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新たな国づくりとは・・その4

2007-01-09 23:43:17 | 暮らしよもやま

写真は日経ネットから拝借しました。

今日、防衛庁が防衛省に格上げされました。
安倍内閣での「新しい国づくり」のひとつです。

安倍総理は、記念式典で訓示し「戦後レジームから脱却し、新たな国づくりを行うための基礎、大きな一歩となる」と意義を強調したそうです。
そして「国際社会の平和に取り組む我が国の姿勢を明確にする」と表明。

先の臨時国会での法案提出理由
http://www.clb.go.jp/bk_law/165/text/164-91.htm

憲法解釈で禁じている集団的自衛権行使の問題にも触れて、「いかなる場合が行使に該当するのか、個別具体的な事例に則して、研究を進める」と改めて見直しに意欲を示し、今後ますます動きが出てきそそうです。

加えて、久間防衛相(以前は庁官)は「防衛省の誕生は決してゴールではなく、新たなる政策課題へのスタートだ」と言ったそうです。

今回、一番大きな変更は、
 ①防衛庁を「防衛省」に昇格
  このことだけでたくさんの税金が使われる。

 ②自衛隊法を一部改正し、内閣府の長としての内閣総理大臣の権限を新たに主任の大臣となる防衛大臣に移行させる。
  このことで、防衛大臣は、閣議請議することができたり、予算の要求や執行、米軍に対する物品の提供などが直接行うことができるようになるなど、自衛隊を所管する行政組織の権限が拡大・強化されることになる。

 ③従来は「付随的な任務」とされてきた自衛隊の海外活動などを「本来任務」として位置付ける。
  このことは、テロ特措法やイラク特措法に基づく活動、周辺事態における後方地域支援等の自衛隊法第8章の「雑則」及び「附則」に規定されていた自衛隊の活動が、国土の防衛とともに、同法3条2項に規定する「本来任務」として位置付けられることになる。

えらいことです。

「防衛庁設置法等の一部を改正する法律案」に関する日本弁護士連合会の会長声明
http://www.nichibenren.or.jp/ja/opinion/statement/061201_2.html


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