旅日記in福島（中津川渓谷・猪苗代湖編）

磐梯の有料道路は、現在、無料開放中です。
その中の一つ、磐梯吾妻レークラインへ。

この道路の途中には、中津川渓谷があります。

せっかくなので、河原まで歩いてみることに。

ぬかるんだ道を、ひたすら下ります。
一日中まったく日が当たらないようで、キノコ天国となっておりました。

あやしいキノコ。

マンゴーではありません。


すべてが真っ赤です。

見るからに、毒キノコ…

じめじめした中を汗をかきつつ進み、河原に出ました。

とても涼しく、気持ちがよかったです。
川の水は、つめたく澄み切っていました。

山を下りて、猪苗代湖畔へ。

天鏡閣というところへ行きました。

私の大好きな、明治時代の建築物です。

天鏡閣とは…
「明治40年8月、有栖川宮威仁親王殿下（ありすがわのみやたけひとしんのうでんか）が東北地方を御旅行中、
猪苗代湖畔を巡遊され、その風光の美しさを賞せられてこの地に御別邸を建設することを決定されました。
明治41年8月竣工。翌9月、皇太子嘉仁親王殿下（大正天皇）の行啓が有り、同御別邸を「天鏡閣」と命名されました。
これは李白（りはく）の句「明湖落天鏡」に由来しています。」
（天鏡閣公式ホームページより）

中は、こんな感じです。

シャンデリアやテーブル・暖炉など、現存するものはそのまま使用しているそうです。

素敵なお部屋。

「お姫さま部屋」と、勝手に命名。

南ヶ丘牧場からのぞむ、磐梯山。

おだやかで美しく、裏側の荒々しさとは別の顔です。

猪苗代湖。

お天気のせいもありますが、対岸が見えません。
まるで海のよう。

ニュースのお天気コーナーで、放射線量情報が発表されていました。
私が福島県のためにできることはとても小さいですが、
できる限りのことをして、また訪れたいと思います。


ホリエ