式根島2013夏まとめ動画
大浦キャンプ場の紹介動画としては、よく出来てます(自画自賛(^^))
コメント楽しいニコ動でも。
8/2(金)
ついに、この日を迎えました。
毎回そうなのですが職場を出た瞬間にガッツポーズです(^^)
やっぱ普通の会社員で平日5連休はなかなか肩身が狭いですからねぇ。
自宅経由で竹芝桟橋に到着したのが22時30分。
チケットをもらって列に並ぼうとするといつもの位置と違います。
そうか。この時間だともう乗船が始まっているのだった。
で? この列は・・・・・・・席無し券の人々の列。
甲板、通路、荷物置き場に寝ることになる人々です。
普通の旅行じゃ考えられませんね。(^^)
おそらく150人くらいはいたんじゃないかな。
席無し難民が。私も今回はそうですけど(^^)
でも、無事に乗船し、23時に竹芝桟橋を出港しました。
しっかし、甲板に人の多いこと。
その模様は上の映像でご覧ください。
大変だって言ってながら楽しんでおります。
ワイワイガヤガヤと見知らぬ島好き達との船の旅。
甲板仲間、悪くありません。
8/3(土)
さるびあ丸の屋根付き甲板から見る夜明け前の海をパンすると
甲板の上に青毛布にくるまった人、人、人。(動画参照)
こんな場所すら混んでます。というか、伊豆七島慣れしてる方には
普通~~~~の風景。
1枚100円の貸毛布が潮風通る甲板ではなかなかに温かいんです。
もし座席の予約が取れなくても、「席無し券」さえ手に入れればいいんです。
これで十分快適だし、楽しいんです。
想い出になりますよ。
通路も当然のように人が寝てます。
最後にカメラが止まった場所(ブルーのクーラーBOX)が今年の私の寝場所。
※私はわざわざ寝袋を使います。
昨年は、この一帯を一人で使ってたんですけどねぇ。
お気づきのように手すりの上は船外。雨が降れば吹き込みます。
ワイルドです(^^)
伊豆七島が少しブームになったのでこの混雑。
ガヤガヤしてうるさいかと思ったけど、
人が多いと若者の宴会が逆に抑えられて良かったです。
ようやく式根島にとうちゃこ~~(日野正平風)
その日、大型船で島に降りたのは165名。
暇ですねぇ。数えました(^^)
決して多い数字ではありませんが島民が4〜500人なので少なくないですし、
高速船2挺の数も加えると島民の半数に達する数でしょう。
何故にゆったりしていたかというとキャンパーらしい姿がほぼ見えなかったので
場所取りレースの必要も無く、ゆっくりとキャンプ場へ向かえたからなのでした。
途中、外人4人組さんを追い抜いて、キャンプ場へ到着。
受付を済ませてお金を・・・・・・払わず(無料なので(^^))番号札を持って場所探し。
なんとかいい場所を確保できました。
今回のテント場は、大浦キャンプ場で2番目に高いとこでお地蔵さんの斜め下。
ベストではないが文句を言ってはバチが当たる。南無地蔵菩薩です(^^)
何を置いても、まずはお地蔵さんのとこへ。
すると、なななんとお賽銭が!
地蔵仏の前に線香立てとして竹の輪っかを置いていたのですが
そこに1円玉が入っていました。
なんとなくお地蔵認定してもらえたようで感激でした。
2年前はトーテンポールだったのに(^^)
一人でも認めてくれれば立派な地蔵です。
さて、テントの設営。
昔は、やみくもに急いでセッティングしてたのを思い出します。
とにかく早く泳ぎたいと焦ってました。
日程も今に比べたら短かったので、時間を無駄にしたくないという気持ちが
強かったのを思い出します。
でも、急ぐと後でやり直したり、我慢することが出てくるんです。
この時間をいかにゆったりじっくりかけるかが大切。
といっても旅程が長くなったお陰なのですが(^^)
スコップを借りて、場所を平らにして、面積も少し広げます。
砂地のキャンプ場で、管理がおおらかだからできることですね。
テントを張って、大判ブルーシートで屋根を作り、椅子と簡単なテーブルを置き、
荷物をテント内外に配置して完了です。
そして、いつものお酒ラインナップ撮影。
フラッシュのせいで写真がのっぺりしてますが、
2013年夏は赤ワイン3本、シャンパン1本、ズブロッカ(ウォッカ)1本の5本。
コップに氷を入れて赤ワインを注ぐがぶ飲み赤ワインロック。夏のキャンプには最高です。
なんたって昼間のサンドイッチに合うったらない(^^)
反対にアルコール度数の高い酒は控えたほうがいいですね。来年は再考です。
さて、買い出しのため街中へ。
