あさねぼう

記録のように・備忘録のように、時間をみつけ、思いつくまま、気ままにブログをしたい。

時間とはなんだろう

2019-08-03 23:26:29 | 日記
誰にでも同じように流れて、逆回しにできないもの―普段思い描く時間の姿は、実はごく限られた一面。最先端の物理学では、時間は、“空間・物質・力を含む巨大な構造の一部”と考えられはじめています。ニュートン力学、カオス、特殊相対性理論、一般相対性理論、電磁気学、場の量子論、超弦理論…物理学の歴史を辿っていくと、美しく壮大な、時間の真の姿が見えてくる!

なぜ「時間」が存在するのか?
時間はいつ生まれたのか?
時間は逆方向に進まないのか?
本当に時間は「流れて」いるのか?
――科学が示す驚きの“時間観”とは!?

■おもな内容
第1章 時を数えるということ
第2章 古典的時間観 ――ガリレオとニュートンが生み出したもの
第3章 時間の方向を決めるもの ――「時間の矢」の問題
第4章 光が導く新しい時間観の夜明け ―― 特殊相対性理論
第5章 揺れ動く時空と重力の正体 ―― 一般相対性理論
第6章 時空を満たす「場」の働き ―― マクスウェルの理論と量子としての光
第7章 ミクロ世界の力と物質 ―― 全ては量子場でできている
第8章 量子重力という名の大統一 ―― 時間とはなんだろう?

【著者紹介】
松浦壮 : 1974年生まれ。1998年、京都大学理学部卒業。2003年、京都大学大学院で博士号(理学)を取得。その後、素粒子物理学者として日本、デンマーク、ポーランドの研究機関を渡り歩き、2009年、慶應義塾大学商学部勤務、2016年から同大学教授。研究テーマは、超弦理論と数値シミュレーションによる超対称ゲージ理論の解析。研究の傍ら、自然科学を専門にしない学生を対象に物理学の講義をおこなう。


☆ NHKのラジオの「カルチャーラジオ 科学と人間」で3ヶ月に亘って、松浦壮さんの講義を聞いてきました。時間とはなんなのか、時間はどのように考えるテーマなのか、時間はどのように測るか。ある人は、時間を刻む「時計」を発見・発明した人・人類は素晴らしいと言っていたが、確かに誰がいつ頃から「時間」を概念として、考えたのでしょうか。時間は「空間」に転じると、長さになるそうです。(つかさ)