気まぐれで何かを

日記代わりの備忘録

藩境塚

2013年05月30日 | 日記
青森の野辺地町の国道4号線沿いに津軽と南部の境目があります

10台程度の駐車スペースがあります。久々に立ち寄ってみました

藩境塚が県の史跡に指定されているそうです

馬門御番所と書いてます。
馬門(まかど)はここの地名、番所(ばんしょ)とは警備や見張りをする番人の詰所の事ですね

駐車場の端から見下ろすと小さな川が見える

降りて行くと川に小さな橋が架かっていました。この川が藩の境のようなのでまたいで写真を撮ってみる

小さな川ですがすっかり護岸工事もされていて当時の様子とはずいぶん違うと思われます。

川の先端の東側

従是東南盛岡領と書いた碑 是より東南は盛岡の領地だと従います という事だと思います
川の西側 津軽側です

従是西北津軽本次郎領分 これより西北は津軽本次郎の領分と従います

とても形が良い桜の木もあり、土盛りが2個ずつ計4個

土盛りの1つの手前に藩境塚について書いてました

ここに立ち寄ったのは10日程前の事ですが桜が咲いているとキレイですね
と、書いていて重大な事に気づきました。塚とは土盛りの事。
今まで県史跡は河口の2本の碑だと思ってましたが川の両側に2基ずつ、
計4基ある草が茂った塚(土盛り)こそが県史跡なんですね。
また一つ賢くなりました。

と、いうことは・・・・・碑と川と橋と桜の写真が撮りたいと登った土盛りは県史跡だったという事実

そういえばこんな標柱がありました

知らなかった事とはいえ、大変な事をしてしまいました。
悪意も無く傷つけもしなかったので今回は見逃してください



  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする