映画 『ザ・ムーン』

ダンナさんと二人で映画を見てきました。（二人で映画なんて10年ぶり・・・）
「どうしても観たい映画がある」と、ダンナさんは金曜日を自宅勤務にして時間を作って。
その作品は『ザ・ムーン』。

1969年～1972年のアポロ計画に携わった10人の宇宙飛行士本人へのインタビューとＮＡＳＡの秘蔵映像を中心に構成されたドキュメンタリー映画です。
ケロッタは内心、「映画館で見るなら、誰もが知っている歴史的事実の映像より、脱日常できるようなドラマチックなフィクション作品がいいな～」なんて思っていたのですが、この作品は映画館で見て大正解でした。


アポロ計画の時代背景や当時の技術。
人類が月へ行くことの夢や希望と莫大なリスク。
宇宙飛行士達の生の声で語られる思いと迫力の映像は、どんなフィクションよりドラマチックでした。


美しすぎる宇宙の映像はＣＧじゃないんだよね！？
アポロ1号の悲劇的な事故を乗り越えて、アポロ11号の月面着陸、さらにアポロ13号の奇跡の生還、ひとつひとつに感動大作以上の重みがあります。
おまけに、オルドリン、コリンズ、ラヴェルら、当時の宇宙飛行士はオーラを放ちながら名言を交えて語り、熟年の名俳優のようにダンディーです。

公式サイトの作品紹介で「感動の宇宙体験」とありますが、私達にとっては大げさな宣伝文句じゃなかったかも。
二人で同じ気持ちで感動できて・・・とても嬉しい時間でした。


その後、近くの新三郷ＩＫＥＡでランチ。
あまり時間が無かったので、30分の制限時間で店内一通り見て回ったら、ちょっとしたジョギングに。広い～！！
お手頃価格の可愛い雑貨がたくさんありましたが、お目付け役のダンナさんが待っていたので、我が家の家訓：『「あったらいいな」は「無くても大丈夫」』を10回くらい自分に言い聞かせながら、なんとか手ぶらで帰路に着きました。