ストラバイトSOS!

愛犬・愛猫の尿の中にキラキラ光る粒々(ストラバイト)が見えたらSOSです。尿のpHチェックに特許pHスティックをどうぞ!

Dr.中島健次(獣医師)の最新知見sos150

2010年09月30日 07時11分59秒 | 犬・猫
 飼い猫を家の中に閉じ込めて、死ぬまで外界から遮断
する。それが飼い猫の安全や健康管理のために最善だ、
動物愛護なのだと信じられているらしい。それも一理あ
りそうで、むげに反対もできません。
 でも、屋内に閉じ込めるのであれば、ベルサイユ宮殿
とは言わないまでも、かなり広い床面積や部屋数が必要
なんではなかろうか?
 と、まあ軽く皮肉を言いたくなるほど、室内暮らしの
犬や猫は恒常的に運動不足になりがちです。
 しかし、ペットOKがマンションの販売促進に有効な
時代、うるさいことは申しますまい。
 それはそれとして、ケージやサークルなど狭い檻の中
で犬や猫を飼うなんて…。いつ頃から始まったんでしょ
うかね? だれが流行らせたんでしょうかね?
 ただでさえ室内暮らしの犬や猫は運動不足になりがち
だというのに、ケージ飼いなど全く言語道断。動物虐待
禁止法があるなら、法律で処罰したいところです。
 ケージに閉じ込めてまでして犬や猫を飼うほどの犬好
き・猫好きであるなら、自分が監獄の独房に閉じ込めら
れてる姿を想像してみてください。
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Dr.中島健次(獣医師)の最新知見sos149(7ケージ飼い)

2010年09月29日 08時19分05秒 | 犬・猫
 あなたの愛犬が歩きたがらなくなったり、愛猫がジャ
ンプを嫌いだしたら、どうか無益な延命治療などしない
で、好きなものを好きなだけ食べさせて、静かに死なせ
てあげましょう。それが慈悲であり、動物愛護です。

7.最悪なのがケージ飼い
 
室内暮らしでも、犬は猫よりもまだマシです。糞尿排
泄のため、毎日一度は屋外へ出してもらえます。外へ出
るたびに、地面に接した犬の足がアースとなり、体内に
溜まったプラスイオンが大地に抜けて行くからです。
 何故、アースが大事なのかと言うと、気密性の高い高
級マンションの室内には、ストラバイトを作る目に見え
ない魔物が棲んでいるらしいのです(後述)。
 いっぽう、室内に閉じ込められがちな猫にはアースの
機会が少ない。そのため、室内暮らしの猫たちは、犬の
3倍以上もストラバイトに苦しめられているのです。
 室内という不自然な環境で犬や猫を飼うなら、冬でも
窓を開けて換気をし、室内に溜まったプラスイオンを外
に出し、外気のマイナスイオンを室内に取り入れてくだ
さい。電気マットなど電磁波発生具も禁止です。
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Dr.中島健次(獣医師)の最新知見sos148

2010年09月28日 07時42分52秒 | 犬・猫

 人間も動物も、そのように出来ています。死から逃れ
ようなんて、ムダな悪あがきをしてはなりません。
 故に、ストラバイト対策は運動第一と主張するものの、
病弱個体や10歳すぎの老犬・老猫は対象外とします。
 どうぞ死生観を誤りませぬように。長年、可愛がって
一緒に暮らしながら、延命を願っての加療が逆に禍し、
悲惨な末路をたどる老犬・老猫が少なくありません。
 あなたの祖父母や両親など近親者の臨終の姿を直視し
てください。あなたご自身も、あなたの可愛い愛犬愛猫
も同じです。生きとし生けるもの、全て死ぬのです。
 動物は動いてこそ動物なり。動けなくなった動物は、
もはや死ぬしかない。これが自然の摂理であり、不変に
して絶対の真理です。
 ケガや老衰などで動けなくなった野生動物は、他の肉
食動物や鳥や虫に食い尽くされ、それらの糞となって土
に帰る。それが普通の自然現象です。
 イナカ住まいの外出自由な犬や猫は、自分の死体を家
人に見せません。死期が迫ると最後の力を振り絞って森
に入り、藪の中でひっそりと死にます。それが、大昔か
らの飼い犬や飼い猫たちの本来の死に方です。
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Dr.中島健次(獣医師)の最新知見sos147(6老体病体)