昔、通っていた民宿へ挨拶へ、お土産を渡すといつものように野菜をいただきました。
きゅうり・なす・トマト。そして、小さめのイサキを3匹。
夏キャンプに夏野菜。ほんとにありがたいです。
その後、お店で氷、野菜、卵、肉、コーラ、食パン、
そして、昼食用にパンに挟むカジキフライとイカフライを購入してキャンプ場へ戻ります。
去年までは初日の昼は素麺がお決まりだったのですが、
意地を張って自炊だけで通すことはやめました。
トマトを切って、パンにフライを挟んでソースをかけて、コップに氷と赤ワイン。
天気も良く、上々の滑り出しです。
昼食食べて落ち着いたら、軽く挨拶だけしておいたキャンプ仲間に会いに行きます。
宴会主のKBさん親子、キャンプ師匠のHRさん、釣り師匠のKSさん、髪を切ったMYちゃん、ITさん親子、TYご夫婦、去年から2度のUNさん親子などなど。
数日後にはBNさん大集団とJ&Sご夫婦も加わるらしく、ほんと変わらない面々です。
軽く昼寝してから(初日に昼寝できるっていいでしょ?(^^))
今回の目的の一つである「ウツボの蒲焼き」作りの準備として
モリをレンタルして、大浦の中へ。
ナギで水温が高く平和な水中です。
目当てのウツボには何度か遭遇するものの小学校以来のモリ使いにまごまご
してるうちに、モリが折れてしまい捕獲は終了となってしまいました。
ま、初日なのでOKです。
夜の宴会の持ち寄り一皿としてポテトフライを作って、
持ち寄った食事をいただきました。
昼がパンだったのでご飯が食べたかったのですが、
ITママがナシゴレンを作ってきてくれて美味しくいただきました。
やはりママさんの食事は安定しててうまいですね。
お酒は控えめにして、夜釣りへ。
7月中旬に赤イカが大漁だったこともあり、残りイカを求めて。
あとトビウオすくいも期待をしつつ。
結果は坊主。
イカもトビウオもいるのはいる(見えるので)のですが量は少なかったです。
11時から2時間ほど頑張って、テントに戻って爆睡。
のんびり過ごしながらも充実した初日でした。
4日(日)
前日のこともあり7時起床。
キャンパーさんたちはとっくに起きて、動き回っています。
ご飯を炊いて、卵かけご飯となすの即席漬け、もらったイサキを煮て食べました。
そんな頃、キャンプ場の受付が賑わいます。
8時に着いた大型船で着たキャンパー達がテント場を探してやってきます。
空いていた私のテントの上のスペースに、小さなお子さん2人連れたご夫婦が設営。
そのお子さんの上の男の子が「おじさん、おじさん」となついてくれて、
ちょっとうれしかったです(^^)
午前中は散歩などして過ごし、昼食は朝の残り煮魚などで済ませ、夜の釣りの準備をします。
昨夜は餌釣りではなかったのですが、今夕からは本格的な遠投カゴ釣り。
大物への期待とGWの坊主の悔しさが交錯します。
堤防で食べるサンドイッチをキュウリとツナ缶で作り、いざ野伏港へ。
午後の3時から釣り開始。
師匠のKSさんがバイクで何度か覗きに来ます。
近頃、イルカが数頭回遊してるせいで、大型魚がいないそう。
ただ「夕方からならイサキが釣れるんじゃないかな」とのお言葉。
もちろん夜釣り突入は承知の上です。
予言通り18時まではほぼ当たり無し、ひたすらオキアミを詰めて投げ続けます。
不思議と楽しいんですねぇ。釣れなくても。
で、夜になってウキに発光物を取り付けるようになって、
ようやく釣れ始めます。
まず、30cmのイサキが釣れ、同サイズのメジナが続きました。
長い坊主生活も終了です(^^)
それからサバが2匹ほどかかりましたが、ついリリースしてしまいました。
干物にすれば良かったのですが、干物用の網カゴ(食器カゴ兼用)には
昨日のもらいものイサキの干物が・・・・・・食べる量を考えてのやむない選択です。
足取り軽くキャンプ場に戻り、いつもの宴会に途中参加して就寝です。
5日(月)
この日の朝は、昨日釣ったイサキをさばいて、醤油と赤とうがらしで漬けたヅケ丼。
やっぱり自分で釣った魚は格別です。
ちなみに魚さばきは、ほぼ素人。
今回の旅行で少しは慣れた気がしてますが、振る舞うのはまだ先だなぁ。
午前中は、お地蔵様をナタと彫刻刀で撫でておりました。
お昼は・・・・・・残りご飯に冷麦茶をかけたお茶漬けとキュウリ・ナスのポン酢がけ。
だって、暑くて料理意欲が・・・・・・・なにせ薪と炭で全部やってるもんですから。
午後は氷を買いに町中へ出て、戻ってからまた釣りに行きます。
サンドイッチは、缶入りのあんこを挟んだあんこサンド。
