山歩きと山野草

花の名前を覚えたら、山歩きは楽しくなるかなあ・・・・・・・
知ってる花があったらコメントをヨロシクです。

主役より目立つなよ!!

2009年06月30日 | 草花_山野草

上記の白い棒みたいなもの、何だと思いますか??。筒状になってて、中には確かに木の葉が見えてました。あまりの数の多さでちょっとビックリしました。筒の上からは木の芽を覗かせているものがありました。ここら辺、鹿が多くて植樹した後、この筒で覆うようにかぶせているようです。鹿対策の植樹法なんですね。なんか異様な風景になってました。

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【 マタタビ 】 マタタビ科マタタビ属

白く見える葉は、花が咲いてるのを虫へ知らせる白化現象だそうです。遠めにはこの白い葉が花に感じるほどに、白と緑のコントラストが目立っていました。主役の花は、葉の下に小さな蕾をつけてました。

蕾に見えましたが、ひょっとしたら実かも?。

0305_樹木103_6_宮崎県


大凶作の年!(@_@;)

2009年06月21日 | 草花_山野草

【 クマザサの花 】 イネ科ササ属

2・3日前に、竹に花が咲いた話を聞きました。
 
それが本当なら、今年はあまりいい年ではないね~~!。
 
竹に花が咲くと、ネズミが大繁殖し・・・・竹は枯れてしまう。
竹は60年に一度とか120年に一度しか咲かないそうだと言う話を、とある喫茶店で竹の花談義を交わしたばかりでした。
モウソウチク 67年周期    マダケ 120年周期  
・・・・確かに、竹の花の開花周期はそのように紹介されてました。ササもまた、60年周期で咲くことが紹介されていました。

霧立越(きったちごし)の熊本県側から宮崎県側へと縦走した場合の、最後の山、扇山登山ツアーに参加して久しぶりの山を満喫してきました。ところが、山頂周辺のクマザサに花芽がびっしりと着いているのを発見。ここでもまた、ササの花談義が・・・・!

クマザサは2003年、2005年、2007年と花の情報は少ないもののあちこちで開花しているようでした。ちょっと安心、でも、ちょっとだけ珍しいもの見たような気になりました。

0303_草花199_6_宮崎県


清流の中の花

2009年06月16日 | 草花_山野草

【 小国の遊水峡 】

1枚岩の上を水深10㌢か20㌢の岩清水が流れて川となっています。水遊びには最高の場所ですね。靴を脱いでズボンの裾をめくって、じゃぼじゃぼと歩いていけます。ところどこのにある深みでは、アユや山女が釣れます。行き着くところは、マイナスイオン一杯の滝にでます。滝の名前は忘れました。遊水峡の入り口には、ログハウスの洒落た喫茶店もあります。

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【 オランダカラシ(和蘭芥子) 】 アブラナ科オランダカラシ属

外国人宣教師が、外国人専用の食料として持ってきたものだそうです。他の写真を見ると、油菜と同じような細長い鞘をもつ豆が付いていました。昨日は、セリ科で調べていきつかなかったけど、アブラナ科と言われて納得しました。
別名でクレソンというそうです。・・・・それなら、知ってた。
そこで「クレソン」でも検索。ウィキベディアでは同じところへ飛んでいきました。

0302_草花198_6_小国


季節はずれで・・・・・

2009年06月15日 | 草花_山野草

【 ミヤマノダケ(深山野竹) 】セリ科シシウド属

先日、水辺に咲いたセリの花だと思い写真を撮ってきた。全然、違ってました。セリ科の植物を調べていたらミヤマノダケの写真が目に付いた。これはかなり前に撮った写真で、季節も9月か10月かその辺でした。正確には、国見岳へ登った日付を調べればハッキリするんですが、今は花の写真と山の写真を別々にしてしまったので、それもやめました。このての花は、シシウドかハナウドで片付けていたので、この茎も花も異様なほど紫だったので、これは変種だと思ってました。草丈もかなり大きくて、ゾッとしたのを覚えています。ミヤマノダケノダケどちらも花も茎も紫色になるようです。葉の形状からミヤマノダケとしました。

今の季節の花とは違いますが、名前が分かったので掲載しました。

0301_草花197_9_国見岳


いろいろな花観賞登山が・・・・

2009年06月14日 | 草花_山野草

【 シロドウダンツツジ 】 ツツジ科ドウダンツツジ属

先日の新聞では久住平治岳のミヤマキリシマの満開が紹介されていました。しかしここも、花としてはちょっと終わり気味の感じですね。猟師岳登山口では、日頃に比べてかなりの車の数でした。多分、大山蓮華の観賞登山でしょうね。久住山系には、白花系のシロドウダンとツクシドウダンが見られます。最初はツクシドウダンと思ったのですが、房状に花が下がっているのでシロドウダンと見ました。

0300_樹木101_6_久住

 


誤解しないでください!