2010年09月27日 06時51分42秒 | 犬・猫

 いずれ近いうちに、缶詰業界がそうであったように、
獣医業界でもストラバイト(ストるバイト、ストろバイ
ト)というコトバが死語になるでありましょう。
 望むらくは、私の存命中に実現して欲しい。と願うも
のの、10年後になるか、20年後になるか、未来のことは
凡人の私ごときに予想できません。

6.老体・病体・故障体は運動不可
 生後半年~10歳くらいまでの元気な犬や猫たちを、尿
閉や膀胱結石などで死なせては可哀想です。若い♂猫の
ペニスを切断するのも感心できません。助けられるもの
なら助けてあげたい。
 そのため、「もっと走らせて!」「もっとジャンプさ
せて!」、と飼い主さんたちに私は訴えているのです。
 でも、老犬・老猫に無理は禁物。愛犬が歩くのを嫌が
りだしたら、無理に歩かせたりしないでほしい。
 愛猫がジャンプを嫌うよになったなら、そのまま衰弱
させ、静かに死なせてあげましょう。
 クスリやサプリ、何を飲もうが食べようが、加齢に伴
い老化は着実に進行し、やがて必ず死んでいきます。
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Dr.中島健次(獣医師)の最新知見sos146

2010年09月26日 06時23分32秒 | 犬・猫

 自画自賛かもしれませんが、ストラバイトの運動療法
は、「発見を発明に転換する」という基本セオリーに則
った見事な発明だったと自負しております。
 獣医療の方法特許として特許庁に出願すれば、間違い
なく特許されたことでしょう(絵に描いた餅?)。
 そうなれば、ストラバイト対策として犬や猫を運動さ
せるたびに、何がしかの特許使用料金を私に支払ってい
ただくことになります。
 でも、運動中の犬や猫がストラバイトのためかどうか
なんて、絶対に分かりっこありません。
 たとえ分かったとしても、全国各地の飼い主さんたち
から特許料を徴収するなんて出来っこありません。
 そんな非現実的なことに、特許という独占権を主張し
たってムダになります。それ故、私の発明した「ストラ
バイトの運動療法」は特許を出願していません。
 そのため、犬も猫もストラバイトに悩む飼い主さんは、
どなたも自由に運動療法を実行することができます。
 ストラバイトに起因する尿道閉鎖や膀胱結石などに苦
しむ犬と猫が減少するようになれば、隠居した老獣医師
にとって、こんな嬉しいことはございません。
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Dr.中島健次(獣医師)の最新知見sos145

2010年09月25日 09時21分26秒 | 犬・猫

 コロンブスの卵みたいな話ですが、分かってみれば当
たり前のことでした。運動すれば尿が酸性化するなんて、
ごくごく普通の陳腐な生理現象にすぎません。
 それでも、特許pHスティックご利用の飼い主様たちに
実験していただいたところ、たちまち優れた効果が認知
され、今やストラバイト対策の最有効手段として広く普
及しつつあります。
 かつて私がクエン酸を呑み過ぎて尿がアルカリ性にな
ったまま低下しなくなったとき、ジョギングして帰宅後
にチェックしたら尿が酸性になっていた。この事実に気
付いたことが、ごくささやかな「発見」です。
 この「発見」により、運動不足になりがちな室内暮ら
しの犬を走らせたり、猫にジャンプさせたりして四肢の
筋骨を活発に動かすようにする。
 それにより、「廃用性萎縮の原則」が発動しないよう
に先手を打ち、骨組織からカルシウムや燐酸塩類が流出
するのを防ぐ。
 同時に、四肢の筋肉を疲労させることによって、乳酸
などの疲労物質が腎臓で濾過されるので、尿のpHが一過
性に酸性化するようになる。これが「発明」です。
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Dr.中島健次(獣医師)の最新知見sos144

