あさねぼう

記録のように・備忘録のように、時間をみつけ、思いつくまま、気ままにブログをしたい。

北海道の黒岳で滑落死した登山家の谷口けいさん

2020-05-31 10:40:40 | 日記
 昨年暮れ、世界的な登山家、谷口けいさん(43)が大雪山系黒岳(北海道上川町)で滑落死した事故は、世界の山岳関係者に衝撃ニュースとして伝えられた。谷口さんは2007年、世界最高峰のエベレストに登頂し、09年には「登山界のアカデミー賞」といわれる「ピオレ・ドール(黄金のピッケル)」賞を女性として初めて受賞したことでも知られる。死のきっかけは登山中の「用足し」だった。日本を代表する女性アルピニストの無念の滑落死をめぐってさまざまな「憶測」を呼んでいる。

やっかいな「自然現象」

 谷口さんは仲間4人と12月20日に入山。冬山装備に問題はなく、翌21日に登頂を果たしている。その後、谷口さんは用を足すためにパーティーと離れ、連絡が取れなくなった。捜索すると近くの斜面に滑落した跡が見つかり、谷口さんのものとみられる手袋も落ちていたという。

 世界でもトイレ事情の悪いエベレストのような高峰に挑むクライマーにとって、自分の排泄物をどう処理するかは悩ましい問題である。「一流」といわれる登山家はビニール袋とトイレットペーパーをあらかじめ用意して汚物ごと持ち帰るが、岩陰に放置したままという“不届き者”も後を絶たない。人間の排泄物の処理をめぐる環境汚染という問題も浮き彫りになっている。

社会心理学の概要・理念

2020-05-30 19:30:49 | 日記
社会心理学は社会科学の一分野として位置づけられている学問です。
たとえば恋愛や犯罪といった現象は人が一人で生じることはなく、必ず2人以上が関わることで発生します。
このように、2人以上の人間が関わって生じる心理現象や行動特性について研究するのが社会心理学です。
心理学が一個人の心理現象や社会行動とは関係なく生理的な過程での心理現象を研究対象とすることも少なくないのに対して、社会心理学は人と人との間で起こる社会的な事象を研究対象としているのが大きな特徴の1つです。
そのため、社会心理学の研究過程においては理論的な考察に終始することなく、実地での調査や実験を通じて仮説を実証する形で進められることが少なくありません。
もともとは心理学と社会学を合わせた学問として誕生したと考えられており、集団心理や対人認知といった現代社会においても多方面から関心を寄せられている分野となっています。
複雑化する現代社会における課題やそれらに対する解決策を提唱する上で、重要な学問分野といえるでしょう。

社会心理学で学ぶこと
社会心理学の研究分野には、大きく分けて次の4つがあります。
・社会の中における個人の心理
・個人と個人の対人認知
・集団心理と行動
・社会現象、社会問題
人が2人以上関わるところには、必ずと言っていいほど社会心理学による考察が可能な事象が隠れていると言ってもいいでしょう。
いずれも心理学の定説や過去の研究を参照しながら、今現在の社会において見られる現象や課題を心理学の手法を用いて実証していきます。
実験の過程においては、必要に応じて被験者に実験の真意を伝えないまま進めたり、架空の実験目的を伝えたりすることも少なくないため、被験者の心証にも配慮する倫理観が求められることがあります。
こうした実証を積み重ねることによって、実社会で応用可能な理論や法則を見出していきます。

青木理

2020-05-29 19:14:17 | 日記
青木氏 行きつく先は安倍政権の体質だと思います。問題点は数えきれませんが、たとえば政権の「人を見る目のなさ」は重症です。
 黒川氏の場合でいえば、人あたりがよくて根回しや調整能力にたけている点は、検察官僚としては有能なのでしょう。政権からの評価が高かったのも理解できなくはない。ただし、検察組織のトップとして適任かといえば、それはまったく違います。政官界への根回しや調整能力にたけているということは、それだけで政治からの独立が求められる検察組織への深刻な疑念を引き起こします。公訴権を基本的に独占し、独自の捜査権まで有し、時には政治を捜査のターゲットにする検察トップの検事総長には明らかに不向きです。

