スタンドオフ(SO=10番)
どんな状況でも常に沈着冷静で試合に勝つためにゲームをコントロールする「司令塔」がスタンドオフの10番である。
10番はキックを得意とする選手が多い。
トライで得た5点のあとアフターコンバージョンの2点のキックを蹴るのも10番がする・・近頃では15番のFB(フルバック)も多いが~
僕の記憶に残っている名スタンドオフは全日本選手権で7連覇を達成した「新日鉄釜石」の松尾選手や、同じく全日本選手権で7連覇を達成した「神戸製鋼」の平尾選手の顔が浮かぶのである。
キックを主体としたゲームメイクをするSO、BKラインへどんどんボールを回し、展開プレーを主体としたSO、味方も敵もあっと驚くような意外性のあるプレーを得意とし、変幻自在のプレーをするSOなどこの分野での存在価値は大きい。
SOがボールを持った時様々なオプションが生まれる。
パスすべきか、キックで陣地を稼ぐべきか、自分で攻めるべきか。
正確かつ素早い状況判断力、そしてBKラインをいかすラインコントロール力が問われるポジションでもある。
雨天時はボールがすべるためキック主体のゲームメイク、FW戦で劣っている場合、FW戦を避けBKで勝負するようなゲームメイク、相手の弱い部分を突いていくようなゲームメイクなど、天候や相性、コンディショニングなど全ての状況、情報を把握し、ゲームを組み立てていかなければならないのが「司令塔」と云われる所以である。