ストラバイトSOS!

愛犬・愛猫の尿の中にキラキラ光る粒々(ストラバイト)が見えたらSOSです。尿のpHチェックに特許pHスティックをどうぞ!

Dr.中島健次(獣医師)の最新知見sos120

2010年08月30日 07時20分12秒 | 犬・猫
 事実かどうか確かではありませんが、火のない所に煙
は立たず。豆腐や納豆、ペット缶詰に含まれている野菜
や豆類なども立派な茹で野菜ですので、愛犬愛猫に食べ
させないようしてください。

⑧結石は絶対に溶かせません。結石は骨組織から流れ出
たカルシウムに包まれているから溶けないのです。
 蓚酸カルシウム結石はもちろん、「ストラバイトに由
来する結石」も溶かせません。
 もしも、結石が溶けるのであるなら、それはカルシウ
ムが溶けるということであって、当然、固い歯も骨も溶
けてしまいます。
 そんな危険なものは、厚生省薬事課も農水省畜産局衛
生課薬事室も医薬品として認可するわけがありません。
 一方、アルカリ性の尿の中で巨大化した三重燐酸結晶
由来のストラバイト(尿晶)なら、酸で溶けます。
 すなわち、骨組織から流出した燐酸塩類(燐酸、アン
モニウム、マグネシウム)は、中性(pH7.0)以上のア
ルカリ尿の中で析出して三重燐酸結晶になり、みるみる
大きくなって砂粒状のストラバイトになります。
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Dr.中島健次(獣医師)の最新知見sos119

2010年08月29日 07時13分17秒 | 犬・猫
 犬や猫の尿を常に弱酸性状態にさせたまま茹で野菜を
食べさせ続けていると、何故なのかメカニズムは不明な
がら、突然、pH6以下の酸性尿が出てきます。
 それは、膀胱に大きな蓚酸カルシウム結石ができたこ
とのシグナルだそうです(獣医師仲間のうわさにすぎず
事実は未確認)。
 尿を酸性にする酸性食品として、肉・魚・穀物などの
安い国産品が列挙されているのに、わざわざ高価で不味
い処方食やフマール酸、クランベリージュース(いずれ
も開発に獣医師が関与)などは必要ありません。
 診療の名において、飼い主さんたちに安価な国産品で
なく、高価な輸入品を押しつける動物病院が少なくない
ようなので、唖然とさせられます。

⑦犬や猫に外国産の輸入処方食を常食させていると、膀
胱内の尿のpHがいつも弱酸性状態のままのままになって
しまいます。それではいけません。
 尿のpHは絶えず目まぐるしく上下変動を繰り返すのが
正常で健康な姿です。常に酸性の尿が出続けるのは、人
間なら痛風や糖尿病患者の特徴です。
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Dr.中島健次(獣医師)の最新知見sos118

2010年08月28日 06時39分39秒 | 犬・猫
 私が隠居する前、獣医師の集会で首から下げていたプラカード
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 昔から馬や牛でやられていた「尿線カット」が、今や
犬・猫でも簡単に実施できるようになりました。
 この独創的なpHチェッカーご使用いただくことにより、
排尿中の新鮮な尿の「尿線カット」(後述)という手法
で、どなたも新鮮な尿のpHを簡単かつ確実にチェックし
ていただけます。ぜひ、お試しになってみてください。

⑥犬や猫において、運動の次に効果があるのは肉・魚・
穀物などの酸性食品を食べさせることです。
 食べれば尿が酸性になる酸性食品や、食べれば尿がア
ルカリ性になるアルカリ性食品が存在することは、80年
以上も昔に出版された医学専門書(「内科診療の実際」、
東京・南山堂)に明記されています。
 この本からコピーし食品一覧表(A4一枚)を用意して
ります。ご関心がありますれば、特許pHスティックを
ご発注される際、「食品資料請求」と付記していただけ
ますれば、製品に同封して郵送させていただきます。
 大正時代に出版された古典的資料で、松茸・松露など
今では手の届かない高級食品も記載されてますが、他の
ものはどれも国内で安価に買えるものばかりです。
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Dr.中島健次(獣医師)の最新知見sos117