2010年09月24日 07時31分00秒 | 犬・猫

「良案が思い浮かばないまま、夜明けを待たずに日課の
早朝ジョギングに出発。往復8Kmを快調に完走し、帰宅
後、シャワーの前にトイレで尿のpHを測定。すると、何
とまあ見事にpH5.4の酸性に下がってくれていたのです。
ああ良かった、万歳バンザーイ!」

 尿のpHアップの有効手段として、一時期、私は痛風や
糖尿病の皆さんに本気でクエン酸を推奨していた時期も
ありました。が、上記の体験で前言撤回。今では、
「クエン酸を食品と思うな。薬品と思い医師の指示に従
うべし」、と申し上げている次第です。
 クエン酸の大量摂取で尿がアルカリ性になったまま低
下せず大慌てに慌てたとき、ピカッとひらめきました。

「そうだっ! アルカリ性の尿が持続しがちな室内暮ら
しの犬や猫たちも走らせてやれば、きっとオレと同じよ
うに尿が酸性になるに違いない!」
「筋肉に乳酸などの疲労物質が溜まるほど運動させれば、
それが腎臓で濾過されて尿に入る。だから必ず、オレと
同じように酸性の尿が出てくるはずだっ!」
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Dr.中島健次(獣医師)の最新知見sos143

2010年09月23日 08時10分15秒 | 犬・猫
 自分では絶対に糖尿病じゃないつもりでも、血液検査
をすれば、患者のレッテルを貼られてしまうのでは…。
との不安もあり、私は病院へ行ったことがありません。
 ああ、それなのに。自分の作った特許pHスティックで
自分の尿のpHをチェックしてみて驚きました。いつ検査
してもpH5.6以下の酸性尿が出続けていたのです。
 さあ大変、急いでアルカリ性の尿が出るようにしなけ
れば! たちまち糖尿病になってしまう!
 この間の事情を拙著『出てますか?弱酸性尿』(2005
年12月出版)に書きましたが、クエン酸の大量摂取によ
って激しい下痢になりながらも、待望のpH6.8の尿が初
めて出てきました。
 嬉しいと感激したのも束の間、こんどはpHが低下しな
くなってしまい、非常に慌てたのです。

「7日目の朝、丸一日クエン酸を摂取していなかったに
もかかわらず、朝一番尿はまだpH7.0の中性です。これ
ではストラバイト由来の結石が出来てしまう。一刻も早
くpH6.6以下の安全圏内に下げなければならない。どう
しよう。どうしたら良いのだろう?」
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Dr.中島健次(獣医師)の最新知見sos142

2010年09月22日 07時25分06秒 | 犬・猫

 そのため、私Dr.中島健次の発明であることは公式に
証明されてないのですが、欧米など獣医療先進諸国から
新知見・新療法を日本に導入するのが仕事の獣医学者た
ちは、まだ誰も私の言動を咎めていません。
 ということは、「ストラバイトの運動療法」は、どう
やら私が世界初の発明者になるようです(もしも間違っ
ていたらスミマセン)。
 よしんば、「運動=尿pH低下」の生理現象が医学領域
で既知・公知の常識であったとしても、その現象に着目
し、ストラバイトの治療に応用することを思い付いたの
が私であることは、たぶん間違いない(…のでは?)。

 運動療法を発明するきっかけになった生理現象に私が
気付いたのは、私自身がが自分の尿のpHアップに苦心惨
憺しているときでした。
 糖尿病や痛風の患者は、常に酸性の尿が出続けていま
す。不運にも私は糖尿病で死ぬ家系に生まれました。失
明し、足を切断し、尿毒症で絶命しています。
 自分もそうなるだろうと覚悟しているのですが、でき
ることなら糖尿病の魔の手から逃げ切りたい。
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Dr.中島健次(獣医師)の最新知見sos141(5運動療法)

