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セルロイドの英雄

ぼちぼちと復帰してゆきますので宜しくお願いしまする。

音楽バトン♪

2006-03-05 16:06:37 | 音楽


お、音楽バトムです。
今回も
悠雅的生活の悠雅さんからの頂き物です。
これは気合が入りますよ。
CD棚及びiTunesと睨めっこしながら、総力を挙げてお答えしますよ。

それではそろりと参ります。

1.このバトンをくれた人を曲に例えると?

I'll Stand By You / Pretenders (1994)
家庭をしっかり仕切っていらっしゃる様がブログから伺える悠雅さんに似合う曲、やはりカッチョイイ肝っ玉母さんロッカー・クリッシー・ハインド率いるPretendersの1994年のロッカ・バラード、"I'll Stand by You"ですよ。好きになった男(もしくは自分の子供)に対して、「自分はいつでもあなたの味方よ」と歌いかける名曲です。

2.自分を曲に例えるなら?

うーん、これは難しいですよ。考えたこともないですもん。

今、無理矢理思いついたところでは、
Waterloo Sunset / The Kinks (1967)
Do Nothing / The Specials (1980)
Bitter Sweet Symphony / The Verve (1997)

みたいな感じかな??

3.車の渋滞にハマッてしまった時に聴きたい曲は?

まったりしないパキパキっとしたファンクが聴きたいですね。
Get Up I Feel Like Being Like A Sex Machine / James Brown (1970)
なんかで「ゲロンパ!」と無理矢理盛り上がるのが良いかも。

4.恋が成就しなかった悲しい夜に聴きたい曲は?

Winona / Matthew Sweet (1991)
マシュー・スウィートの声、優しくて癒されます。
I Don't Mind At All / Bourgeois Tagg (1987)
だからもう気にしてないって!
Wise Up / Aimee Mann (1996)
映画『マグノリア』の中でもみんなが歌っていたこの曲。いい加減賢くならなくちゃね・・・。

6.ビルの合間を駆け抜ける時に聴きたい曲は?

R.A.M.O.N.E.S / Ramones (1995)

あーれーえもーえーにーえす、らーもーんず!!
Tighten Up / Archie Bell & The Drells (1968)
ギターのカッティングが疾走感があってカッチョイイ。
Your Song / Love Psychedelico (2001)
この曲、確か女の子が走ってるCMで使われてましたよね。

7.真夏のビーチに着いてすぐ聴きたい曲は?

Summer In The City / The Lovin' Spoonful (1966)
Hot Fun In The Summertime / Sly & The Family Stone (1969)


8.片思いに苦しむ夜に聴きたい曲は?

Something To Talk About / Badly Drawn Boy (2002)
『アバウト・ア・ボーイ』の主題歌。あの映画も片思いに悩む男の子が主人公でした。
追記)間違えました。片思いに悩む男の子が出てきたのは『ラブ・アクチュアリー』でした。ワーキング・タイトル製作のこの2作品、イメージが似てるんですよね・・・。
Hello It's Me / Todd Rundgren (1972)
『ヴァージン・スーサイズ』で印象的に使われていました。
I'll Never Fall In Love Again / Dionne Warwick (1969)
この曲は『オースティン・パワーズ』の2作目でエルビス・コステロが切なく歌い上げておりました。

9.大切な友達と喧嘩した後に聴きたい曲は?

All I Really Want To Do / The Byrds (1965)
Rocks / Primal Scream (1994)


10.次に回す5人を曲に例えると?

例によって(いや、2回目ですが)、特に指名はしません。
我こそは!という方是非お持ちください!

