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B型ゲンゴロウのブログ

見たまま、感じるまま、想うままに岐阜から発信するゲンゴロウの日記

妻の終活 坂井希久子

2025年03月16日 | 読書・本

 

古本屋で目に留まった本

 

裏表紙を読んで

他人事でなく

読むのしんどいかなぁと思いながら買っちゃった

 

 

読んでみて

はじめは男尊女卑を地でいく堅物親父にやたら腹が立ったが

己の傲慢勝手な人生に少しづつ気づいて

後悔、猛省、懺悔しながら

初めて妻に寄り添って

看取りまで尽くす様子に胸が熱くなりました

失いかけて気づく大切なこと、失って想うこと

 

 

 

入院中のカミさんに何もしてやれない毎日が続いています

後悔はたくさんあります、ありすぎます

毎日、面会にいってます

手を握り、頭をなでて、声をかけて、音楽を聴かせてあげる、、

できるのはそれだけ

 

でも生きていて会える

それだけで僕は幸せです

 

 

『星街の駅で』acoustic ver. 優里 × tuki.

 

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弟 石原慎太郎

2025年02月13日 | 読書・本

昨年12月から読み始めてやっと完読した本

 

昭和のスーパースター石原裕次郎

日活映画の時代はまったく馴染みはありませんが

TV「太陽にほえろ」「西部警察」の無口なボス役は記憶してる

 

強烈な個性と才能と強運をもった兄弟の物語

驚くのは兄・慎太郎の記憶力です

幼少時のエピソードがまるで昨日のことのように書かれている

兄弟・家族しか知らぬ話も多くておもしろく

裕次郎の晩年の病苦の描写はリアルすぎて胸がつまります

 

小樽の裕次郎記念館も廃館になり、慎太郎氏も亡くなって、石原軍団もない

一時代が終わったんだなぁとしみじみ感じいりました

 

西部警察がなつかしいです

日産が一番元気だった時代でレパードがかっこよかった

グロリア、セドリック、ローレル、ブルーバード、シルビア、シーマ、、、

今はない車の名前を覚えています

社会人になって初めて乗った車はラングレーだったなぁ

 

 

西部警察PartII OP

 

 

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お腹召しませ

2024年10月30日 | 読書・本

司馬遼太郎賞受賞作

江戸藩士が旗本の家から婿をもらって良縁と喜んでたところ

その婿が公金に手をつけて女郎と夜逃げしてしまう

幕末封建の時代、藩士が切腹すれば家は残すとの沙汰

妻と娘は泣くどころかそろって「お腹召しませ」と言う

まったく理不尽でかわいそうなこと

 

この話の他、全6編の短編集

寝る前に一編づつ、ちょうどよい読み物でした

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きみのお金は誰のため

2024年10月20日 | 読書・本

 

読者が選ぶビジネス書グランプリ2024を受賞した本

20万部を超えてバカ売れしてる本です

 

登場人物は3人の小説です

「お金より大事なモノはない」と考える中学2年生(優斗)

「資産の築き方」を知りたい投資銀行で働くビジネスウーマン(七海)

投資で莫大な資産を築いた成功者(ボス)

 

ボスが話すお金の真実3つ

お金自体に価値はない

お金で解決できる問題はない

みんなでお金をためても意味はない

 

理解はできるけど完全には腑に落ちないってのが正直なとこ

固定概念が固まって頭の柔軟性が衰えている気がする

時間をあけてもう一度読み直してみようと思います

最後は泣けました

 

 

 

 

 

1978年 八神純子の名曲

艶のあるハイトーンボイスが懐かしい

 

思い出は美しすぎて

 

 

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やぶへび

2024年10月01日 | 読書・本

大沢在昌といえばハードボイルド小説

昔、彼の作を読んだのはもう40年以上前かもしれません

 

優柔で人のいい貧乏な元刑事が巻き込まれる騒動

偽装結婚した中国人女性が警察に保護され、しかも記憶喪失、、、

初めて会う妻だけど、ほっとけない性格からなんとか救おうとするも

マフィアとかいろいろでてきてすったもんだ

ハードボイルドじゃなかったけど一気に読めました

 

 

 

 

 

昨年の映画『イチケイのカラス』

テレビ放送を録画してて、やっと昨日見ました

Superflyの主題歌がとってもいい

 

Superfly「Farewell」スペシャルコラボMV

 

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