2010年08月27日 07時02分27秒 | 犬・猫

 ウソだと思うなら、先ずあなたご自身が走ってみてく
ださい。運動後、あなたの尿のpHは必ず弱酸性~酸性に
低下しているはずです。
 運動前にご自身の尿のpHをチェックしておけば、確実
に比較できて、運動効果を確認していただけます。
 そう! そうなんです!
 今では自分で尿のpHを簡単にチェックできるんです!
 飼い主さんがご自分の尿のpHを簡単に検査できるのと
同様に、愛犬愛猫の尿も簡単に検査してあげられます。
 そのため、嫌がる我が子(犬猫)を無理ヤリ動物病院
に連れて行かなくて良くなったのです。
 排尿中の新鮮な尿のpHを自宅で検査できますから、も
うコップなどにオシッコを採取したり、スポンジに浸み
込ませたりする手間が無用になったのです。
 しかも、pHが変化してアルカリ性になったり、結晶の
析出が進んでいるかもしれない保存尿を、わざわざ動物
病院へ持って行く必要がなくなりました。
 飼い主さんたちに愛犬愛猫の「尿線カット」を簡単に
していただけるようにと願い、工夫を凝らした世界唯一
の「特許pHスティック」(後述)が発明されてます。
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Dr.中島健次(獣医師)の最新知見sos116

2010年08月26日 07時38分25秒 | 犬・猫

 私の言う「キラキラ」とは、犬や猫の尿の中に光って
見える砂粒大のストラバイト(尿晶)のことです。
 ストラバイトが出ると、愛犬が排尿した道路の上など
にキラキラ光る粒々が見えます。猫の場合も、トイレ砂
や畳みの上などに付着したキラキラが目立ちます。
 このキラキラ光る粒々に気付かなかったら、あなたの
目は節穴です。飼い主失格となりましょう。キラキラを
見落とせば、尿道閉鎖や尿毒症の憂き目を見る破目にな
る場合が多いことを覚悟してください。
 繰り返します。微小な三重燐酸結晶は無害です。それ
を有害であるかのように宣伝し、素人の飼い主さんたち
に余計な買い物を強いるのは詐欺です。騙す方も悪いけ
れど、騙される方もバカなんではないかしら?

⑤アルカリ性が続く犬や猫の尿を一時的に酸性化させる
のは簡単です。一番手っとり早くて安上がりなのが毎日
の運動励行です。
 運動して筋肉が疲労すれば、筋肉で生産された乳酸な
どの疲労物質が腎臓で濾過され、必ず酸性の尿が出てき
ます。あれこれ疑って議論するのは時間のムダです。
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Dr.中島健次(獣医師)の最新知見sos115

2010年08月25日 07時32分31秒 | 犬・猫

 それに比べ、金さへ払えば獣医師がヘイコラするかの
ような、幼稚で未熟な言動を示す飼い主もいます。だか
ら獣医師を怒らせ、侮らせ、カモにされるのです。
 もしも、動物病院で尿結晶を口実に高い買い物をさせ
られたとしたら、あなたは主治医の目に立派な大人とは
見られなかったのかもしれませんね。

④「キラキラ光る結晶を見せてもらった」というブログ
を目にしました。が、それは粒々のストラバイトのこと
でなく、顕微鏡でなければ見えない微小な尿結晶のこと
でした。
 動物病院の顕微鏡に連結したテレビスクリーンに写る
微小な尿結晶は、ストラバイトじゃありません。本物の
ストラバイトなら、顕微鏡は不要です。尿結晶が巨大化
して砂粒みたいになっているので、肉眼で見えます。
 数ミクロンの微粒子を光線にかざしても、乱反射でキ
ラキラ光ることはなく、肉眼で見ることはできません。
顕微鏡で数100倍も拡大して見るから、微小な尿結晶で
もキラキラ光って見えたのです。
 だから、そんな微小な尿結晶をストラバイトと呼ぶの
は間違いです。三重燐酸結晶と呼ぶのが正しい。

