結晶

今朝もよく冷えていて、霜で白っぽい風景だった。
車のガラスでは、氷の結晶が芸術を奏でていた。



日中は暖かかったので、外で作業をする人が、あちこちで見られた。
田を耕すトラクター、この作業の結晶を見られるのは、９月末か１０月、長い時間、様々な作業、汗をかく労働によって生まれる結晶だ。



午前中に狩猟と思われる発砲音が、４発くらい聞こえてきた。
１５時過ぎ、うちから谷を隔てた向こうで、獣を料理していると思われる光景が見えた、朝の発砲音の結晶かと思われた。

手前の電柱の上でも作業がされている、この人たちのおかげで今夜もＰＣでこんなことができている。

さきほどから、ＴＶで阪神淡路大震災の事が検証されていて、ビルなどの建物に使われていたアスベストが、大量に飛散し、解体工事関係者や付近住民に、被害が出始めていると語っている。
関係機関に都合のよい、白石綿の観測調査だけされていて、一番悪い青石綿や茶石綿の観測はされていなかったという。

青石綿の毒性を早くから訴えていた学者も居たということだが、関係省庁には聞く耳が無かったんだろう。

薬害エイズ、薬害肝炎、もっと遡れば、水俣病などの水質汚染公害、日本の役所のてっぺん、霞ヶ関のお役人って何をしているんだろうか？
自分たちの天下り先（税金で高給をくれる特殊法人など）をいっぱい作ることと、それに手を貸してくれる業界の発展に目配りするだけで、手いっぱいなんちゃうやろか？

省庁に近い企業だけ応援して、弱い立場の人間なんて意識の中にない、霞ヶ関ってそんなところだったんだ。

これでは暮らしやすい日本になるとは思えないね。