あさねぼう

記録のように・備忘録のように、時間をみつけ、思いつくまま、気ままにブログをしたい。

須賀敦子

2019-08-14 10:02:31 | 日記
須賀 敦子(すが あつこ、1929年1月19日(戸籍上は2月1日)- 1998年3月20日)は、日本の随筆家・イタリア文学者。 従兄弟には、考古学者で同志社大学名誉教授の森浩一がいる。
20代後半から30代が終わるまでイタリアで過ごし、40代はいわゆる専業非常勤講師として過ごす。50代以降、イタリア文学の翻訳者として脚光を浴び、50代後半からは随筆家としても注目を浴びた。2014年には、イタリア語から日本語への優れた翻訳を表彰する須賀敦子翻訳賞が創設された。

『須賀敦子全集』 全8巻+別巻、河出文庫(2006~2008、別巻2018)
1.ミラノ霧の風景、コルシア書店の仲間たち、旅のあいまに
2.ヴェネツィアの宿、トリエステの坂道/エッセイ 1957~1992
3.ユルスナールの靴、時のかけらたち、地図のない道/エッセイ 1993~1996
4.遠い朝の本たち 本に読まれて 書評・映画評集成
5.イタリアの詩人たち、ウンベルト・サバ詩集ほか
6.イタリア文学論 翻訳書あとがき
7.どんぐりのたわごと 日記
8.書簡 年譜 ノート・未定稿 初期エッセイほか
別巻、対談・鼎談(1992~1998)

☆ 須賀敦子の随筆は、文体の持つ優しさと強さと柔軟さがある。『ミラノ 霧の風景』、『コルシア書店の仲間たち』などは、また、読み返してみたい文章である。(つかさ)