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Dr.中島健次(獣医師)の最新知見sos114

2010年08月24日 05時53分27秒 | 犬・猫

 保存尿のpH変化とともに、飼い主さんが心得ておくべ
きことは、尿に溶けていた燐酸塩類(燐酸・アンモニウ
ム・マグネシウム)の析出(結晶化)です。
 でも、こういう極微小な尿結晶は無害です。たとえば、
サラサラのガラス粉を手の平に刷り込んだって傷は付か
ないし、目に入れても異物感はなく痛くありません。
 それと同様、大きさが数ミクロンにすぎない微小な尿
結晶によって、膀胱粘膜や尿道粘膜を傷つけられるはず
がないのです。
 それ故、顕微鏡でなければ見えない微小な尿結晶は無
害であり、決して血尿の原因にはなりません。だから、
今すぐ尿を酸性化する必要など全くありません。
 どうか、飼い主さんたちは賢明であれかし。カモネギ
(ネギを背負った鴨=オレオレ詐欺にかかる老人)みた
いに侮られ、ナメラレないようにシャンとなさってくだ
さい。目に見えない微小な尿結晶は無害なんですよ。
 だけど、獣医師だって普通の人間です。ちゃんとした
大人の飼い主様を軽視したりはしません。出産・育児・
老親介護・臨終看取・葬儀などを経験してこられてきた
大人の方々なら、一目で分かります。
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Dr.中島健次(獣医師)の最新知見sos113

2010年08月23日 08時30分41秒 | 犬・猫
 愛犬愛猫を運動させるだけで必ず尿が酸性化するし、
肉や魚、穀物などの酸性食品を食べさせても弱酸性~酸
性の尿が出てくるのです。わざわざ不味くて高価な薬品
や処方食などを買い与える必要はありません。
 ほんの数10年前まで、小型の愛玩犬を除き、日本の犬
の大半は屋外で寝るのが当たり前のことだったし、猫た
ちも家の外への外出が自由でした。
 敏捷な猫たちは、憎い犬に追いかけられて死に物狂い
で木の上に逃げたり、ネズミや雀などの生肉を常食にし
ていました。そのため、ストラバイトなんかとは全く無
縁だったのです。
 だから、愛犬や愛猫を室内に閉じ込めるからには、そ
れなりの代償的努力が不可欠です。どうか、毎日の運動
励行を怠りませぬよう。

 ③犬や猫の尿を採取してから室温に放置しておくと、
尿中の雑菌がみるみる増殖し、酸性だった尿でもアルカ
リ性になりがちです。
 それ故、自宅で採取した愛犬愛猫の尿を動物病院に持
参するときは、必ず保冷に注意してください。
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Dr.中島健次(獣医師)の最新知見sos112

2010年08月22日 06時52分11秒 | 犬・猫


 ②犬や猫の尿の中には、通常の尿成分の一つとして、
種々の結晶が存在しています。それが当り前の普通の正
常な生理現象であるというのに、あたかも危険な疾病で
あるかのごとく飼い主さんを脅し騙し、無用な〇〇が売
りつけられているようです。
 でも、目に見えない微小な尿結晶なんて無害なんです
よ。枝豆を食べた翌朝、誰にも例外なく尿に蓚酸カルシ
ウムの微小な結晶が出てきます。ホーレン草やタケノコ
を食べても、必ず蓚酸カルシウムの結晶が出てきます。
 だからと言って、枝豆やホーレン草やタケノコが有害
なので食べてはいけない、結石の原因になるなどと警告
する医師や栄養士など一人もいません。
 何故なら、そんな尿結晶なんか尿と一緒にトイレへ流
れてしまうものだからです。
 医学用語の三重燐酸結晶は、骨から流出した燐酸塩類
がアルカリ性の尿の中で化学的に結合(燐酸+アンモニ
ウム+マグネシウム)し、結晶化(析出)したもので、
ごく普通の正常な生理現象にすぎません。
 目に見えない三重燐酸結晶は無害です!
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Dr.中島健次(獣医師)の最新知見sos111