手抜きがどんどん進みます。暑さは人をおっくうにします。って私だけか。
で、この日も夜に入ってから釣れ出しました。
イサキとサバ(リリース)、ハタンポ(リリース)。
で、次に来たのがコレ。
デカイです。クーラーボックスにようやく入る45cm。
デカメジナです。と、その時は思ってました。
釣り好きの方の失笑が目に浮かびます。
翌日まで、私はメジナだと思って天狗になっておりました。
正解はイスズミ。臭い魚の代表格らしいです。
食べられなくもないけれど、くらい食べなくていい魚。
ま、半日の事でしたが嬉しかったからいいんです。
でも、サバを残して置くんだったなぁと。
キャンプ場に戻り、自慢げに釣果を話し、料理の残り物をいただきました。
今日のご飯はガーリックライス。
あんこライスだけの胃には染みる美味しさでございました。
6日(火)
この朝まではデカメジナと思ってましたから
今年の釣りは終わったなくらいの余裕顔。
朝食はご飯を炊いての玉子チャーハンだったと思われます。
午前中は昨日に続いて、仏像作り。
GWではのっぺりのお顔に目口が入り、地蔵らしくなってきました。
ちなみに参考にしているのは円空作のびんずるさんです。
あくまでも参考にということで(^^)
今回のキャンプは天候に恵まれました。
都内はもっと恵まれたらしく37度とかだったらしいですが
もちろんエアコンなどない生活です。
やはり暑さに疲れが出てきます。
食欲が・・・・・・・昼食は・・・・・・また、お茶漬けです。
とにかくキュウリとトマトばっかり食べてましたねぇ。
ポン酢は夏バテの救世主です。
あ、メジナは唐揚げにしたのですが、少し臭みが残ってました。
新鮮なら何でも旨いってわけではないですね。
この夜は、長老キャンパーBNさんに夕食を招待されました。
いつもいつもありがたいことです。
GWは怪我で来られなかったのですが、元気なご様子で安心しました。
しっかし、この家族。止まっているのを見たことがないマグロのような働き者家族。
エネルギッシュさ、見習わないといけません。
7日(水)
朝食は、カレー味の野菜炒めとパンと・・・・・・・・ブドウ汁。(^^)
あっという間に氷が溶けて薄くなるので、ワインではなくブドウ汁(いいわけ)。
キャンプ場を散歩してから二度寝です。
日本人の感覚だと旅行に行って昼寝するなんて考えられないですよね。
私も昔はそうでした。
旅行の日数が4日を超えるくらいから、
日本人の観光から外人さんのバケーションに変化していきます。
体験してみたいと分からないですね。
もちろん1カ所滞在での話で、毎日のように次の場所に移動してたら
いくら長期でもダメでしょうけどね。
そのへんだな日本人の観光の問題点は。
昼食はイサキのヅケ丼第二段とメジナの唐揚げの再チャレンジ。
唐揚げはなんとか上手くいきましたが、生姜とかを匂い消しに使うともっといいかな。
午後はウツボ突きに再チャレンジですが、なかなか才能がない模様で今回も収穫なし。
少し言い訳として、小さめのウツボには仏心が出てしまったのでした。
海から出て、水シャワーを浴びているとHRさんがやって来て、
カメラを海の中で流してしまったとのこと。
私も2年前にカメラを水没させたこともあり、毎年いろいろありますなぁ。
機械はともかく撮った写真のデータを悔やむHRさん。
気持ちはよく分かります。今頃、どっかの浜に流れ着いているのでしょうか。
今夜の宴会には、前日に到着したJ&S夫妻、明日、一時帰京するMYちゃん、島民のNちゃん、Qさんが参加。
ほんとこの4年でキャンプ仲間が増えたなぁと思います。
そして、毎年のように大浦に集まる面々。
愛すべき式根バカ達です。(失礼)
8日(木)
この朝、MTくんがキャンプ場に登場。
彼とは初回のキャンプの時にテントが隣通しになって、
同じように式根島キャンプにはまっていった者同士。
アウトドア慣れしてた彼とテント初体験の私。
「流木を燃やしてご飯炊いてましたよね。変わった人だなぁと思ってました」と彼。
今もやってることは変わってないけど、確かに変わったオジサンだったと思います。(^^)
午前中は、飛び込みへ行くKBさん親子、UNさん親子達と式根島港へ。
私は対岸から撮影担当。
久しぶりに百景を増やすことができました。
昼食は、今回初のカレーを作りました。
去年までは食事の定番はカレーだったなぁ。
暑さのせいで火を長時間使うのがしんどいので、根菜(イモ・ニンジン)はパスして、
