ちびたの日常

のんびり息子と猫たち&イギリス人ハニスケと

1日は1日なんだ

2016-04-19 | 自己啓発日記

先日大きなイベントがキャンセルされた。

出店できないことをみんなに連絡した。

当然だった。地震で来られなくなった出店者もいて、その他会場の設営や物販などの仕入れの部分など間に合わなくなったのだし、物理的に無理が出てきたのだ。キャンセル料を払ってでも仕方なかったのだ。

ただ、中にはそれをただの自粛と思う人もいる。

本当にそんなイベントもあるのだろう。

 

そしてそれが当然だと言う人もいる。

 

今月末、別件で祭りの話を聞いていた。今年は関わっていないので詳しいことは聞いていないけど、その祭りは開催されるのかという問い合わせがきた。

「祭りって気分じゃないでしょ」

そういわれた。

 

関わっていないから分からないとだけ言った。

ああ、そうなんだ。そんな風に言う人もいるんだ。と思った。

 

実際、私が関わる企画チームが参加する自宅ショップが来月開催決定している。

そのDMが出来上がっているのに告知しきらない。

 

今、できない。なんとなくそう思った。

 

メンバーには全員データを送った。でも誰もUPしない。タイミングを見ているんだろう。

 

ふと東日本大震災の時のことを思い出した。

あのときも同じことが起こった。

 

次々とイベントは中止になった。みんなで喪に服したようになり始めた。

 

一人のイベンターの社長が私に「まきちゃんどう思う?やめなきゃいかんけ?ホントにそれでいいのかな。オレなんかほかにやることあるような気がするんよね。」

と口をとんがらせながら言った。

 

私もずっともやもやしていた。管理しているシステムがあって、そのユーザーにどう自分は発信していけばいいのかちょうど考えていたからだった。

社長へ「私ね、やっぱり1日は1日やと思うんですよ。息子がいるでしょ。子どものその時はその瞬間しかなくて、来年じゃダメなんです。私、親として後悔しないように子どもの年齢とつきあっているんでそんなこと思うのかもしれんけど、やっぱりみんなで落ち込むんじゃなくて、日本の半分がダメージうけたらもう半分がその分巻き返してやらんといかんような気がするんです。」

私の仲良しのデザイナーの彼女も「私もそう思う。私もっと働かなきゃって、なんかしょうもないんだけどそう思ったし、経済って文字がよぎるんです」

彼女はまだ30歳始めくらいだったけどそんなことを言った。

社長は「そうだよね。やっぱりそうだわ。」

といって当時、その春一番のイベントは中止にしなかった。

 

私達も30人のメンバーで写真展を開いた。

写真をポストカードに加工して、売れたお金は全部義援金にした。

 

楽器ができるメンバーで集まってバンドを作って歌を歌った。ライブを開いて元気を出そうと歌った。

 

写真展はしばらく何度か開いて、まちづくりの実行部隊の人に見初められた。

地元の人を対象に3コースのツアーを作ってみんなで街の写真を撮ってお食事付きいいとこ探しの探検ツアーをやった。

その時の写真は地元の施設でスライドショーを作ってもらって流してもらった。

 

街の古いお店のなんでもないお菓子を、かっこよく写真に撮ってパンフレットも作った。

そんな活動を私達は被災した人達を応援するために続けた。

自分たちが恵まれていること、自分たちがどんなところにいるのかを知ってもらうために。

そしてその当時のみんなの活動からできた協力金は、今回の地震のために明日振り込まれる。

 

7月海の日にも私達は計画している。

 

前回の大地震で経験したことがある。

意味のある行動をする。

その日一日は何をしても同じように過ぎるのだから。


とにかく明日から行かなくてよくなるとき

2016-04-19 | 私のお仕事(本業)

今日、属託でいた人が退職することになった。

今年は退職者が多い。

 

彼は私が高校生くらいの頃に今の会社へ入社して、ずっとアナログで頑張っていた人だった。

パソコンに切り替わって随分彼は努力したのだと思う。

 

60歳の退職日がいったん来たとき、彼は「これからまた仕切り直し」と言った。

 

それまでしていなかったジャンルの担当になったからだった。

 

嘱託期間の5年間をその新しいジャンルの担当としてすごすことになったからだった。

 

その頃の彼の口グセは「やってみるよ」だった。

 

前任者に尋ねながらきっちりついていった。さすがだと思った。

 

寡黙であまり笑わないけれど、飲んでいるときは別だった。

私に、「俺なあ。この前なあ。休み明けよ。会社に来て仕事しようと老眼鏡をかけなきゃと思ってな、机の引き出しを開けたんだ。そしたらなんか様子が変わってるような気がしてな。なんだろうなあと思いながらメガネケースを開けたらよ、俺のメガネふきにくるまってネズミが寝てたんだよ。俺の引き出しの中で寝床を作ろうとしたんだろうなあ。結局メガネケースに決めたってことやろなあ」と一人で恥ずかしそうに笑っていた。

それを聞いて、その人がそんなことを言ってることがおかしくて、メガネケースを開いたときにそのネズミと目があってしまった瞬間を想像すると笑いが止まらなかった。

どことなく口元の笑い方がいかりや長介風で、仲良しの同僚がその笑い顔を見る度に「マジで長さんだよねえ」と言っていたことを思いだす。 

 

彼は最後の日の朝、一人一人に挨拶回りをしていた。

 

私のところへ来たとき「俺、最後の5年は何してたんだろうな。」というので、

「一生懸命だったから思い出せないんですよ」というと「じゃっとよな。あんまいおぼえちょらん」といった。

まるで小さい頃の子育てのようだと思った。

 

花束を握り締めて「ありがとうございました」と言った彼をみながら私は「お願いだから泣き出さないで」と祈っていた。


The Japanese was proved to have heart of the steel……. Greece

2016-04-19 | 自己啓発日記

In Kumamoto and Oita where the big earthquakes of the scale continued, an earthquake to observe the shaking of seismic intensity a little over five on the night of 18th was generated.

The earthquakes more than seismic intensity 1 become 590 times.
The Meteorological Agency calls for caution saying that an earthquake with the intense shaking might be generated sequentially.

 

and...

 

The Governor Kawano of Miyazaki has a thought to accept a victim continuing the life as an evacuee of the earthquake to be in Kumamoto and Oita in Miyazaki.
He has already secured more than 580 houses to accept a victim.

 

People who are frightened now in Kumamoto

I act so that they are helped.

The foreigner who stays in Kumamoto. The family who worries about the person.

The Japanese has strong love. Please believe that you are saved.