2010年09月21日 07時45分49秒 | 犬・猫

 特に、元気旺盛な若犬・若猫には、毎日の運動励行が
絶対に必要不可欠です(もちろん、老体・病弱体・故障
体などに無理な運動は絶対に禁物です)。 

5.運動療法が発明されたきっかけ
 運動すれば尿のpHが一過性に低下し、必ず弱酸性~酸
性になる。この現象に気の付いたことが、「ストラバイ
トの運動療法」を発明するきっかけになりました。
 運動不足気味の犬や猫に運動を強制し、一過性に尿を
酸性化する。それによってストラバイトが尿に出ないよ
うに予防すると共に、運悪く出てしまったストラバイト
を速やかに溶かして消滅させる。
 その結果、ストラバイトによる尿道閉鎖やストラバイ
トの結石化を確実に防ぐことができるのです。
 室内で犬や猫と暮らしている飼い主さんたちから、た
いへん役に立つ発明だと喜ばれています。
 でも、本当に私が独自に発明したものなのかどうか不
明です。何故なら、特許庁に出願してないからです。特
許庁で新規性(世界最初のアイデアかどうか)の審査が
されてないので、私が発明したとの証明がありません。
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Dr.中島健次(獣医師)の最新知見sos140

2010年09月20日 07時32分17秒 | 犬・猫

 すると、原則どおりに骨が少しずつ痩せ続け、不要と
なった骨成分(燐酸塩類やカルシウムなど)が血管に入
り、腎臓で濾過されて豊富な燐酸塩類やカルシウムが常
に尿に含まれるようになってしまいます。
 石灰層を通過した鍾乳洞の水がアルカリ性になるよう
に、カルシウムが豊富な尿はアルカリ性になります。
 そこへ骨由来の燐酸塩類が加わることによって、燐酸
+アンモニウム+マグネシウムが結合し、顕微鏡でなけ
れば見えない微小な三重燐酸結晶が析出してきます。
 でも、微小な三重燐酸結晶は尿と一緒に体外へ捨てら
れてしまうので、動物には全く無害です。ごく普通の正
常な生理現象なので、気にする必要はありません。
 ただし、絶えず目まぐるしく変動するのが正常である
尿のpHがアルカリ性のまま持続すると、微小な三重燐酸
結晶が肉眼可視大のストラバイトになり、やがてストラ
バイトの周囲にカルシウムなどの尿成分がこびり付いて
結石(ストラバイト由来の結石)になります。
 だから、庭で走り回れる犬や外出自由の猫に比べ、は
るかに運動量が少ない室内暮らしの犬や猫には運動を欠
かせません。毎日の運動が絶対に必要なのです。
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Dr.中島健次(獣医師)の最新知見sos139

2010年09月19日 08時12分07秒 | 犬・猫

 その筋骨を使わせてあげないから、尿にストラバイト
が出てくるのです。どうか気付いてあげてください。
 愛犬愛猫を可愛い可愛いと可愛がり過ぎるのは、大
間違い。そうしているうちに過保護となり、いつのまに
か知らず知らず虚弱な犬や猫に育ってしまうのです。

 今の学校教育がどうなのか知りませんが、昔、私が中
学生の頃、燐酸・窒素・カリウムを「肥料三要素」と言
い、最良の燐酸肥料が骨粉であると教わりました。
 骨組織の中には、植物の生育に必要な燐酸カルシウム
や燐酸マグネシウムなどの燐酸塩類が豊富に含まれてい
ます。
 その骨成分が何かの拍子に体内で溶け出すと、血管を
通って腎臓で濾過され、尿の中でストラバイトになる。
その何かの拍子とは何か?
 それは、「廃用性萎縮の原則」(使われなくなった器
官は退化して萎縮する)です。
 室内暮らしの犬や猫が、快適な冷暖房完備の室内でノ
ンビリ寝そべっていると、敵から逃げたり獲物を捕るの
に不可欠だった四肢の頑丈な筋骨が無用となる。
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Dr.中島健次(獣医師)の最新知見sos138(4廃用性委縮)