タマネキ、ピーマン、ナスとトマトで軽く作ります。
焦がさない限り味はルーが保証してくれますので、ほどほど美味。
ご飯は朝の残りで。
やっぱカレーは元気が出ます。
インドの方がカレーばっか食べる気持ちがよく分かります。
暑い中でも食欲が出て、元気が出るのがカレーなんですね。
午後は有料温泉「憩いの家」で風呂に入ってさっぱりした後、
野伏港へ最終の釣りへ。
釣果はメジナ1匹。
大漁の日が無かったものの坊主の日も無かった今回の釣りでした。(あ、初日除く)
夜は・・・・いつものように宴会です。
9日(金)
朝昼食の話は代わり映えしないのでパス。
この時期の大浦の常連には二人の外人さんがいます。
私と同い年でフランクな米国人GRさんと魚突きに燃える若い英国人のTMくん。
このところ毎年会ってますねぇ。
その他にも常連でない外人さんはたくさんいます。
私が見てきて感じる外人さんの傾向は、船の甲板で寝るの好き、
テントは高い場所に張るの好き、料理が大ざっぱの3つです。
この日も町中に買い出しへ。
そのついでに前から気になっていた「のぞみ文庫」を見に行くと
初めて雨戸が開いているのを発見。
残念ながらお留守のようで中に入ることは叶いませんでしたが
ようやく百景として紹介することができました。詳しくはそちらを。
キャンプ場に戻ると炊事場でURさんがウツボと格闘してました。
お願いして1切れ(15cmほど)いただき、もらいウツボで蒲焼きに挑戦です。
確かに肉の弾力が強くて骨を外すのが難しい。
もし一匹なら、断念してぶつ切り調理にしてたかもしれません。
しかし、たった一切れ。ながらさばきに15分を要して開きました。
タレがないので、ジップロックにめんつゆと砂糖を入れて、ウツボを漬けます。
1時間ほどしてから、タレを付け付け炭火で焼いていきます。
タレが薄めなので蒲焼きと白焼きの中間ですが、匂いが結果を予感させます。
ほんっと旨かったです。
この夏の一番美味だったかもしれません。
これは来年に1本やるしかありません。(^^)
夜はKBさん親子が明日帰るので、Jさんのとこでパーティー。
私も明後日には帰ります。
徐々にメンバーの多くが帰りムードになっていきます。
残念なのも半分、楽しんだ充実感半分。
ただ都内が37度の噂もあり、いつもより後ろ髪引かれたかもしれません。
10日(土)
この日、KBさん親子とTMくんが大型船で帰ります。
数人で見送りに行って、その様子を映像で撮影。
翌日、見送ってもらえた映像を撮影したことで、まとめ映像では送られる映像と
送る側の映像をつなぎ合わせることができました。
その時はそんな使い方することは考えてなかったんですけどね(^^)
翌日帰るので遊ぶというより帰りの準備を進めます。
午後早めに海に入り、その後、スウェットスーツなどを干して、箱に仕舞い。
薪、炭、ゴミを片づけます。
見送り帰りで買ったサンドイッチを食べながら、最後の薪で火をおこし
お湯を沸かしてポットに入れます。
そして夕方を待って、空が赤くなり始めた頃、コーヒーを持って夕陽見物。
水平線辺りが曇っていたので水平線に落ちる夕陽ではありませんでしたが
十分に堪能しました。
夜は、管理小屋の前で飲むKSさんとKUさんに合流。
KUさんは顔は知ってながら飲むのは初めて。
オサダ貝だったかな。その貝専門に採るとのこと。
知らない楽しみ方はまだまだあるなと再確認です。
昼に作ったイカの天ぷらという残り物ながら豪華なつまみ。
この夜開けたウォッカで美味しくいただきました。
11日(日)
さて、今日が帰りの日です。
朝早めに挨拶回りをすると、BNさんが「前もって言っておけよ」と強引に椅子に座らされ
朝食をご馳走されます。この強引さ好きです。(^^)
前日の準備のおかげで乗船1時間前には、荷造り完了です。
GWはまごついたせいで、島のり弁当が買えないという大失態をしてしまいましたので
早めに出発し、弁当と缶チューハイを買って野伏港へ。
この日、大型船で帰るのは私とHRさん二人。J&S夫妻とKSさんが見送ってくれました。
港で手を振る3人の横に見慣れた人の姿が。
GWに一緒に飲んだBBさんでした。この様子は動画をご覧ください。
船室に入り、荷物を置いて、コインシャワーへ。
ずっと伸ばしていたヒゲを剃ります。
鏡で見るとずいぶんと日焼けしています。
あとは島のり弁当を食べて、少し飲んで、ぐっすり昼寝。
目が覚めたら今回の旅行は終わり。
お世話になった皆様、ありがとうございました。