ふう、これ、楽しいけど結構エネルギー使いますね。
選曲も、何か忘れているような気がしてしまうし・・・。
うーん、これ、また曲を思いついたら随時更新します。

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【音楽】Ultimate Live / Pulp (DVD)

2005-10-16 00:38:47 | 音楽

オアシス、ブラーとともにブリット・ポップ・シーンを盛り上げたパルプのライブDVDが発売されました。2本入って収録時間190分のお得盤。
一本めは1995年、アルバム"Different Class"発表後のまさに人気絶頂期のライブ(at ロンドン、ブリクストン・アカデミー)。
もう一本は1998年、"This Is Hardcore"発表後の成熟期の野外単独ライブ(at ロンドン、フィンズリー・パーク)。

僕がパルプの映像を初めて目にしたのは、昔フジテレビでやってた音楽番組「ビートUK」で見た「Do You Remember the First Time?」と「Babies」のライブです。クネクネと踊り歌うモヤシ男、それがパルプのフロント・マン、ジャービス・コッカー。この気持ち悪くも格好良い様子に眼が釘付けになりました。
それ以来、熱狂的なファンという訳ではなかったものの、アルバムは新作が出たら欠かさず買っておりました。

僕にとっての彼等の魅力は、ハミダシ者に向けられた皮肉な、同時に愛情にあふれた歌詞をペラペラした紛い物っぽい音に乗せて歌うサマにあります。
「2000年になったら会おうよ。僕はまだ一人で住んでると思んだ。君は子供を連れて来たっていいんだぜ」と幼馴染に歌いかける「Disco 2000」、「僕達は君等とは違うけど、やっぱりここに住んでるんだよ」と強がる「Mis-shapes」・・・

彼等のライブ、今回このDVDで初めてじっくり観たのですが、レコードと比べて音が格段にロックなんですね。意外にキッチリとしたバンド・サウンド。
そんな硬派な音に乗ってクネクネと踊り歌いまくるジャービス・コッカーのステージでのカリスマ感はやはりすごいですね。もともと苦節10年を経て成功を手にしたバンドだけに、ぽっと出のバンドには無いステージングの巧みさを堪能できます。

そして、今回再認識したのは曲の良さ。特に「Something Changed 」とか「A Little Soul」などのミディアム・ナンバーはライブのほうが良さがくっきり出ているような気がしました。アコースティック・ギターを手にしてじっくり歌うジャービス・コッカーもなかなか趣があって良いです。

いや、格好いいですよ、このライブ。2回も来日してるんだから行っておけば良かった。「Common People」の盛り上がりとか観てると本当にそう思います。もう最初から最後までみんな大合唱ですもんね。
往時のパルプの彼の地での人気が偲ばれます。

ドキュメント映画「リヴ・フォーエヴァー」でコメンテータとしてブリット・ポップ・ムーブメントを振り返っておられたジャービス、今何をしているんでしょうか?音楽活動とかしてるのかな?

PS
ok-computerさん、DVD情報ありがとうございました!
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【音楽】What's Your Sign Girl / Alex Chilton

2005-10-04 17:56:00 | 音楽


カトリーナの被害にあって行方不明になったり、 ビッグ・スターとして二十うん何年ぶりに新譜を発表したりとここのところ何かと話題の多いアレックス・チルトンが1995年に発表したソロ・アルバム「A Man Called Destruction」からのメロウな一曲です。

アレックス・チルトン、色々聴きたいと思っているのですが、なかなかその機会がなく、アルバムはこれと「1970」と題された未発表曲集(?)しか持っておりません。両アルバムとも決して作りこまれた作品ではなく、とっちらかった印象なのですが、ザラッとしていてそれでいて人懐っこさがある好盤です。

その「A Man Called Destruction」の中でも特に好きなのがこの曲"What's Your Sign Girl"です。

飛び切りヘタウマなギターに、ニール・ヤングを思わせるか細い声で君の星座は何?僕のと相性は良いかな?とスウィートに歌いあげるアレックス・チルトン。決して名演と言うわけではないのですが、この曲、結構聴きたくなる時があって、いつの間にかiTunesの再生回数で上位に来ています。

この曲、オールディーズっぽい雰囲気の曲で作曲クレジットから見ても誰かのカバーだと思うのですが、誰のなんだろう?

