『アナザーコード：R 記憶の扉』クリア。(ネタバレ注意)

　『アナザーコード：R 記憶の扉』をクリア。(ネタバレ注意)


　かなり面白かったです。ただし、人は選ぶでしょうね。要は、「アシュレイカワイー」という状態を維持し続ける事が出来るかどうかということだけなのですがね。それによって超面白いか、全然つまらないかが大きく変わります、はい。つまり、ゲーム自体は、まあちょっとアレな感じですw
　私的には、かなり面白かったですね。綺麗になった16歳のアシュレイの、色々な表情をみれるだけでもたのしいですし。なんなのでしょうか、前作のDの話といい、今回のケリーが見えてしまう話といい、アシュレイは霊に対しての何か力を持っているとかそんな感じの子なのですかね。
　父親は相変わらず不甲斐ないですがね。こっちは必死に訴えかけてるのに、「いや、それは…　ちょっとまて…　まさか…　しかし…」的な事を言って考え込みはじめたら、お前しっかりせいよ！　っていつも思いますね。　サヨコはそのあたりに母性本能をくすぐられたのか…w　
　結局、いつもこのシリーズは消化不良気味で終わるのですが、今回もそんな感じです。
　唯一のゲーム部分というか謎解きのミニゲームがあるのですが、ホント、こんな事をして何が楽しいんだって感じですね、DSの時からずっとそうですが。どうでも良いことが多いですねw　次があるならむしろそこは継続していってもらいたい。

　美少女ものとか興味ないけど、アドベンチャーゲームは好きで、画もコテコテのキャラ絵じゃないし、雰囲気も良さそうなんで買ってみよう。なんて、思ってる方がもしおられれば、絶対やめとけって言いますね、僕は。ただし、画面写真とか見たときの第一印象が、「この女の子可愛い」だった人は絶対買うべきです。買ってアシュレイに萌えるべきです。ワゴンで新品1680円で売られていたりしたら、ちょっとガッカリしますけどもw
　総評としては、かなり地味。一歩間違えば世界がおかしくなるような話なのに、緊迫感としては、「この人ピストル持ってるよ、ぱぱが撃たれちゃったらどうしよう」のような、非常に小さな範囲内のもの。まあ、それが普通といえば普通なのでしょうけどw　普通とか言ってるの時点でゲームとしては地味すぎるって事ですよね。
　ただし、終盤はアシュレイが妙に格好良くて◎。急に主人公的な台詞とか言い出す違和感は気にしない。

　私としては、もちろん続編出して欲しいですね。アシュレイが主人公の今度は自分に関係の無い話でも良いと思いますし。まあ、タイトル上、やるなら、アナザーを悪用しようとしている組織の上層部を叩く話になるのかな？　もちろん、ショタ霊引き連れて…