138 涼しさを求めて 2011-08-01 06:02:06 | 夏の風景 涼しさを求めて 大きな樹の下で一人静かに釣りをしている人がいた。 ジート何も考えずウキのみ見つめている。一見落ち着きがある気長の人のように見えてくる。 しかし、釣りを好む人は案外にせっかちで、気みじかな人が多い。 なかんずく、この私はせっかちで気が短い性格である。 昔は早春には山の渓流でヤマメ、岩魚を探し歩いた。 また夏になると清流で鮎の友ずりを楽しんでいた。 どうやら釣り人は性格が反対のようだ。 釣りを楽しんでいた人の近くに、涼しそうな野生の花が美しく咲き、 涼しさをかもしだしていた。