"What's Your Sign Girl"
from the album 「A Man Called Destruction」
1995 by Alex Chilton
wriiten by Daniel Pearson and Anthony Sepe

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【音楽】The Drifter / Pisano & Ruff

2005-09-23 21:38:29 | 音楽


秋です。
秋はソフト・ロックの季節です。
ということで、パイザノ&ラフの"The Drifter"です。

ジョン・パイザノさんのギターがポロンポロンと始まり、
そこに絡むウィリー・ラフさんの気だるげなスキャット
「ぱぱっぱっぱ、ぱぱぱっぴぱ、ぱっぱ、ぱぱぱぱぱぱっぱ。。。」。
いや、字面を見てても分からないとは思うのですが、もの哀しげなんですよ。
ラフさんのフレンチ・ホルンがさらにその寂しさを盛り上げます。

元々はRoger Nichols & the Small Circle of Friendsのシングルで、ソフト・ロックを代表する名曲の一つです。そんなロジャニコのバージョンも良いけど、これも良いですね。
原曲の持つ甘酸っぱさをきちんと掬い取っています。

特にクライマックスのチルドレン・ボーカルによるサビの部分。

     行ったことが無い所があるから
     沈む夕陽に向かって走ってゆくんだ
     僕はちっぽけな人間だけど
     自分の中の放浪者に身を委ねるんだ
     そう、僕の中には放浪者がいる


こうゆう大人な衝動を子供のコーラスに歌わせるからまたグッと来るんですね。
そして、車の走り去る音がSEで入り、パイザノさんとラフさんは夕陽の向こうに走り去ってゆきます。
完璧。
 

ジョン・パイザノ(ギター、ベース、パーカッション、ピアノ)は元ティファナ・ブラス、ウィリー・ラフ(フレンチ・ホルン、ベース、ボーカル他)はジャズ畑の方です。
その二人がハーブ・アルパートのプロデュースの元、A&Mから出したデュオ・アルバム「Under the Blanket」からの一曲です。
このアルバム、全曲良いです。ボーっとしたいときに最適な「木漏れ日」系の名盤です。

"The Drifter"
from the album 「Under the Blanket」
1970 by Pisano & Ruff
written by Nichols-Williams

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【音楽】When Smokey Sings / ABC

2005-09-17 23:10:54 | 音楽

待ちに待ったiTMSが日本でも始まったときはすごく嬉しかったですね。それまでMoraのサイトとか物欲しげに覗いていたのですが、待ってよかった。早くSonyとかWernerも参加してほしいものです。

で、僕がそのiTMSで購入した栄えある第一曲目が、このABCの"When Smokey Sings"でした。
僕は、1980年代はシングルの時代だったと思っています。もう、夢のようなキラキラしたポップ・ソングがチャートの中にゴロゴロしていました。今聴くとショボイのも多いですが。。。
1987年にビルボードで5位にまで上がったこの曲、今回久しぶりに聴いたのですが、2005年の今でもキラキラしたポップ・ソングのままでした。ショボくなってなかった。良かった。

 
    スモーキーが歌う時 それはバイオリンの響き
     スモーキーが歌う時 僕は全てを忘れられる
    
     彼女が自分の荷物を詰める時
     彼女が羽を伸ばしてどこかに去ろうとしている時
     玄関のドアはバタンと乱暴に閉まる
     だけど裏口ではベルがなる
     そしてスモーキーが歌いだすんだ

要は、彼女が出て行って淋しくなってもスモーキー・ロビンソンの歌を聴いていると慰められるんだ、という曲です。そんなビター・スウィートな内容が、"Tears of Clown"や"Goin' to a Go-Go"のようなモータウン調の曲に乗って歌われる、というお洒落な一品です。

僕は、モータウンが好きで、中でもスモーキー・ロビンソンの上品な曲達(Tracks of My Tears、Ooo Baby Baby、I Second That Emotion。。。良いですね!)がとりわけ大好きです。
あのファルセット、たまらないです、切なくて。
そんなスモーキー・ロビンソンを讃えるこの曲、いや、良くないはずがありません。

じゃあ、ABCというバンドは好きなのか?と聞かれると、そうでもない。むしろ嫌いなほうなんですが。。。ボーカルのマーティン・フライのなよっとした声がちょっと。音も1980年代のいかにもなエレ・ポップですしね。
"When Smokey Sings"は、そんな彼らが作った奇跡の一曲だと僕は思っています。