大浦キャンプ場の紹介動画としては、よく出来てます(自画自賛(^^))
コメント楽しいニコ動でも。
8/2(金)
ついに、この日を迎えました。
毎回そうなのですが職場を出た瞬間にガッツポーズです(^^)
やっぱ普通の会社員で平日5連休はなかなか肩身が狭いですからねぇ。
自宅経由で竹芝桟橋に到着したのが22時30分。
チケットをもらって列に並ぼうとするといつもの位置と違います。
そうか。この時間だともう乗船が始まっているのだった。
で? この列は・・・・・・・席無し券の人々の列。
甲板、通路、荷物置き場に寝ることになる人々です。
普通の旅行じゃ考えられませんね。(^^)
おそらく150人くらいはいたんじゃないかな。
席無し難民が。私も今回はそうですけど(^^)
でも、無事に乗船し、23時に竹芝桟橋を出港しました。
しっかし、甲板に人の多いこと。
その模様は上の映像でご覧ください。
大変だって言ってながら楽しんでおります。
ワイワイガヤガヤと見知らぬ島好き達との船の旅。
甲板仲間、悪くありません。
8/3(土)
さるびあ丸の屋根付き甲板から見る夜明け前の海をパンすると
甲板の上に青毛布にくるまった人、人、人。(動画参照)
こんな場所すら混んでます。というか、伊豆七島慣れしてる方には
普通~~~~の風景。
1枚100円の貸毛布が潮風通る甲板ではなかなかに温かいんです。
もし座席の予約が取れなくても、「席無し券」さえ手に入れればいいんです。
これで十分快適だし、楽しいんです。
想い出になりますよ。
通路も当然のように人が寝てます。
最後にカメラが止まった場所(ブルーのクーラーBOX)が今年の私の寝場所。
※私はわざわざ寝袋を使います。
昨年は、この一帯を一人で使ってたんですけどねぇ。
お気づきのように手すりの上は船外。雨が降れば吹き込みます。
ワイルドです(^^)
伊豆七島が少しブームになったのでこの混雑。
ガヤガヤしてうるさいかと思ったけど、
人が多いと若者の宴会が逆に抑えられて良かったです。
ようやく式根島にとうちゃこ~~(日野正平風)
その日、大型船で島に降りたのは165名。
暇ですねぇ。数えました(^^)
決して多い数字ではありませんが島民が4〜500人なので少なくないですし、
高速船2挺の数も加えると島民の半数に達する数でしょう。
何故にゆったりしていたかというとキャンパーらしい姿がほぼ見えなかったので
場所取りレースの必要も無く、ゆっくりとキャンプ場へ向かえたからなのでした。
途中、外人4人組さんを追い抜いて、キャンプ場へ到着。
受付を済ませてお金を・・・・・・払わず(無料なので(^^))番号札を持って場所探し。
なんとかいい場所を確保できました。
今回のテント場は、大浦キャンプ場で2番目に高いとこでお地蔵さんの斜め下。
ベストではないが文句を言ってはバチが当たる。南無地蔵菩薩です(^^)
何を置いても、まずはお地蔵さんのとこへ。
すると、なななんとお賽銭が!
地蔵仏の前に線香立てとして竹の輪っかを置いていたのですが
そこに1円玉が入っていました。
なんとなくお地蔵認定してもらえたようで感激でした。
2年前はトーテンポールだったのに(^^)
一人でも認めてくれれば立派な地蔵です。
さて、テントの設営。
昔は、やみくもに急いでセッティングしてたのを思い出します。
とにかく早く泳ぎたいと焦ってました。
日程も今に比べたら短かったので、時間を無駄にしたくないという気持ちが
強かったのを思い出します。
でも、急ぐと後でやり直したり、我慢することが出てくるんです。
この時間をいかにゆったりじっくりかけるかが大切。
といっても旅程が長くなったお陰なのですが(^^)
スコップを借りて、場所を平らにして、面積も少し広げます。
砂地のキャンプ場で、管理がおおらかだからできることですね。
テントを張って、大判ブルーシートで屋根を作り、椅子と簡単なテーブルを置き、
荷物をテント内外に配置して完了です。
そして、いつものお酒ラインナップ撮影。
フラッシュのせいで写真がのっぺりしてますが、
2013年夏は赤ワイン3本、シャンパン1本、ズブロッカ(ウォッカ)1本の5本。
コップに氷を入れて赤ワインを注ぐがぶ飲み赤ワインロック。夏のキャンプには最高です。
なんたって昼間のサンドイッチに合うったらない(^^)
反対にアルコール度数の高い酒は控えたほうがいいですね。来年は再考です。
さて、買い出しのため街中へ。
