ほんまかいな、そーかいな、南アフリカ と ちょびっと シドニー そして日本だ!

南アフリカ(2004年)と、シドニー(2005年)での生活の近況報告です。そして日本でも(2007年から)

マラりアの薬

2004年04月02日 | 南アフリカ
日本では、マラリアなどと言ってもあまりピンとこないけど、こちらでは行く場所によっては、マラリアの予防をしておかないとなりません。今回、セントルシアにいくにあたって、マラリアの心配があったんで薬を買いに行きました。 薬局に行くと、マラリアの予防薬は副作用が強いらしくて、すいぶん恐ろしげな注意を何度も繰り返しながら薬をくれました。…どうも、ちゃんと言葉が通じていないと思われたみたい…。
会社のオーストラリアから来ている人に聞くと、オーストラリアでは、マラリアの薬を買うのには医者の処方箋が必要だそうです。
薬を手に入れて、これで安心と思いB&Bを予約する時についでにマラリアの事を聞いてみたら、”ここいら辺は、マラリアの心配はないよ。蚊は、いるけど虫除けスプレーしとけば大丈夫”っていうもんで、なんだ、そうかいな!と薬は飲まずに出かけました。
ところが、現地に着いてトレッキングコースを少し歩くと、もう、わんさかと蚊に刺され、ちょっと心配になりながら、パンフレットを見てたら、
"Anti-Malaria precaution should be taken" なんて書いてあって、
”えー!冗談じゃないよぉ、もう、おもいっきし刺されちゃったよぉ~!”
と言っても、もう、手遅れ。 この薬は出発の1週間前から飲み始めて、帰ってきてからも4週間飲み続けなければならないのです。
ちょっと、心配…。
こちらの人の話を聞くと、こちらでは、マラリアの関係ない地域でも、マラリアの発生地域からトラックに付いてきた蚊に刺されて発病したり、空港などで開けたトランクから蚊が飛び出して他の人を刺して発病したりすることがあるそうです。そういった場合、本人は、マラリアの発生地域に行ったという自覚がないから手遅れになって、致命的なケースが多いそうです。
なんか、恐ろしい話ですよね。
最近の温暖化で日本の南の島あたりでも、マラリアの心配が出てきていると言う話を聞いた事があります。 もう、日本にいても安心はできませんよ!

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