式根島・百景

式根島の魅力を、式根島リピーターの私がご紹介します。

百景120/ポパイ

2012-05-13 11:54:05 | 百景


このお店、私が初めて式根島に行った二十数年前から閉まっています。
(と記憶してるのですが間違ってたらすいません)
島の中心あたりに位置し、居酒屋千漁さんの正面。
島の中では珍しく高い建物なので、目立ちます。
目立つ建物(お店)が閉まっているのは、やっぱり感じるものが。

ナンパ島というありがたくない名前で呼ばれていた頃には、若者たちが夜な夜な交流をした場なのでしょう。
お店の名前も「ポパイ」と時代を感じさせますね。
いろんなアニメキャラクターが復活しているのもかかわらず、ポパイは使い勝手が良さそうなのに使われることが少ないのは、強い男キャラはウケないのでしょうか。(^^)

この建物を横切るたびに、その頃の喧騒が聞こえてくる気がします。

ま、これも式根島のひとつの顔として。

百景119/波しぶき

2012-05-13 11:43:45 | 百景


撮影したのは足附温泉奥の岩場です。
普段は穏やかな海も天候によって険しい表情を見せます。
といっても望遠で撮ってるので波をかぶるような状況ではないんですけどね。

岩に当たって砕ける波しぶき。
波の強さによって毎回変わるしぶきの形は見ていて案外飽きません。
この時は足附温泉の水位が高くて入浴タイムではありませんでしたが、入浴しながら見られるならかけがえの無いひと時になりそうです。

観光って雨が降ったりすると楽しみが半減しますが、天候が悪いからこそ楽しめるものを見つけるのは旅行上手のコツなんでしょうね。
温泉につかりながら見る波しぶきも式根島の楽しみの一つに是非加えたいものです。

初公開 行きの船中寝室

2012-05-11 14:30:30 | キャンプ・その他


式根島へ向かう船では、基本甲板に寝ています。
座席はあるんですよ。
普段は和室(雑魚寝)、今回は椅子席。
でも、式根島に一緒に行っていたグループの習慣で、甲板で飲んで寝るのがいつものパターン。
ちなみに甲板といえど屋根は付いています。
が、壁はなし。(^^)
海風に髪の毛を揺らされながら寝るわけです。
目覚めた時に朝焼けで海の香りもぷんとして、一度体験すると船室はものたりなくて。

で、写真は椅子を用意して、さて飲みながら夜景見ようかって段階。
眠くなったらブルーシートの上で寝袋で寝るわけです。
私みたいに甲板をわざと選ぶ人も少なくありません。

アウトドアがここから始まってるわけです。(^^)

式根島2012GW

2012-05-11 05:15:09 | キャンプ・その他


私にとっては初めてのGWの式根島。
行ってまいりました。
そして、無事に帰ってまいりました。

<その1>
4/28(土)の朝、8時到着ということで7時頃から下船口に陣取ります。
混むという噂のGWですからキャンプの場所取りに成功するかどうかが大きな分かれ目になります。
下船口で昨年の夏に大浦キャンプ場で親しくなった方に遭遇。
通うと知り合いが増えていくのがうれしいところです。
立ち話などしつつ下船口で待っていると船は野伏港に接岸し、下船が始まりました。
私は5番目くらいでしたか。
港に降り立つと今回導入のキャリーを引いて小走りに大浦へ向います。
知り合いの知り合いと一緒に坂を上り、大浦に到着するまでに一人と一台に抜かされました。
ベテランさんは民宿の車で送ってもらったりするわけです。
ずるいと言えばずるいのですが(^^)、それも作戦というか通いつめたご褒美ですから笑って手を振り、その後大浦へ到着。
結果として第一希望の場所は確保できませんでしたが、眺望のいい場所に設営できたので出だしとしては良かったですね。
GWは混むのかという点については、GW前半初日(4/28(土))の時点では、夏より少し少なく、後半初日(5/3(木))は夏よりも多い感じでした。

<その2>
5/3(木)の朝に大型船で戻る予定が天候の関係で波が高く、欠航になるかもしれないという前日の状況だったため、一日延長して5/4(金)に変更しました。
式根島ファンの方はご存知でしょうが、ジェット船は波に弱く、早々と欠航になってしまいます。
それに比べると大型船は余程のことがなければ欠航にはならないのですが、「条件付」という出航をちょくちょくやります。
これ何かと言うと主に東京から出航して、もしも波が予測より高くなって接岸が難しい場合は島に寄らずに帰ってきますよ。ってこと。
他の交通機関では考えに・・・・・・・・あ、飛行機もそういうことありますね。
まさに5/2(水)夜の大型船は、その条件付き出航だったのです。
GWの後半4連休のお客さんを目いっぱい乗せる日なので、東海汽船さんとしても何とかしたいのでしょうが、もちろん無理はできません。
私が帰りに乗る船は朝にならなくては出港(接岸)できるか分からないわけで、重ねて雨が続いていましたので、雨の中、苦労して帰りの準備をして港へ向い、野伏港で船を待ちつつ、悲報を聞く可能性を考えると延期の判断を喜んでいたしました。
ま、予備日があったので問題はなかったのですが、どうしてもその日帰らなくてはいけない人はかなり焦ってましたね。
結果として欠航にはならなかったのですが、その朝の東京からの乗客は、式根島での接岸ができずに新島に降り、新島から小型船で式根島に無事到着したのでした。
欠航となると島の経済にとっても大きな打撃となるとこでしたから、東海汽船もなんとか頑張ったということでしょうか。

その1とその2の間のお話は徐々に。