡し方をするのか」と、不思議かるはずですがどうしてでしょうか??宣長もそこまでは追及はしておりません・・・・・
でも、私は不思議がって仕方ありませんから少々考えてみました。
「後ろ」と云う言葉は、「後ろ暗い」「後ろいぶかし」「後ろきたなし」「後ろめたい」とか、余りいいことする時でない場面に使う言葉だと思うのですが、兎に角、そうして渡しなさいと誨えます。実際に、そんな方法で手渡ししたのでしょうかね???古事記にはそう出ております。当り前へなら、そなん方法で手渡しできるはずがありませんが???、でも、そうしたのでしょう。大切な物を3年間も探してようやく見つけた大変貴重な鉤です。兄を驚かしてやろうとでも思って後ろでに隠し持ってきたのだろうと解釈したのでしょうか。兄は素直に受け取ってくれたのでしょう????
さて、綿津見神は、その上にまだ、それ以後の火遠理命の生活の仕方についても、更に、付け加えて誨えます。
「あなたのお兄さんが“高田<アゲタ>”をつくったならば、あなたは“下田<クボタ>”を、反対に兄が下田を作ったならば、あなたは高田を作りなさい。」
と。どう思われますか????
「この鉤を後ろ手で火照命に差し上げなさい。」
と。
この「後ろ」と云うのは何を意味しているのでしょうか。普通に手渡す方法ではありません。当然、背中の方に手を廻して渡さないといけません。すると、後ろ向きになって渡さなければなりません。そんな方法で渡すのですから兄の方も、「どうしてこんな渡し方をするのか」と、不思議かるはずですがどうしてでしょうか??宣長もそこまでは追及はしておりません・・・・・
でも、私は不思議がって仕方ありませんから少々考えてみました。
「後ろ」と云う言葉は、「後ろ暗い」「後ろいぶかし」「後ろきたなし」「後ろめたい」とか、余りいいことする時でない場面に使う言葉だと思うのですが、兎に角、そうして渡しなさいと誨えます。実際に、そんな方法で手渡ししたのでしょうかね???古事記にはそう出ております。当り前へなら、そなん方法で手渡しできるはずがありませんが???、でも、そうしたのでしょう。大切な物を3年間も探してようやく見つけた大変貴重な鉤です。兄を驚かしてやろうとでも思って後ろでに隠し持ってきたのだろうと解釈したのでしょうか。兄は素直に受け取ってくれたのでしょう????
さて、綿津見神は、その上にまだ、それ以後の火遠理命の生活の仕方についても、更に、付け加えて誨えます。
「あなたのお兄さんが“高田<アゲタ>”をつくったならば、あなたは“下田<クボタ>”を、反対に兄が下田を作ったならば、あなたは高田を作りなさい。」
と。どう思われますか????