ラテン系hard ripper

波を愛するラテン男の日記です。

夫の家事負担 ついに料理に挑戦

2020-02-14 16:45:18 | Weblog
ま、そんな偉そうに言える事でもないんだけど…。今の時代普通に料理作れる旦那はいっぱいいるだろうし。

ただ、このオレにとっては一大事だったワケで。

そして、改めてやってみて、家事全般をこなしている(残念ながら日本ではまだまだ殆ど女性の仕事?)人の

凄さを再認識いたしました。

たまたま妻が体調が悪かったし、オレは時間があったので、じゃあ晩御飯作るかと一念発起(って大げさ。笑)。

まあ、何を作ったのかは恥ずかしいから言えないけど、普通の家庭の定番で、少しだけ手間の掛かるおかずと

ご飯(炊くだけです)と味噌汁だけ。野菜は?とか突っ込まれそうなメニュー(笑)。

買い出し、じゃない、行く前にレシピをみて何が必要か調べるとこから。それでも今はネットでレシピを見れる

から便利ですね。

クックパッドの素晴らしさもここで初めて知るに至る。で、冷蔵庫の中を確かめて足りないものを買って来た。

まず野菜を切る。慣れない包丁さばきながら、意外とうまくできた。次は下味みたいな、タレみたいのを作る。

醤油・みりん・酒・鶏ガラスープの素とか。クックパッドには、「少々」って書かれてて、小さじ一杯程度の

事らしいけど、クックパッドは2~3人分だけどうちはもっと人数多いから、全てのものを少しずつ上乗せ

しないといけなくて、この辺のサジ加減がムズイ!性格的に、もう適当でいいや!ってなりやすいんだけど、

いやいや、これから料理も覚えなくちゃいけないだろうし、なるべく教科書通りにやろうと思いなおす。

適当にやっちゃう人は、基礎がわかってるから適当にできるんだろうし。まだ初心者なオレは、基本に忠実で

なければダメなのだ!仕事もそうだし、何事もそうなんだろうな。

この下味にはこの小皿を使い、たくさんのものを混ぜないといけないのはこのボールを使い、水切りにはこの

ザルを使い…。ってやってみると、この広くない空間を実に上手に使ってこれらが収納されている、そういう妻

の努力と言うか、細かい技にもこうして料理を作ってみてはじめて気づくのだ!あと調味料とかも、必要なもの

がきちんと整頓されて置いてあるから、迷わず取り出せると言うか…。この時点でも、この仕事場をキープしつつ

改善しつつ、毎日やってるんだなーってね。家事って言うと簡単に聞こえちゃうけど、仕事ウン十年してきたけど

家事って立派な業務(仕事)だよね。ソコに給料とかが発生してないから、この労務に対する金銭的価値がつけ

られないと言うか、誰もつけようとして来なかっただけなのかもな。買い出しして、当然余るものが出てくるから

それを味噌汁につかっちゃえとか、やっぱり教科書通りではいかない、応用編も同時に必要になって来るし。

これに加えて、肉や野菜買うにも1円でも安く、何軒かスーパーをはしごしたりする人もいるでしょ?うちの妻も、

今日はどこそこで何が安いから、とか言って買いに行ってるし。初心者のオレには、そんなところまで頭をまわす

余裕は全くない訳で。全て近くの、一軒のスーパーで揃えた訳ですよ。もっと言えば、みりんとか醤油だって、使お

うとした時無かったら大変だよね。なので、それらの在庫状況も把握しとかないといけないだろうし。

ほんっと、料理一回しただけでかなり多くのものが見えた気がした。世の中の、家事やってる人(男性もいる事でし

ょう。女性が圧倒的に多いと思うけど)、ほんっとうに偉い!!!!尊敬します。

結局、料理はなんとかうまくできた(と思う)んだけど、時間が掛かったー。恥ずかしいけど、下準備からはじめて

食べるまでに2時間くらい!あ、あと一番気を付けたのが洗い物。作るだけ作って、後片付けは奥さんでは「料理した」

って事にならないもんね。作りながら片づけながら、飯もちょうどいい頃に炊き立てでできあがるようにとか、味噌汁

の具が煮えすぎないようにとか。まあ、頭をフル回転させないといけないって事がわかった気がした。

しかも!子供達には出来たてを食わせたいのに、それぞれのタイミングで降りて来たり、呼んでもすぐ来なかったり。

まあ、オレが子供の頃もそんなだったかな。でも折角作ったから味噌汁も温かいものを出したいから、個別に来るヤツら

の為にちょっと待機したり。ってやってると、もう自分はメシ食わなくていっか?って気になったりした。

これを毎日毎日、しかもおかずの品数やバリエーションを替えてやらないといけないなんて。って言うかやってるなんて

神だな。だから、それで「えー、今日これだけ?」とか「まずい」とか言われたら刺し殺したくなるよね(笑)。

でも、はじめてだったからだろうけど達成感はあったし、楽しかった。少なくとも、一回で懲りたって感じはなく、また

今度は別メニューにもトライしたくなった。

温かいご飯を家族に提供して、残さず食べてくれるってうれしいもんね。オレは仕事して、お金を稼いでみんなを食べさせて

いかないといけないからこれからも仕事がメインにはなるけど、こうやって定期的に飯作る機会を設けて、それで少しは妻が

楽できるなら頑張ろう。

料理するだけとは言え、見えないテクが相当詰まっていてかなり奥が深くて、考えようによっては面白いって事もわかった

から。

いつも大変な思いをして、家族の為にご飯を作ってくれてる全ての人に感謝!