昔、通っていた民宿へ挨拶へ、お土産を渡すといつものように野菜をいただきました。
きゅうり・なす・トマト。そして、小さめのイサキを3匹。
夏キャンプに夏野菜。ほんとにありがたいです。
その後、お店で氷、野菜、卵、肉、コーラ、食パン、
そして、昼食用にパンに挟むカジキフライとイカフライを購入してキャンプ場へ戻ります。
去年までは初日の昼は素麺がお決まりだったのですが、
意地を張って自炊だけで通すことはやめました。
トマトを切って、パンにフライを挟んでソースをかけて、コップに氷と赤ワイン。
天気も良く、上々の滑り出しです。
昼食食べて落ち着いたら、軽く挨拶だけしておいたキャンプ仲間に会いに行きます。
宴会主のKBさん親子、キャンプ師匠のHRさん、釣り師匠のKSさん、髪を切ったMYちゃん、ITさん親子、TYご夫婦、去年から2度のUNさん親子などなど。
数日後にはBNさん大集団とJ&Sご夫婦も加わるらしく、ほんと変わらない面々です。
軽く昼寝してから(初日に昼寝できるっていいでしょ?(^^))
今回の目的の一つである「ウツボの蒲焼き」作りの準備として
モリをレンタルして、大浦の中へ。
ナギで水温が高く平和な水中です。
目当てのウツボには何度か遭遇するものの小学校以来のモリ使いにまごまご
してるうちに、モリが折れてしまい捕獲は終了となってしまいました。
ま、初日なのでOKです。
夜の宴会の持ち寄り一皿としてポテトフライを作って、
持ち寄った食事をいただきました。
昼がパンだったのでご飯が食べたかったのですが、
ITママがナシゴレンを作ってきてくれて美味しくいただきました。
やはりママさんの食事は安定しててうまいですね。
お酒は控えめにして、夜釣りへ。
7月中旬に赤イカが大漁だったこともあり、残りイカを求めて。
あとトビウオすくいも期待をしつつ。
結果は坊主。
イカもトビウオもいるのはいる(見えるので)のですが量は少なかったです。
11時から2時間ほど頑張って、テントに戻って爆睡。
のんびり過ごしながらも充実した初日でした。
4日(日)
前日のこともあり7時起床。
キャンパーさんたちはとっくに起きて、動き回っています。
ご飯を炊いて、卵かけご飯となすの即席漬け、もらったイサキを煮て食べました。
そんな頃、キャンプ場の受付が賑わいます。
8時に着いた大型船で着たキャンパー達がテント場を探してやってきます。
空いていた私のテントの上のスペースに、小さなお子さん2人連れたご夫婦が設営。
そのお子さんの上の男の子が「おじさん、おじさん」となついてくれて、
ちょっとうれしかったです(^^)
午前中は散歩などして過ごし、昼食は朝の残り煮魚などで済ませ、夜の釣りの準備をします。
昨夜は餌釣りではなかったのですが、今夕からは本格的な遠投カゴ釣り。
大物への期待とGWの坊主の悔しさが交錯します。
堤防で食べるサンドイッチをキュウリとツナ缶で作り、いざ野伏港へ。
午後の3時から釣り開始。
師匠のKSさんがバイクで何度か覗きに来ます。
近頃、イルカが数頭回遊してるせいで、大型魚がいないそう。
ただ「夕方からならイサキが釣れるんじゃないかな」とのお言葉。
もちろん夜釣り突入は承知の上です。
予言通り18時まではほぼ当たり無し、ひたすらオキアミを詰めて投げ続けます。
不思議と楽しいんですねぇ。釣れなくても。
で、夜になってウキに発光物を取り付けるようになって、
ようやく釣れ始めます。
まず、30cmのイサキが釣れ、同サイズのメジナが続きました。
長い坊主生活も終了です(^^)
それからサバが2匹ほどかかりましたが、ついリリースしてしまいました。
干物にすれば良かったのですが、干物用の網カゴ(食器カゴ兼用)には
昨日のもらいものイサキの干物が・・・・・・食べる量を考えてのやむない選択です。
足取り軽くキャンプ場に戻り、いつもの宴会に途中参加して就寝です。
5日(月)
この日の朝は、昨日釣ったイサキをさばいて、醤油と赤とうがらしで漬けたヅケ丼。
やっぱり自分で釣った魚は格別です。
ちなみに魚さばきは、ほぼ素人。
今回の旅行で少しは慣れた気がしてますが、振る舞うのはまだ先だなぁ。
午前中は、お地蔵様をナタと彫刻刀で撫でておりました。
お昼は・・・・・・残りご飯に冷麦茶をかけたお茶漬けとキュウリ・ナスのポン酢がけ。
だって、暑くて料理意欲が・・・・・・・なにせ薪と炭で全部やってるもんですから。
午後は氷を買いに町中へ出て、戻ってからまた釣りに行きます。
サンドイッチは、缶入りのあんこを挟んだあんこサンド。
