マスカットが11日に開花が確認されて、ほぼ咲き揃いました。
1回目のジベレリン処理を行います。
年に一度の作業で、マスカットのジベレリン処理は2度目の体験です。
まず1リットルの水を大きめのペットボトルに入れておきます。
ここにフルメット液剤を加えます。
フルメット液剤は細胞分裂を促進し、果実を肥大させる作用があります。
使用時期と濃度に注意するよう明記されています。
マスカットの場合の濃度は1ppmなので希釈倍率が1000倍です。
従って1リットルの水には1ccです。
肝心のジベレリンが後になりました。
ジベレリン錠剤は水1リットルには一錠です。
ペットボトルの口から入れると、シュワーと溶けながら沈んでいきました。
ところでジベレリンでなぜ種無しになるのでしょうか?
ジベレリン錠剤は植物ホルモンです。
果実はめしべの柱頭に花粉がついて受粉する事で、子房の中に種子ができ
子房がふくらんで実になります。
ところがブドウは受粉しなくてもジベレリン液に浸すことで実を作ることができます。
結果として種無しブドウができることになります。
と言うことは受粉前にジベレリン処理をすることなりますね
受粉してしまったら種が残るの???
どうも良く分かりません(=^・^=)苦笑
錠剤が完全に溶けたら着色紅を加えます。
ベニは処理を終えた房が赤くなり処理済みが分かり易くするもので
入れなくとも良いでしょう。
専用の容器に液を入れ処理を行なっていきます。
一房ずつ液に浸けていきます。
ベニが薄かったので房に色が付きませんでした。
処理した房に目印を付けておきます。
二回目のジベレリン処理をしたら目印を外していきます。
二回目の処理は1週間後を予定しています。