三年もの間、かって聞いたことのない大きな溜め息です。それを聞いた豊玉姫は驚いて、早速に父親に
“三年雖住。恒無歎<ミトセ スミタマヘドモ ツネハ ナゲカスコトモ ナカリシニ>”
「今までに聞いたことのないような今夜の夫である火遠理命の“大一歎<オオキナル ヒトツノ ナゲキ>”は、
“若有何由故<モシ ナニノユエアルカト>”
その理由は何でしょうかね???」と尋ねます。
ここで、またま又、一寸待ってと言いたいのですが??
どうして豊玉毘売は夫である命に、直接に、尋ねないで、父親に尋ねてもらったのでしょうかね????
今までには聞いたことんない夫の余りにも大きすぎる歎きの声が、突然に、一つだけ、辺り一面に轟きます。それを耳にした毘売は、甚く、心配され自分では、どうしても恐ろしくてその原因を問いただせなく、いたしかたなく、父親から尋ねてもらうのがよいとお考えになられたのでしょうか。
大層な心配事で、自らは怖くて、決して、聞き出せないような切羽詰まった純真な乙女心を「若有何由故」の五文字は言い表わしているのではないでしょうか???
そんなことまでもが頭をよぎるような書きぶりに、今日も又、感心して読んでいます。
「そげえな よみかたー しょうるけえ いつまでたっても おわらんのじゃあ ねえけえのう」
と、お叱りは当然だと思いますが・・・・????
“三年雖住。恒無歎<ミトセ スミタマヘドモ ツネハ ナゲカスコトモ ナカリシニ>”
「今までに聞いたことのないような今夜の夫である火遠理命の“大一歎<オオキナル ヒトツノ ナゲキ>”は、
“若有何由故<モシ ナニノユエアルカト>”
その理由は何でしょうかね???」と尋ねます。
ここで、またま又、一寸待ってと言いたいのですが??
どうして豊玉毘売は夫である命に、直接に、尋ねないで、父親に尋ねてもらったのでしょうかね????
今までには聞いたことんない夫の余りにも大きすぎる歎きの声が、突然に、一つだけ、辺り一面に轟きます。それを耳にした毘売は、甚く、心配され自分では、どうしても恐ろしくてその原因を問いただせなく、いたしかたなく、父親から尋ねてもらうのがよいとお考えになられたのでしょうか。
大層な心配事で、自らは怖くて、決して、聞き出せないような切羽詰まった純真な乙女心を「若有何由故」の五文字は言い表わしているのではないでしょうか???
そんなことまでもが頭をよぎるような書きぶりに、今日も又、感心して読んでいます。
「そげえな よみかたー しょうるけえ いつまでたっても おわらんのじゃあ ねえけえのう」
と、お叱りは当然だと思いますが・・・・????