ダノンリバティ×豊J、毎日杯(GIII)２着も豪脚発揮！

　ポルトドートウィユが予想以上に晩成というか、もっさりタイプと言いますか。…勝ちきれない。
クラシックにのせるため必勝の仕上げで臨んだ若葉S(OP)でしたが、前をとらえられず、後ろの馬にも交わされての4着。
　若草Sの日の阪神は内の芝が圧倒的によく伸び、徹底された前残り馬場だったのですが、中団からの競馬だったとはいえ、もうひと伸びできねばクラシックでは…といったような感じでした。
　いつも、最後は何とか伸びるんですが、ゴール板の位置を馬が理解してないというか、時すでに遅しの末脚。父親のディープインパクトは我慢が大変だったとはいえ、スイッチオンで一気に最高速に乗るような馬だったのですが、どうにもこのドートウィユは最高速に乗るまでの加速時間がかかり過ぎの印象です。ある程度前目で競馬して、自ら動くだけの力が付けば…といったところでしょうかね？
　とは言え、豊Jがこよなく愛したあのエアグルーヴのお孫さん。乗り続けて何とか開花させてあげてほしい。今の競馬は豊Jと言えど一度へぐれば、乗り替わりだってあり得ますから…心配しましたが、とりあえず、次走は京都新聞杯(GII)で３度目のコンビが確定ということで、楽しみがまた増えました。何とか、何とか頑張ってほしい。がんばれポルトドートウィユ！

　対照的にコロッと転がり込んできたのがダノンリバティ。本日の毎日杯(GIII)で見せた末脚はまさしくGI級。阪神の坂をものともしない伸び脚は、東京の長い坂でも衰える心配はなさそうで、さらに切れ味も増してきそう。この馬でNHKマイルカップとか…期待しちゃいますけどねー！

　さて、本日はドバイミーティング。日本馬も多く挑戦しており楽しみなのですが、何より驚きなのが、GIが増えてる！！
うらやましい限りですよねー。日本のジャパンカップももっともっと、種類を増やして、一日にたくさんのGIをやって、海外からのお客さんにもいっぱい来てもらって…そうしていかねばならないと思うのですがねー。豊Jの応援をしていると、日本の競馬ももっともっと、がんばってほしいと思いますよね。ジャパンカップとJBCと正月競馬の整備だけは急いでほしい。

　ドバイデー日本馬がんばれ。