2010年08月21日 09時51分16秒 | 犬・猫

 この警告を直視せず、今や全くの群盲撫象です。誰が
言い出したのか根拠不明の妄説が横行し、詐欺まがいの
診療が大手を振るい、混乱・混沌・混迷の極みに達して
しまったと思われます。
 こんなとき、事態の全容を冷静に把握し、正しい方向
へ指南できるのは、私のように獣医学者とも臨床獣医師
とも深いシガラミを持たずに生きてきた、研究所出身の
獣医師だけなのではないだろうか。
 私の目から見て、とっても変だと思われる診療行為8
点を列挙しておきます。どれも必ず改善できます。愛犬
愛猫の健康を守ってあげるために、飼い主さんたちの奮
起を願って止みません。
 

 ①犬や猫の尿のpHは絶えず目まぐるしく上昇・下降を
繰り返しています。だから、月に一度とか、週に一回の
尿のpH検査なんて何の意味もないのです。
 尿のpHをチェックするということは、、排尿のたびご
とに何度も続けてチェックすることです。それをしなけ
れば、pHが酸性→アルカリ性→酸性という具合に目まぐ
るしく上下変動している現象を捕捉できません。
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Dr.中島健次(獣医師)の最新知見sos110

2010年08月20日 09時03分36秒 | 犬・猫
 現今、こんなにもストラバイトの被害や対策などが騒
がれているというのに、最重要事のキラキラについて飼
い主さんたちの注意を喚起しなかったのは、獣医学会や
獣医師会などの怠慢に他ならず、たいへん申し訳なく恥
ずかしいことだと思っております。

 300件近くのブログを見ながら嫌になるほど目につい
たのは、相変わらずオカシな診療が横行しているらしい
ことです。でも、何卒、動物病院の獣医師たちを責めな
いでやってください。これも、ストラバイトなんていう
コトバが生まれてから、まだたったの20余年。獣医学者
も臨床獣医師たちも事態に対処し切れず、不慣れで未熟
なるが故の混沌・混迷に他なりません。
 なにしろ縄文時代よりもっと昔、数万年前から続いて
いたであろう当り前のこと(犬は屋外で放し飼い、猫は
家の外へ出入り自由)を禁じ、室内に犬や猫を閉じ込め
てしまったんです。
 こんな不自然極まる不健康な飼い方が犬や猫に適応す
るはずがありません。ストラバイトによる尿閉や膀胱結
石、尿毒症などの多発こそ、それが間違いであることを
如実に示しております。

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Dr.中島健次(獣医師)の最新知見sos109(13蛇足)

2010年08月19日 06時39分20秒 | 犬・猫

 もしも、獣医大学で学生たちに、「尿のpHは絶えず変
動するのが正常である」と教育してくれていれば、いく
らなんでも、毎週1回などという詐欺まがいの無意味な
尿検査を平気で続けられるわけがありません。
 4年前、私が尿のpHのデータを集めるまで変動現象の
存在を知らなかったのと同様に、動物病院の獣医師たち
だって本当に知らないのです。
 だから、あなたが知らなかったのも当然です。尿のpH
が変動することを知ったあなたは、もうストラバイトな
んかに負けやしません。

13.動物診療に無縁だった獣医師から見ると…
 別のブログに書いた私見ですが、ストラバイトに悩む
飼い主さんたちのお役に立つかも知れないと思い、重複
を顧みずに転載しておきます。余計な蛇足だろうか?
 ストラバイト関連のブログをザッと通覧したところ、
キラキラ(肉眼可視大のストラバイト)について若干で
も記述があったものは、僅かにストバイト3/129件、
ストるバイト1/135件、ストろバイト1/13件、計5/277件
にすぎませんでした(2008/09/28現在)。
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Dr.中島健次(獣医師)の最新知見sos108

