写真7.ストロボを発光させてないのに「活気」が写ることもある?
雨の降る昼間、ストロボを強制発光モードに設定してないデジカメで撮影すると、空から落下中の雨滴は一本の連続線(落下線)として写ります(写真7)。
ところが、後から上の写真を見直して気付いたことなんですが、説明のつかない奇妙な自然現象が写っていました。
樹齢400年の大ケヤキの周囲の地面から、打ち上げ花火のように上昇するものがあります。それらは、風で斜めになった雨の落下線にピタリと平行し、斜め上方へ向けて白い煙のような水蒸気の尾を引きながら、電線よりも高く飛んでいます。
このデジカメ写真を見て考えました。もしかしたら、白熱電球型の「中活気」は真っ白に光っていて、ストロボの閃光に反射しなくてもデジカメに写るのかもしれない。
あるいは、雨空が暗くて私の知らないうちにピカッとストロボが発光したのだろうか。でも、そうであったなら、雨滴の落下線が写るはずがない。
また、急上昇している「活気」を、一応、「中活気」と見ておきましたが、もしかしたら後記の「大活気」かもしれません。でも、この写真には「大活気」と判定することにした砲丸のような気泡が写ってない。それで、「中活気」としておいただけです。
今は何が正しく何が間違いなのか、確かな証拠が何もありません。まだ、まだ、分からないことだらけです。〔続〕
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
Copyright Dr.NAKAJIMA All Rights Reserved 転載・コピー厳禁