KEN's DAIRY

けんまるの日記。不定期更新

『天皇賞〈秋〉(GⅠ)』、ウォッカ×豊Jが現役最強を証明!!

2008年11月02日 | 競馬
 ウォッカ号×豊J、天皇賞制覇おめでとうございます~! いやあ、そりゃ豊J程の騎手ですから、いつかはGⅠ制覇するのはわかってるんですけど、しかし長いトンネルでしたよ! しかし、レース前インタビューと勝利騎手インタビューではウォッカの為に頑張る、ウォッカのおかげで勝てた、(ウォッカに声をかけるとすれば)ありがとう。などなど、まさにウォッカに勝たせてやりたいと言う気持ちを強く感じましたね。わたくし、終始感動しきりでしたよ。
 ゴール前でハナ差を制することが出来たのも、心の底からウォッカに勝たせてあげたいと思った豊Jの思いが通じたのでしょうし、騎手として絶対負けられないんだと言う意地とプライドも見せていただきましたし、道中の結果論視点から計算されつくされた、完璧な騎乗と言い、今日は正直、見ていて最高の気分でした。
 最高のレースで、最高の騎乗をして、ウォッカが現役最強馬であることを証明して見せた豊J。 コレですよ! コレが豊J本来の持ち味であり、豊Jにしか出来ない芸当な訳です。 道中なんて、惚れ惚れするぐらい完璧な騎乗ですものね。

 ところで、本場場入場後のキャンターで外ラチ沿いを走ったのには、何か意味があったのでしょうかね? 単に自信があるからって事ではないのだろうし、その辺の理由とかは、是非知りたいところです。 外ラチ沿いキャンターも結局は、今のウォッカを考えての最善の行為だったわけでしょうし、そのほかも、我々には気が付かなかった、細やかな彼女への配慮が多数あったはず。そうでなければ今日の2センチ差の勝利は無かったはずです。
 とりあえず、ウォッカと他の出走馬達には、素晴らしいレースをありがとうと言いたいです。本当に感動しました。
 豊Jのファンで本当に良かったって思ってます。

 さて、こうなるとジャパンカップはサムソンかウォッカか? もう選択とか言うレベルの馬たちではないですが、流れを一気に引き寄せた、今の武さんならば最高の選択をされるものなのだと信じています。楽しみです。

 さて、明日はヴァーミリアンとメイショウバトラー。どちらもラストシーズンでしょうか? 特にヴァーミリアンは色々と長い付き合いでしたから。最高のスタートを切って欲しいもの。

 どちらにせよ、今日の勝利で、悪い流れを一気に変えたと思われる豊J。今年の残りのGⅠでの怒涛の好騎乗に期待です。

ウォッカが『天皇賞〈秋〉(GⅠ)』を制覇!

2008年11月02日 | 競馬
 ウォッカが『天皇賞〈秋〉(GⅠ)』を制覇! やったー! バンザーイっ!

 いやいや、素晴らしい競馬でしたよ。道中はダイワが逃げ、先行集団は無く、ぽつぽつ数頭。結構前目の先行位置にディープスカイ。そしてそのすぐ後ろの外目にウォッカ。豊Jのポジションはまさに教科書どおりで完璧でした。馬もスタート直後、ちょっとイラッとしてるのかな?とは思いましたが、すぐに折り合っていたのじゃないでしょうか? そして、ほぼ、そのままのポジションで直線。直線ではウォッカは 少し早めのスパート、この追い出しのタイミングは絶妙だったのでしょうね。そして直線半ばで内のスカイを競り落とし、まずは一頭。そして後は最内のダイワスカーレットのみなのですが、残り200あたりで、もちろん快勝を予想しました。馬の伸びからして当然ですね。しかし、こっからダイワがもう一伸び!思わず「うそッ!?」って感じでしたが、「いやいや! かわすやろ! かわすやろ!? かわすやろー? えーーーーー!?」ってところがゴール。正直100%ダイワが残ったように見えました。(関西TVを観ていたのですが、カメラがゴール板の斜め後ろにあるんですよね。)

 信じられないダイワスカーレットの強さ!このブログでも現役最強馬と評してきたダイワスカーレットではありましたが、まさか追い詰めると、ここまでのポテンシャルを発揮してくるなど、誰が想像したのでしょうか? しかし、3歳時に一度も相手にされなかったウォッカが、そこまでダイワを追い詰めたと言う事も忘れてはいけません。彼女もまた大人になりスーパーパワーアップを果たしているのですよ。一度付けられた差を埋めたと言っても良いでしょう。
 ですが、僅差にしてもエライ 判定が長いなぁ…と、思っていたら、なんとハナ差ウォッカの勝利!思わず、「うおおおおおお!」と叫んでしまいましたね! 差は2センチらしいです。タイムはなんと1:57.2のレコード。激戦を物語っています。
後からJRAの映像を見ると完璧にウォッカが交わしていますが、レース後一着のところにダイワが入っていくから、結果が出るまで、「やっぱダイワかー!」って思ってましたね。

 しかし、良い勝負でした。本当に名勝負で、正直、牝馬-牝馬のワンツーなんて有り得ないと思っていたのですが、もう、そんなの関係ないですね!久しぶりに感動しました! 勝ち負けを超えた勝負だと思っていたのですが、ウォッカが勝ってるなんて最高ですね! 正直、ウォッカに惚れてしまいそうでw 本当におめでとうございました!

 つい10年前までは牝馬や3歳馬の天皇賞挑戦なんて、華があっていいよね?程度のものだったと思うのですが、名勝負の主役3頭が全て牝馬・3歳馬。時代は変わっているのだな、と言う事も実感した一戦でした。

 とりあえず今は、各馬に故障が出てないことだけを願ってます。コレだけの、サラブレッドの競争能力の限界付近での大激戦ですから。名勝負の代償みたいな事が無い事だけを本当に願ってます。

 しかし、恐ろしいのはダイワスカーレットの強さ。今日の出来で、長期休養明けな上に、まだ多少急仕上げで、馬体に余裕があったらしいですから(汗)。 次はジャパンカップでしょうね? もう、むしろ見てみたいですよ。世界最高峰の舞台で見せる、この馬の完成型というものを。
 ディープスカイはレースを落ち着いてから観てみると、2・3回ウォッカに抵抗してますね。ウォッカもコイツを競り落とすのには、かなりの体力を使ったのでしょうね。 ディープスカイ、やはり相当の競争能力を秘めているのは間違いないようです。
 最後は、もちろんウォッカ! 次はジャパンカップでしょうか? ダービー馬ですもの、変に路線を変更して欲しくは無いですね。今日のレースで、ウォッカは現役最強馬となったのですから!