手抜きがどんどん進みます。暑さは人をおっくうにします。って私だけか。
で、この日も夜に入ってから釣れ出しました。
イサキとサバ(リリース)、ハタンポ(リリース)。
で、次に来たのがコレ。
デカイです。クーラーボックスにようやく入る45cm。
デカメジナです。と、その時は思ってました。
釣り好きの方の失笑が目に浮かびます。
翌日まで、私はメジナだと思って天狗になっておりました。
正解はイスズミ。臭い魚の代表格らしいです。
食べられなくもないけれど、くらい食べなくていい魚。
ま、半日の事でしたが嬉しかったからいいんです。
でも、サバを残して置くんだったなぁと。
キャンプ場に戻り、自慢げに釣果を話し、料理の残り物をいただきました。
今日のご飯はガーリックライス。
あんこライスだけの胃には染みる美味しさでございました。
6日(火)
この朝まではデカメジナと思ってましたから
今年の釣りは終わったなくらいの余裕顔。
朝食はご飯を炊いての玉子チャーハンだったと思われます。
午前中は昨日に続いて、仏像作り。
GWではのっぺりのお顔に目口が入り、地蔵らしくなってきました。
ちなみに参考にしているのは円空作のびんずるさんです。
あくまでも参考にということで(^^)
今回のキャンプは天候に恵まれました。
都内はもっと恵まれたらしく37度とかだったらしいですが
もちろんエアコンなどない生活です。
やはり暑さに疲れが出てきます。
食欲が・・・・・・・昼食は・・・・・・また、お茶漬けです。
とにかくキュウリとトマトばっかり食べてましたねぇ。
ポン酢は夏バテの救世主です。
あ、メジナは唐揚げにしたのですが、少し臭みが残ってました。
新鮮なら何でも旨いってわけではないですね。
この夜は、長老キャンパーBNさんに夕食を招待されました。
いつもいつもありがたいことです。
GWは怪我で来られなかったのですが、元気なご様子で安心しました。
しっかし、この家族。止まっているのを見たことがないマグロのような働き者家族。
エネルギッシュさ、見習わないといけません。
7日(水)
朝食は、カレー味の野菜炒めとパンと・・・・・・・・ブドウ汁。(^^)
あっという間に氷が溶けて薄くなるので、ワインではなくブドウ汁(いいわけ)。
キャンプ場を散歩してから二度寝です。
日本人の感覚だと旅行に行って昼寝するなんて考えられないですよね。
私も昔はそうでした。
旅行の日数が4日を超えるくらいから、
日本人の観光から外人さんのバケーションに変化していきます。
体験してみたいと分からないですね。
もちろん1カ所滞在での話で、毎日のように次の場所に移動してたら
いくら長期でもダメでしょうけどね。
そのへんだな日本人の観光の問題点は。
昼食はイサキのヅケ丼第二段とメジナの唐揚げの再チャレンジ。
唐揚げはなんとか上手くいきましたが、生姜とかを匂い消しに使うともっといいかな。
午後はウツボ突きに再チャレンジですが、なかなか才能がない模様で今回も収穫なし。
少し言い訳として、小さめのウツボには仏心が出てしまったのでした。
海から出て、水シャワーを浴びているとHRさんがやって来て、
カメラを海の中で流してしまったとのこと。
私も2年前にカメラを水没させたこともあり、毎年いろいろありますなぁ。
機械はともかく撮った写真のデータを悔やむHRさん。
気持ちはよく分かります。今頃、どっかの浜に流れ着いているのでしょうか。
今夜の宴会には、前日に到着したJ&S夫妻、明日、一時帰京するMYちゃん、島民のNちゃん、Qさんが参加。
ほんとこの4年でキャンプ仲間が増えたなぁと思います。
そして、毎年のように大浦に集まる面々。
愛すべき式根バカ達です。(失礼)
8日(木)
この朝、MTくんがキャンプ場に登場。
彼とは初回のキャンプの時にテントが隣通しになって、
同じように式根島キャンプにはまっていった者同士。
アウトドア慣れしてた彼とテント初体験の私。
「流木を燃やしてご飯炊いてましたよね。変わった人だなぁと思ってました」と彼。
今もやってることは変わってないけど、確かに変わったオジサンだったと思います。(^^)
午前中は、飛び込みへ行くKBさん親子、UNさん親子達と式根島港へ。
私は対岸から撮影担当。
久しぶりに百景を増やすことができました。
昼食は、今回初のカレーを作りました。
去年までは食事の定番はカレーだったなぁ。
暑さのせいで火を長時間使うのがしんどいので、根菜(イモ・ニンジン)はパスして、