2010年08月18日 06時58分22秒 | 犬・猫

 何度も口を酸っぱくして申しますように、尿のpHに正
常値なんて無いのです。
 ともすると、尿のpHは変化しないのが正常だと誤解さ
れがちなのは、犬や猫の排尿間隔が長いため、細かい上
下変動を捉えることができないのかもしれません。
 でも、実際は酸性になったり、アルカリ性になったり、
尿のpHは絶えず目まぐるしく変化しているのです。変化
せず、一定になったら異常事態なんです。

 もしかして、「尿のpHは目まぐるしく変化する」とい
う事実が、とっくの昔に医学や人体生理学の分野では常
識になっていたのではないだろうか?
 その常識を、不勉強な私が知らなかっただけなのでは
なかろうか…、との不安もないではありません。
 しかし、こと獣医領域においては、私の知る限り、犬
や猫の尿pHが絶えず変動しているなんてことは、教科書
にも参考書にも、どこにも書かれてなかったことです。
 動物病院の獣医師たちは誰も知らなかった。だからこ
そ、犬や猫の尿のpH検査をするとき、動物病院では昔か
ら毎月一度とか、毎週一回とかの定期検査を続けてきた
のです。獣医師が知らなかったのだからしょうがない。
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Dr.中島健次(獣医師)の最新知見sos107

2010年08月17日 07時12分51秒 | 犬・猫


Q:
「朝一番の尿はpH5.4くらい、昼間の尿はpH6.4前後、
夜になるとpH6.8~7.4くらいにまで上がってきます。中
島先生は尿のpHは変化するのが自然と言われておられま
すが、ウチの子は変化の幅が大きすぎるのではないかと
心配です。また、朝一の尿がpH5.4という強酸性ですが、
異常なのではないでしょうか。中島先生のご意見を伺わ
せていただければ有難く思います。よろしく」

A:「お尋ねのpH5.4が良いの悪いのということはありま
せん。気にしなけれないけないのは、尿がアルカリ性に
なったまま低下しない場合とか、酸性になったまま上昇
しない状態のときで、こうなると病的です。
 ご愛犬の尿は一過性にpH6.8~7.4にまで上昇している
のですから、朝一番尿がpH5.4に低下していても文句な
く健康です。心配ご無用です。敬具 Dr.中島健次拝」

 このような質問に何度も何度も同じ返信を繰り返すの
は、もう厭きました。そろそろ終わりにしてください。
よろしいですか、本当にこれが最後のコメントです。
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Dr.中島健次(獣医師)の最新知見sos106

2010年08月16日 06時46分03秒 | 犬・猫
Q:「中島先生生のおっしゃる通り、日によって、また
時間によってpHの値が違っているようなので、なかなか
安定する値になりません。平均がpH6~7の間です。良
い状態のときはpH5、悪いときはpH8になります。日々、
なるべくならpHの値が安定した方が良いように思います
のでアドバイスの方、よろしくお願いします」

A:「良いも悪いもなく、尿のpHは4~9くらいの範囲で
絶えず目まぐるしく上昇下降を繰り返すのが正常な姿で
すから、ご愛犬は文句なく健康です。
『日々、pHの値がなるべくなら安定したほうが良いよう
に思います』、という考え方に固執する飼い主さんが少
なくないのですが、そういう頭の固い飼い主さんを洗脳
するのは容易でなく、私の仕事じゃありません。
 もちろん、血圧や血糖値などには正常値というものが
あり、それらを正常値付近に安定させるように心掛ける
ことが健康維持に直結するのは当然です。
 しかし、尿は廃液です。体内に溜まった有害物や不要
物を体外へ棄てるための汚水です。そんなもののpHを一
定に保つ必要はありません。敬具 Dr.中島健次拝」

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