今日は温い南風が強い目に吹き、蒸し暑くなった。
工房の傍にネジバナが咲いているのを見つけたので、ネジバナがいっぱい咲く近くの草地へ行き撮ってきた。
これはこれから咲いていく。
シジミチョウが来てくれたら最高なんだが、風が強いせいか見かけなかった。
夕べETV特集で大江健三郎さんと第五福竜丸の乗組員で被爆した大石又七さんの対談という形で、核兵器と原発、内部被爆の恐怖のことなどを話していた。
第五福竜丸の元船員の大石さんが語っていたのは、アメリカが水爆実験した時、不思議な光りを見た後、白い粉がいっぱい降ってきた、アメリカの水爆実験で吹き上がった珊瑚礁の粉だったという。
第五福竜丸の乗組員はこの粉をいっぱい浴びてしまい、被爆して、脳炎になり早くに亡くなった久保山さん、その後ガンなどで次々に亡くなっていった元乗組員、政府は被爆のこと、放射能のことを隠しごまかしてきた。
第五福竜丸は東京のゴミ捨て場だった夢の島に捨てられているのが発見され、その後保存されている。
正力松太郎、中曽根康弘を始め、経済界が原子力の平和利用などという"まやかし"の表現でやってきた大罪を償わなければいけないときが来たのだと思う。
そのツケは、福島原発の大事故という形で出現してしまった。
福島県の人たちは、これから先、被爆によるガンなどの不安を抱えて生きていかなければいけない。
今こそ日本人は、核の怖さを学ばなければいけない。
多くの人を危険に晒すことを、人間は選択してはいけない、大江健三郎さんはこう締めくくった。
岸本玄海町長と九電は、単に原発立地自治体の首長と原発事業者というだけではなく、関連工事を受注する業者側と発注者の関係にもあるのだ。
利権と癒着のずぶずぶの関係の中核に位置する町長の判定で、世界が危機に陥れられるのは、不合理甚だしい。
普通に人間性のある人を大臣にして欲しい。
松本氏が「(村井知事が)先にいるのが筋だよな」や「(水産特区)は県でコンセンサス得ろよ。そうしないと我々何もしないぞ。ちゃんとやれ」。
原発を推進するために、国民に対していたずらに危機を煽っているというものである。
実際にテレビなどの電波業界は、この流れに沿う、国民の不安心理を煽る番組プログラムを積極的に編成している。
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