ラテン系hard ripper

波を愛するラテン男の日記です。

「男の付き合い」のウソ

2008-01-19 11:23:16 | Weblog
妻のこと大好きなオレだけど、時々イラっと来ることがあります。

オレは人が大好きで、いろんな人と交わりたい性格だから公私共に
お付き合いは広い方だと思う。
仕事上での飲みごとなんかはほとんど断らないし、それだけでは飽き
足らず、お客さんとプライベートなお付き合いなども、他の人が面倒
だって思うくらいウェットな付き合いでも半分ビジネスとして、もう
半分は単純に好きだからって理由でほとんど断らない。

だけど中には、一見すると仕事の延長上のような、でも実はただの
遊びみたいな飲みごとや集まりごともある。
そういうトコに行く時は、やっぱし仕事モードじゃなくてオレも本当に
楽しみで行くワケで。

「仕事上の止むを得ないお付き合い」と「ただ好きで行ってるお遊び」
とは似ているけどハッキリ違うんだよね。

オレの場合、特に見分け難い理由として、他人だったら嫌がるような
接待みたいなお付き合いでも、本気で好きで行くこととかが多いから
混乱してしまう。

オレが妻にイラっとする時。
それは、そういうビミョウなお付き合いのような飲み会なんかに行く
ことをトガメられる時。

例えば、その場に参加してる仲間内の男でもちょっとイヤだって人が
いるくらいの集まりだから、オレは好きで行ってるんだけど妻には
「これは男同士のお付き合いで、オレだってお前が大変なの知ってるし
楽しいってだけで行ってるんじゃなくて、今後の為とか男の世界に
しかわかんないビミョウな人間関係を保つために行くんだよ!」って
言いたい。(心の中で)

妻としては、「そんなん、結局酒飲んだりして楽しむだけでしょ?
なーにが男の付き合いよ。私は365日家にいて子育てや家事に追われ
てるのになんであんただけがそんなにしょっちゅう飲み歩いてるワケ?」
ってなもんだろう。(実際言われたワケじゃないけど、心の中ではこう
なんだろうなってことです)

オレが日ごろ上のような考え方に固まってしまってると、妻に「たまには
断って」とかって言われた時にイライラ~っとなって、「なんでうちの妻
は理解してくれないんだー」って余計に腹が立っちゃうんですよね。

オレの場合、イラっとしてもすぐには行動(言い返すとか)を起こさない
ようにしている。
って言うのは、イラっとするってことは自分のどこかに、相手に反論でき
ない引け目みたいのがあるからだって思ってるから。

今回の議論で言えば、世間的には「男の付き合い」みたいな整理になって
る場だとしても、突き詰めればオレはそういうのが好きで行ってるワケで
オレにとっては楽しい以外のことはないから、やっぱし妻の言うことが
正しいのだと思う。
まして、毎回毎回オレが出かけるのを許さないとかじゃなくて、ガマンす
るところは相当ガマンしてくれてるだろうし。
そういう妻の日々の見えない努力をないがしろにして、自分の正当性だけ
を押し通そうとするのにはムリがある。
それによくよく思い返せば、「男の付き合い」だってウソついてセフレと
密会して甘いひとときを過ごしちゃったことも、そんなに多くないけど
何回かはあるなーとか思い出すし。
ひどい話だよな。それを棚に上げて「男の付き合いだ!」って偉そうに
言うなんてネ。
だから、結論としてはオレ流に聞こえよく言ってる「男の付き合い」と
言う名のただの飲み会にも、毎回誘われたら二つ返事じゃなくて、勇気
をもって断れるようにならなければいけないと思った。

そういう風に、自分が間違ってるなって素直に認めちゃうと案外楽にな
るもんだ。
それで今まで見えなかった妻の陰ながらの努力なんかが見えてきて。
オレってまだまだ自分勝手な男だなー。もっと妻のこと理解してあげな
きゃなとか。
外出が少しでも減れば、過食の機会が減って太る心配もしなくていいし、
家のローンとかで大変な家計の助けに少しはなるなーとか。
そうやって考えると、あの「イラ」っとした時逆上しなくて良かったー
ってしみじみ思えたりする。

女には理解できない「男同士の付き合い」ってのも、確かにあることはある
と思うけど、なんでもかんでもそれを理由にして、飲みに出ることを正当化
するような安易なことは辞めないといけないと思った。
今回自分が妻に主張しようとした「男の付き合い」はウソだったなって、
気がついてまたひとつ成長できたのかも。
妻もハッピーだろうし、気づけたオレはもっとハッピー!!

女には理解できない部分があるんだって、男が主張したいように、男には
到底理解できない女だけの世界もたっくさんあるんだろうしネ♪