 それぞれの機関のトップには、それにふさわしい人材がいます。内閣法制局長官、日銀総裁、NHK会長、各省庁の幹部などもそうですが、安倍政権は歴代政権がかろうじて自制してきた人事権を放埒に行使して、政権にとって都合のいい人物、政権にとって使い勝手がいい人物ばかり抜擢するという恣意的な人事を強行してきました。その結果、霞ケ関などには忖度病が蔓延し、公文書は改ざんされ、統計は不正処理され、ついには検察でも脱法的な法解釈変更や法改正の動きまで出るようになった。

 そういう意味では今回の事態も、安倍政権の「人を見る目のなさ」と放埒な人事権行使が生み出したのです。もちろん黒川氏本人にも、一緒になって賭けマージャンに興じた新聞記者にも、法務・検察組織にも大いに問題はありますが、実は法務省は昨年末、黒川氏を定年退職させる人事案を官邸に示していたんです。黒川氏自身もそのつもりで、退職後に所属する弁護士事務所も決まっていた。ところがその人事案を官邸が蹴飛ばし、定年退職を認めなかったから、法務省は定年延長などという奇策をひねり出し、黒川氏は東京高検検事長の座にとどまることになりました。

 だからこそ、奇策を後づけで合法化する検察庁法改定案もつくられ、黒川氏が渦中の人物となり、今回の騒動も起きてしまったんです。すべてを明確に謝罪し、一連の事実経過を説明し、責任をとるべきは、どう考えても安倍政権です。そのことを忘れてはいけません。

「スーパーシティ」

2020-05-28 09:54:25 | 日記
<未来像の構成要素(10分野)>
•移動:自動走行、データ活用による交通量管理・駐車管理など
•物流:自動配送、ドローン配達など
•支払い:キャッシュレスなど
•行政:ワンスオンリーなど
•医療・介護:AI ホスピタル、データ活用、オンライン(遠隔)診療・医薬品配達など
•教育:AI 活用、遠隔教育など
•エネルギー・水:データ活用によるスマートシステムなど
•環境・ゴミ:データ活用によるスマートシステムなど
•防災:緊急時の自立エネルギー供給、防災システムなど
•防犯・安全:ロボット監視など

内閣府では、10分野のうち少なくとも5つの領域以上で、実証事業レベルではなく、2030年頃に実現される未来像を域内限定で完全実施することを目指している。
「スーパーシティ」の実現にあたっては、領域を超えた横断的データ連携基盤の構築に向けた実装技術について、イメージ図をまとめている。

「四住期」に関する覚え

2020-05-27 21:30:26 | 日記
四住期:アーシュラマ(āsrama)

学生期:梵行期、ブラフマチャルヤ(brahmacarya)
8歳~25歳頃 春・青春
世間に生きるすべてを学び、体を鍛え、きたるべき社会生活のために備えて勉学に励む青少年の時期。

家住期:ガールハスティア(gārhasthya)
25歳頃~50歳頃 夏・朱夏
家長期とも言うべき時期。大人になって職業につき、結婚して一家を構え、子供を生み育てる勤労する壮年期。

林住期:ヴァーナプラスタ(vānaprastha)
50歳頃~75最頃 秋・白秋
職業や家庭や世間とのつき合いなどのくびきから自由になってじっくりと己の人生を振返ってみる時期。務めを一段落させ、人生の本質を見つめて自己実現した後の事を考える熟年期、初老期。社会人の務めをおえた後、全ての人が迎える最も輝かしい「第三の人生」=黄金期,収穫期

遊行期:サンニャーサ(samnyāsa)
75歳~ 冬・玄冬
生の最後の充実と死を迎える準備をする老年期。人生最後の締めくくりである死への道行き=幼い子供の心に還っていく道行き。