ポリティカルセオリスト 瀬戸健一郎の政治放談

政治生活30年の経験と学識を活かし、ポリティカルセオリストの視点から政治の今を語ります。気軽にコメントして下さいね!

イースターって?

2006-04-15 02:58:38 | クリスチャンとして
いよいよ明日はイースターです。映画「パッション」はキリストの受難の実態を描き出した信仰的な映画でしたが、どうもその大ヒットの反動で、いわゆる宗教ではなく哲学のひとつであったグノーシス主義などの悪しき影響が世界的に顕在化してきているようです。イースターの本当の意味を知ってください。

■イースターとはキリストの復活祭

イースターというのはキリストの復活祭のことです。よくキリスト教の不吉な数字は「13」。13日の金曜日にキリストが十字架に付けられて死に、3日目の日曜日に復活したことから始まっているとか、キリストから数えて12弟子の13人目のユダにサタンが入って、キリストを裏切ったからと、諸説あります。いずれにしても、キリストが捕らえられ、ムチ打たれて、十字架に磔(はりつけ)にされて死んで、3日目に復活した日を祝うのがイースターという欧米社会に共通した祝日です。

■反キリスト的な文学、映画、記事に囲まれて~2006年のイースター

キリストの栄光に水を差すがごとき文学や映画作品がここのところ続いて発刊されたり、封切られたりしています。

映画「最後の誘惑」、「マトリックス」、「ダ・ヴィンチ・コード」などの作品はキリストの神の性質を暗に否定するものであり、最近、ナショナル・ジオグラフィックが解読したと騒いでいる「ユダの福音書」も同様なニュース。

聖書の記述を史実として人間の常識にあてはめて解釈しようとする試みは、クリスチャンにとって神の言葉である聖書に対する冒涜にもなりかねないのですが、あくまでも娯楽作品であったり、考古学上の古文書として反キリスト的な思想はカモフラージュされています。ですから、どうか皆さん、騙されないでください。

ユダの福音書は特に、福音書と呼ばれていますが、そこには「福音」つまりイエス・キリストの受難と復活はまったく描かれていません。このパピルスに記された古文書は考古学的資料としては本物ですが、福音書としては偽物です!

■キリスト教の信仰って?

イエスは神の聖霊によって身ごもった乙女マリアより生まれ、33歳で十字架にかかって死ぬまでの終わりのたった3年間の公生涯の中で人々に牧会し、死んでもなお、3日目によみがえって、多くの人々の前にご自身を表されて、自らが神の子、キリストであることを示されました。

それは、イエス・キリストを神の子、キリスト=救世主であると個人的に受け入れ信じた者が、天国の「命の書」に名が記されて、永遠の命を得ることができるという約束を成就するためでした。そしてイエスの生誕を起源とする西暦2006年目にして、いまだに世界中でこのことが事実であると多くの人々が信じているのです。

クリスチャンにとっては、イエスの生誕を祝うクリスマスとイエスの復活を祝うイースターは共に大きなお祭りです。(日本では、違いますけど・・・)

あなたもクリスチャンになってみませんか?人生、重荷が軽くなりますよ!

※ブログに添付した写真は洗礼を受けたばかりの18歳の頃の聖歌隊員としての晴れ姿。若かったでしょ~。
(米国聖公会テキサス教区聖マルコ教会にて/ヒューストン市 1981)

瀬戸健一郎
Kenichiro Seto
草加市議会議員
Soka City Councilor

ブログテーマ:イースターって?、Easter、キリスト教

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