川越だより

妻と二人あちこちに出かけであった自然や人々のこと。日々の生活の中で嬉しかったこと・感じたこと。

中国家庭料理・家園オープン

2009-08-12 10:16:40 | 中国残留日本人孤児
 11日午前中にKさんから中華料理店を開業したと知らせがあったので、昼食がてら早速行って見ました。
 僕の家からは歩いて10分ほどです。交通量の多い国道254に面して「中国家庭料理 家園」の看板がかかっています。Kさん夫婦と妹さんが迎えてくれました。

 Kさんは中国残留日本人孤児2世の女性です。僕の生徒ではありません。お母さんが「きいちご移動教室」の常連です。5月の北信濃の旅にお母さんと一緒に家族で参加してくれました。お母さんは県南に住んでおられるのですが、この若夫婦一家は我が家の近くに住んでおられたのです。本当にびっくりしました。
 日暮里で大半の方が降りたあと川越に帰るバスの中で交流して以来、ご近所さんとしての付き合いが始まりました。お連れ合いが中華料理を修業して店を出す話は聞いていましたがこんなに早く開店するとは思っていなかったのです。
 
 4人がけのテーブルが4卓のほか8人ぐらい座れる円テーブルがひとつ、3人がけの小テーブルが2つというこじんまりとしたお店です。

 店の名は家族的な雰囲気の店にしたいという願いをこめてつけたそうです。メニューを見ると僕には手ごろな値段の料理が並んでいて、家族でテーブルを囲んでも大丈夫です。定食類も700円台からあり、付近のサラリーマンの昼食としても手ごろでしょう。事実、国道沿いの自動車販売店の方と思われる数人の姿がありました。

 僕は酢豚定食、妻は牛筋煮込み定食。ボリュームたっぷりなのでどうなるかと思いましたが残さず食べることができました。味のほどをきかれても僕には「おいしかったよ」というしかありませんが、食通の妻が丸をつけていましたからみんなに喜ばれるのではないでしょうか。

 商売の体験がない僕には店を経営する苦労を思うと気が遠くなりそうです。軌道に乗るまで月日もかかることでしょう。がんばってほしいものです。
 僕にとっては妻が留守のときに寄る手ごろな食堂ができて楽しみがひとつ増えました。友人たちが遊びに来てくれたとき案内することもできます。

 「家園」049-223-8218
 
 東京方面から来ると国道254を川越から東松山方面に向かいます。氷川町の交差点を過ぎるとまもなく、左側です。初雁亭の看板の手前です。
 次の信号は宮元町。ここを左折すると神明町で我が家があります。

 15日(土)までは2割引です。暇がある方はどうぞお出かけください。