ああ、スモーキー・ロビンソンが聴きたくなってきた。。。

"When Smokey Sings"
from the album 「Alphabet City」
1987 by ABC
written by Fry/White
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【音楽】I-Feel-Like-I'm-Fixin'-To-Die Rag

2005-09-10 17:41:41 | 音楽


"Give me an F!"
えーふ!!
"Give me a U!"
ゆー!!
"Give me a C!"
しー!!
"Give me a K!"
けー!!
"What's that spell!!"
ふぁーーっく!!!
"What's that spell!!!"
 ふぁーーーっく!!!!
"What's...."


映画「ウッドストック」で中で、どのシーンが好きですか?
The Whoの"Summertime Blues"?
イッちゃったJohn Sebastianのやけにピースフルな"Younger Generataion"?
Santanaの熱く盛り上がる"Soul Sacrifice"?
それともJimi Hendrixの"Star Spangled Banner"?

僕は、冒頭の所謂"Fuck Cheer"ではじまる、Country Joe McDonaldがギター片手にソロで歌った"I-Feel-Like-I'm-Fixin'-To-Die Rag"が何といってもとにかく大好きです。

     1、2、3、俺達は何の為に戦っているんだろう?
     そんなこと聞くなよ 俺はどうでもいいんだ
     ベトナムはもうすぐそこに


     5、6、7、天国の扉を開けろよ
     もう考えてる時間は無いぜ 
     ほら、みんな死ぬんだから


曲はベトナム反戦歌で、まあウッドストックですから偉い盛り上がる訳です。カントリー・ジョーに煽られて、最後はみんな立ち上がって30万人で大合唱です(映画ではここで観ている人も歌えるように歌詞がテロップで出てくる)。
もうですね、これ、目頭が熱くなってくるんです。

僕はアメリカ人でもないし、1969年に学生だったわけでもない。
ベトナム戦争なんて全然身近なものじゃない。
だけど、感動出来るんです。

こういうとき、音楽って素晴らしいな、と僕は思います。

"I-Feel-Like-I'm-Fixin'-To-Die Rag"
from the album 「I-Feel-Like-I'm-Fixin'-To-Die」
1967 by Country Joe and the Fish
written by Joe McDonald

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【音楽】Celluloid Heroes / The Kinks

2005-09-06 23:54:24 | 音楽


思いつきなんですけど、本ブログのタイトルを変えてしまいました。
ブログを初めて1週間、そもそも自分でもしっくり来ない旧タイトルをずっと変えたかったのです。TBさせて頂いた先とかにもしかしたらご迷惑をお掛けすることになるのかもしれませんが、ご勘弁ください。
新タイトルは、キンクスの1972年の名曲"Celluloid Heroes"から頂いてしまいました。
とにかく名曲なんです。

     ハリウッド大通りを歩いたら、スターみんなに会えるよ
     覚えている名前もあれば、聞いたこともないようなやつもいる
     有名になる為に頑張り、苦労し、あがいた人達
     成功した人達、そしてただ空しく消えていった人達

この曲の中で、レイ・デイヴィスは"Walk of Fame"に刻まれたかつての銀幕のスター達を懐かしみ、愛おしそうに歌い上げます。グレタ・ガルボ、ルドルフ・ヴァレンティノ、ベラ・ルゴシ、ミッキー・ルーニーそしてマリリン・モンロー。。。   

     僕の人生もハリウッド映画みたいだったらいいのにな
    
セルロイドの中の英雄と悪漢のファンタジー
    
セルロイド・ヒーローは何の痛みも感じない
     セルロイド・ヒーローは死ぬことだって無いんだ

いいですね。ぐっと来ますね。皮肉屋のレイ・デイヴィス、実はロマンチストでもあるんですね。

ということで今日からブログ・タイトルは「セルロイドの英雄」です。

 "Celluloid Heroes"
from the album 「Everybody's in Show-Biz」
1972 by The Kinks
written by Raymond Douglas Davies

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