
待ちに待ったiTMSが日本でも始まったときはすごく嬉しかったですね。それまでMoraのサイトとか物欲しげに覗いていたのですが、待ってよかった。早くSonyとかWernerも参加してほしいものです。
で、僕がそのiTMSで購入した栄えある第一曲目が、このABCの"When Smokey Sings"でした。
僕は、1980年代はシングルの時代だったと思っています。もう、夢のようなキラキラしたポップ・ソングがチャートの中にゴロゴロしていました。今聴くとショボイのも多いですが。。。
1987年にビルボードで5位にまで上がったこの曲、今回久しぶりに聴いたのですが、2005年の今でもキラキラしたポップ・ソングのままでした。ショボくなってなかった。良かった。
スモーキーが歌う時 それはバイオリンの響き
スモーキーが歌う時 僕は全てを忘れられる
彼女が自分の荷物を詰める時
彼女が羽を伸ばしてどこかに去ろうとしている時
玄関のドアはバタンと乱暴に閉まる
だけど裏口ではベルがなる
そしてスモーキーが歌いだすんだ
要は、彼女が出て行って淋しくなってもスモーキー・ロビンソンの歌を聴いていると慰められるんだ、という曲です。そんなビター・スウィートな内容が、"Tears of Clown"や"Goin' to a Go-Go"のようなモータウン調の曲に乗って歌われる、というお洒落な一品です。
僕は、モータウンが好きで、中でもスモーキー・ロビンソンの上品な曲達(Tracks of My Tears、Ooo Baby Baby、I Second That Emotion。。。良いですね!)がとりわけ大好きです。
あのファルセット、たまらないです、切なくて。
そんなスモーキー・ロビンソンを讃えるこの曲、いや、良くないはずがありません。
じゃあ、ABCというバンドは好きなのか?と聞かれると、そうでもない。むしろ嫌いなほうなんですが。。。ボーカルのマーティン・フライのなよっとした声がちょっと。音も1980年代のいかにもなエレ・ポップですしね。
"When Smokey Sings"は、そんな彼らが作った奇跡の一曲だと僕は思っています。
ああ、スモーキー・ロビンソンが聴きたくなってきた。。。
"When Smokey Sings"
from the album 「Alphabet City」
1987 by ABC
written by Fry/White
今回は トラックバックを ありがとうございました。
最近、キンクスの名曲にインスパイアされ、ブログ名を変更されたとの事で、シブイですね(笑)。
また、歌詞の対訳まで、紹介されていて、嬉しくも ありがたいです。
僕は、スモーキーも ABC も好きなので、この曲は、たまらなかったですね。まさか、彼らが、モータウン好きとは、思いもよらなかったですね。
ABCってただのエレポップ・バンドだって思ってたんですが、この曲聴いてから、「むむっ、他の曲ももしかしたら結構いいかも」とか思ったんです。いい加減なものですね(笑)。
歌詞はちょっと意訳が入ってます。ご勘弁ください。。。
この曲が好きだという方、結構いらっしゃるようですね。歌詞など考えた事もありませんでしたが、なるほどそのような意味でしたか。。。
80年代の曲って今聴いても古く感じない曲が多いと思いますが、ABCもその例外じゃなくて、個人的には今でも良く聴くアーティストの一人です。
では、今後もよろしくお願いします。
80年代って、キャッチーな曲がぼこぼこチャートに入ってきてワクワクしました。
ABCは決して僕の好みのバンドと言う訳ではなかったのですが、曲は粒が揃ってましたよね。"Be Near Me"も良かったなあ。
ABCにTBいただきましたが、お返しに
SmokeyでTBさせていただきました。
モータウンにはそんなに詳しいワケではないですが
軽やかに聴けるのは大好きです。
"Being with you"もいい曲ですね。ちょっと柔らかめのファルセットで、スモーキー・ロビンソンさんの円熟っぷりが感じられて僕も好きです。うん、深みがある。コクもある。
今後も宜しくお願い致します!