2009年06月11日 | 草花_山野草

【 ヨウシュヤマゴボウ(洋種山牛蒡) 】 ヤマゴボウ科ヤマゴボウ属

食用の山ゴボウはモリアザミかゴボウの根が一般的で、このヨウシュヤマゴボウ毒草です。黒く熟した実を潰すと、赤い汁が出て衣類や手に付くとなかなか落ちません。子供の頃、手を真っ赤にして遊んでいましたが、よく中毒しなかったもんだと今更ながら怖い気がしますね。近くからよく見ると、雄しべの中に実ができあがっていました。

0299_草花196_6市内


もう時効ですかね・・・・・・

2009年06月10日 | 草花_山野草

【 セッコク 】 ラン科セッコク属

これはどこかの庭先に咲いてた花ですが、同じものが我が家にも30年くらい前からあります。岩登りやってた時に、岩にへばり付いていたものをいただいてしまいました。2・3回、写真のような白い花を見たことがありますが、その後、何年も咲いてない気がします。ミズゴケでダンゴみたいに根を巻いて、糸で縛って、梅の木に吊り下げていただけでした。よく何年も生きてこられたと感心してます。鉢に生けなおして、水をやりやすくしてみたら、新しい根が数本でてました。育て方としては、水はあまりやらなくていいそうです。今年は植え替えたばかりで、来年こそは花を見てみたいもんですね。

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昔は、岩壁や木の股などにノキシノブのように沢山咲いてたのを記憶してますが、最近はほとんど見なくなりました。これもまた十数年以上も前の話ですが、5月のネパールでのトレッキングでは、いたるところにこれの大きい花(デンドロビュームやカトレア)が咲き乱れていたのを思い出しました。これが野草か!!と、びっくりしたほどです。
元はすべて野草なんですね。ちょっと反省です。でも時効にしてください<m(__)m>

0298_草花195_5市内


庭に生えたらどうしましょう!

2009年06月09日 | 草花_山野草

【 スズメノヤリ 】 イグサ科スズメノヤリ属

もうちょっと前(4月頃)に撮った写真ですが、名前が分かったので載せる事にしました。通常は雑草としてしか扱われない草ですが、それでもちゃんとした名前はあるんですね。名前の由来として、大名行列の手槍に似ているところから付いた名前で、小さいので『スズメ』が付いたとありました。名前は分かったけど、朝起きて食事前の15・6分が草取りの日課の楽人ですが、やっぱり生えてきたら抜きますね。我が家では雑草です。

0297_草花194_4_市内


一生に一度だけ!

2009年06月08日 | 草花_園芸種

【 アナナス 】 アナナス属パイナップル科

長崎の友人からいただいた花です。アナナスと聞いたんですが、アナナスとはパイナップルの総称とありました。60属1400種とも50属2000種ともありました。その中から特定してこの花の名前を割り出すのはなかなかうまくいきません。知ってる人がいたら『SOS』です。着実に毎年1つずつ増えてる感じがします。そして毎年一つだけ花が咲いて終わってるような気もします。
パイナップルは一度実をつけた母体は、二度と花をつけずに枯れてしまうそうです。そして親株の横から子株が出来、子株に花をつけるとか。これも毎年、1個だけしか花を見ない気もします。親株も枯れずに残っているようなんですが、確かに、親株に花を付けてる所を見たことない気がします。一生に一回きりの花とは、まさに人生そのものって感じですね。

0296_草花193_6_自宅


えっ! マツゲが短い・・・・

2009年06月03日 | 樹木_街路樹

【 キンシバイ(金糸梅) 】 オトギリソウ科オトギリソウ属

遅ればせながらやっと満開。我が家の駐車場から玄関へ行く途中の花です。ちょっと前まで長嶺団地周辺の街路樹の下の下段にはビヨウヤナギが満開でした。まだまだ咲いてますが・・・・・・。我が家にもビヨウヤナギがあると思っていたんですが、花が咲いたらまつげが短い。早速、調べてみたらキンシバイでした。葉も花も似てますが、ビヨウヤナギでなかった事に、ちょっとガッカリでした。

0295_樹木100_6_庭


ナイルの花嫁

2009年06月02日 | 草花_水辺・湿原の植物

【 すいれん (睡蓮) 】

エジプトではナイル河畔に沢山咲いていて、ナイルの花嫁と呼ばれているそうです。なかなか洒落た呼び方ですね。似た花に蓮がありますが、蓮の泥の中根の部分は膨らんでレンコンとして食用になります。睡蓮の根はどうなってるんでしょうね?。気になるところですが、ここは福岡県の舞鶴公園の堀の中の睡蓮で、掘りあげるわけにはいかないのでネットで調べてみました。いろんな種類があってさまざまですが、球根形だそうです。

0293_草花192_6_福岡

【 からしレンコンの薀蓄 】
蓮の根のレンコンは『からしレンコン』として、熊本の名物です。熊本の殿様、細川忠利候が病弱だったために水前寺の玄宅和尚が考えた”栄養食”だそうです。明治の初期まで庶民が食べるのはご法度だったそうです。切り口が細川家の九曜紋にそっくりなのは・・・・・そこから来た訳じゃないかもしれませんが、よく似てますね!!。


野生化

2009年06月01日 | 草花_山野草

【 昼咲き月見草 】 アカバナ科マツヨイグサ属

園芸種として庭に植えてあるのもよく見かけるが、荒地や街路樹の下などで見かける。園芸種としようか山野草で扱うか、ちょっと迷ったけど、これは荒地の中で撮った写真であることから山野草ということにしました。アメリカ原産で、もともとは園芸種として持ち帰られたものであり、か弱く感じるけどマツヨイグサに比べると強靭な繁殖力で野生化したものもあるというところでしょうか。昼間でも花らしく咲いてるのが印象いいですね。

0292_草花191_5_市内