ほんまかいな、そーかいな、南アフリカ と ちょびっと シドニー そして日本だ!

南アフリカ(2004年)と、シドニー(2005年)での生活の近況報告です。そして日本でも(2007年から)

フクロウの災難

2004年04月14日 | 南アフリカ
朝、南アフリカの高速道路を走っているとよく、動物の轢死体をみかける。 すでに、形がないものが多いし、こちらも時速120kmでとばしているので種類までは、よくわからないが、マングースやいたちの仲間のような哺乳類と、フクロウのような鳥類が見られる。 フクロウかどうかと言うのは確信はないが、残っている風切羽の模様がそれっぽいのと、ときどき見かけるフクロウ注意の交通標識から、そうなのかなと想像する次第である。
もちろん、人間も同様で、歩行者注意の標識も市街地近くでは見かける。 高速道路で歩行者注意もないもんだが、実際に人が横断していて、ヒッチハイカーも沢山いるから驚いてしまう。 おまけに夜、道路わきの暗闇に黒人が立っているもんだから、溶け込んじゃって良く見えないのである。
高速道路といっても、制限時速が120kmというだけで、べつに高架になっているわけでもなく、フェンスがあるわけでもないので、そういった事故はおこるべくしておこっているのであろう。
特に夜はいろんな意味で事故が多いので、僕は夜は走らないようにしているのだが、夜活動する野生動物にとっては、災難としか言いようがない。
高速道路横断で印象に残っているのは、もう薄暗い夕暮れ時、N3を走っていたら、 ネズミが左の草原から右に広がる草原に必死で道路を横断している光景が見られた事がある。 それは、もう、なかなかのスピードで、必死に横断しており、結構頻繁に行き交う車にも轢かれる事もなく無事渡り終えた。
しかし、これを追いかけて捕食しようとしているフクロウがいたとしたら、間違いなく車にやられてしまうだろう。 なんとも、フクロウにとっては、災難な事である。


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