ポリティカルセオリスト 瀬戸健一郎の政治放談

政治生活30年の経験と学識を活かし、ポリティカルセオリストの視点から政治の今を語ります。気軽にコメントして下さいね!

草加市議会議員選挙の結果について~闇の力との闘い。

2010-10-13 16:17:40 | 市議会議員として
草加を闇の力が支配している。

私の今回の選挙結果に対する印象です。権力に様々な組織票が集中することは洋の東西を問わず、政治の本質的な力学なのかもしれません。

これを権力者自らが、どのように動かすのか・・・。

今回の広報そうかの記事や某ミニコミ紙が議論の本質を矮小化(わいしょうか)し、すり替え、問題は市長の側ではなく、議会の側にあるのだといった論調で有権者を惑わす。

このことが、低投票率さえ誘導し、わずか数千票の組織票に大きな効果をもたらす。

候補者の一角である私自身が自分の市民へのアピール力の足りなさを棚に上げるつもりはありませんが、権力が闇の力に支配されている場合、相当な覚悟と勇気が私にも必要であり、このことをこのこととして認識し、共に闘ってくれる同志や市民力の結集が必要だと私は感じているのです。

「棄権した議員や前回の落選からの雪辱を果たした議員の復活も含め、不信任反対派(木下市長養護派)全員が当選し、得票を伸ばした。」

「不信任賛成派の現職が3人も落選した。」

「だから、木下市長は信任された。」

このまやかしと惑わしの論理は、まさに闇の力の論理であり、冷静で覚醒された市民に受け入れられるものではないはずです。

立てられた多くの新人候補は、当選した全員を含み、不信任賛成を表明していましたから、現職不信任賛成派の票に食い込んだことになります。

一方、自ら権力の座に居座る草加市の最高権力者である木下市長は、その影響力の及ぶあらゆる組織票を不信任反対派に割り振る。

確かに私自身も、右翼の街宣車に脅されようとも屈しなかった地域の支援者に支えられました。しかし、自分の足元に事務所を構えていた新人候補やその他の候補も1000票前後の得票を果たしています。

もう一度、今回の選挙結果をご覧ください。

瀬戸健一郎
Kenichiro Seto
草加市議会議員
Soka City Councilor


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1 コメント

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争点は何? (草加生まれ)
2010-12-10 16:40:23
初めてコメントします。今回の選挙は何が争点なのかが分かりません。瀬戸さんは、23人の中の一人になるわけですが、23人の市議の皆さんは木下さんでなければいいといった感じなのですか、田中さんになっても今回と同じようになると思うのですが、考えの違う会派の人間が組んでいますがこれは木下さんという共通問題での手の取り合いであってまったくの政策協定では無い様に思われます。また、田中さんのパンフレットには今後のしていく事もたくさん書いてありますが、その財源は何処からなのかが疑問です。市長の給与、退職金などの事しか書いてありません。市長はそんなにもらっているのですか?そんな事ではまったく信用できません。23人もの市議が付いていて何で具体的な政策が打てないのか疑問です。勝手な思い込みですが、まとまっていないのですか?逆に木下さんの政策は、田中さんと同じ事も書いていますが、ちゃんと財源も確保していて納得が行きます。市民からのお願いでもある定数削減を実行しようとするあたりはちゃんと市民の声を聞いていると思います。でもこれは、市議会議員の皆さんは自分の首が大事だからそんな事言えませんよね。この様な改革をする前市長は個人的には好きです。でも今回の市長選の両候補の争点があまりにもずれているように感じるのは、私だけでしょうか?最後に助役を復活させるといった噂でこんな事になったとありましたが、元助役は執行猶予も終えたのですか?執行猶予が終えたからハイどうぞというのもいただけませんが、刑を償ったのであれば、どの職に付くのも問題ないのではないでしょうか?甘いですか?

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