2010年09月18日 09時11分18秒 | 犬・猫

 その従来の常識に逆らって餌を片付け、水だけ置いて
外出する。帰宅したらケージから出して解放すると共に、
肉を満腹するまで食べさせてあげる。
 肉は腐敗しやすいから、食べ残しは冷蔵庫に仕舞う。
朝夕2回の肉食満腹によって、必ず愛猫の尿のpHが低下
するに違いない。ぜひ、試してみてください。
 ただし、ボケかけの老獣医師の頭を過ぎった思い付き
にすぎません。試していただくのはたいへん嬉しいので
すが、何卒、自己判断・自己責任でお願いします。

4.廃用性萎縮の原則
 初めて聞く専門用語かもしれませんが、運動療法の効
果を確信していただくために、必ず知っておいていただ
かねばならないことの基本中の基本です。
 言うまでもなく、動物とは動くから動物と言います。
根の生えた植物や、生き物でない人形・縫いぐるみなど
とは根本的に違うところです。
 犬も猫も動物ですから、弱小動物を襲って餌にし、♀
を取り合って♂どうしで強弱を争い、恐い敵から必死に
逃げるための筋骨が備わっています。

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Dr.中島健次(獣医師)の最新知見sos137

2010年09月17日 07時21分38秒 | 犬・猫

 去勢した♂猫の尿には、ストラバイトが出やすいのか
もしれない。そんな学説はありませんが、私の直感が正
しいかどうか、今後、ストラバイトが出た♂猫について、
去勢の有無に着目してみたいと思います。

 上表をつらつら眺めていて思い付いたことなのですが、
「猫の百度食い」がいけないのではなかろうか。
 ストラバイトに苦しんで動物病院に治療を求めて来る
のは、猫が犬の3倍近いと聞いてます。猫は水をあまり
飲まないから尿が濃くなるからだ、♂猫の尿道が細くて
長くてストラバイトが詰まりやすいからだ、などと説明
されてますが、果たしてそれだけだろうか。
 もしかしたら、置き餌を少しずつ食べる猫の習性がス
トラバイト多発の主原因かもしれない。
 一人暮らしで昼間は仕事に出かける飼い主さんたちに、
実験をお願いします。
 ケージや室内に猫を閉じ込めて外出するとき、今まで
は置き餌にするのが常識でした。留守中でも空腹になら
ないようにするため、自動給餌装置の特許もたくさんあ
ります。
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2010年09月16日 08時33分27秒 | 犬・猫

 やっぱり私がかねてから強く申しているとおり、エサ
よりも運動です。肉食オンリーに徹してストラバイトを
防ぐのは次善の策。あくまでも運動第一が最善であるこ
とを、改めて確認することができました。

 かつて仮説「♂ライオン」で、ストラバイトが♂猫に
多発する原因の一つは、快適安全な室内に恐怖の敵がい
ないからだ。
 そのため、警戒し緊張する機会がないので交感神経が
弛緩し、副交感神経優位となって尿がアルカリ性になっ
たまま低下しなくなる…、のではないかと書きました。
 でも、一緒に生まれた姉だか妹だかが激しく争ってい
るのを恐れ、緊張して部屋の隅で縮こまっていたはずな
のに、♂猫アと♂猫エの尿は酸性にならなかった。
 もしかすると、去勢した♂猫は戦列外になるのではな
かろうか。つまり、避妊してない♀猫たちに相手にされ
ない。
 ♀猫たちに無視されて面白くないから、ふてくされて
ごろごろ寝そべるしかない。それでストラバイトが出や
すいのではなかろうか?
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