タマネキ、ピーマン、ナスとトマトで軽く作ります。
焦がさない限り味はルーが保証してくれますので、ほどほど美味。
ご飯は朝の残りで。
やっぱカレーは元気が出ます。
インドの方がカレーばっか食べる気持ちがよく分かります。
暑い中でも食欲が出て、元気が出るのがカレーなんですね。
午後は有料温泉「憩いの家」で風呂に入ってさっぱりした後、
野伏港へ最終の釣りへ。
釣果はメジナ1匹。
大漁の日が無かったものの坊主の日も無かった今回の釣りでした。(あ、初日除く)
夜は・・・・いつものように宴会です。
9日(金)
朝昼食の話は代わり映えしないのでパス。
この時期の大浦の常連には二人の外人さんがいます。
私と同い年でフランクな米国人GRさんと魚突きに燃える若い英国人のTMくん。
このところ毎年会ってますねぇ。
その他にも常連でない外人さんはたくさんいます。
私が見てきて感じる外人さんの傾向は、船の甲板で寝るの好き、
テントは高い場所に張るの好き、料理が大ざっぱの3つです。
この日も町中に買い出しへ。
そのついでに前から気になっていた「のぞみ文庫」を見に行くと
初めて雨戸が開いているのを発見。
残念ながらお留守のようで中に入ることは叶いませんでしたが
ようやく百景として紹介することができました。詳しくはそちらを。
キャンプ場に戻ると炊事場でURさんがウツボと格闘してました。
お願いして1切れ(15cmほど)いただき、もらいウツボで蒲焼きに挑戦です。
確かに肉の弾力が強くて骨を外すのが難しい。
もし一匹なら、断念してぶつ切り調理にしてたかもしれません。
しかし、たった一切れ。ながらさばきに15分を要して開きました。
タレがないので、ジップロックにめんつゆと砂糖を入れて、ウツボを漬けます。
1時間ほどしてから、タレを付け付け炭火で焼いていきます。
タレが薄めなので蒲焼きと白焼きの中間ですが、匂いが結果を予感させます。
ほんっと旨かったです。
この夏の一番美味だったかもしれません。
これは来年に1本やるしかありません。(^^)
夜はKBさん親子が明日帰るので、Jさんのとこでパーティー。
私も明後日には帰ります。
徐々にメンバーの多くが帰りムードになっていきます。
残念なのも半分、楽しんだ充実感半分。
ただ都内が37度の噂もあり、いつもより後ろ髪引かれたかもしれません。
10日(土)
この日、KBさん親子とTMくんが大型船で帰ります。
数人で見送りに行って、その様子を映像で撮影。
翌日、見送ってもらえた映像を撮影したことで、まとめ映像では送られる映像と
送る側の映像をつなぎ合わせることができました。
その時はそんな使い方することは考えてなかったんですけどね(^^)
翌日帰るので遊ぶというより帰りの準備を進めます。
午後早めに海に入り、その後、スウェットスーツなどを干して、箱に仕舞い。
薪、炭、ゴミを片づけます。
見送り帰りで買ったサンドイッチを食べながら、最後の薪で火をおこし
お湯を沸かしてポットに入れます。
そして夕方を待って、空が赤くなり始めた頃、コーヒーを持って夕陽見物。
水平線辺りが曇っていたので水平線に落ちる夕陽ではありませんでしたが
十分に堪能しました。
夜は、管理小屋の前で飲むKSさんとKUさんに合流。
KUさんは顔は知ってながら飲むのは初めて。
オサダ貝だったかな。その貝専門に採るとのこと。
知らない楽しみ方はまだまだあるなと再確認です。
昼に作ったイカの天ぷらという残り物ながら豪華なつまみ。
この夜開けたウォッカで美味しくいただきました。
11日(日)
さて、今日が帰りの日です。
朝早めに挨拶回りをすると、BNさんが「前もって言っておけよ」と強引に椅子に座らされ
朝食をご馳走されます。この強引さ好きです。(^^)
前日の準備のおかげで乗船1時間前には、荷造り完了です。
GWはまごついたせいで、島のり弁当が買えないという大失態をしてしまいましたので
早めに出発し、弁当と缶チューハイを買って野伏港へ。
この日、大型船で帰るのは私とHRさん二人。J&S夫妻とKSさんが見送ってくれました。
港で手を振る3人の横に見慣れた人の姿が。
GWに一緒に飲んだBBさんでした。この様子は動画をご覧ください。
船室に入り、荷物を置いて、コインシャワーへ。
ずっと伸ばしていたヒゲを剃ります。
鏡で見るとずいぶんと日焼けしています。
あとは島のり弁当を食べて、少し飲んで、ぐっすり昼寝。
目が覚めたら今回の旅行は終わり。
お世話になった皆様、ありがとうございました。