KAZUのよもやま

KAZUの生活の中で
さまざまをブログに・・

松代象山地下壕

2008-09-07 10:59:31 | Peace


9月5日(金)この機会に以前に聞いていた「長野市松代町」の「松代大本営」移転地下壕を訪れた。

汗ばむ日でしたが、壕の入口から冷たい風が吹き出ていました。

幅1m高さ2m少々の入口、20mくらい進むと直角に右に折れ、数10m。

すると幅4m高さ3m程の広さになる。



この壕は、総延長5800m余、23000㎡になるが、公開され見学できるのは500m余り。

終戦の前の年(1944年)の11月11日11時11分から、戦況が危うくなった政府が、政府機関や皇族、そして大本営の移転のために作業が始まったとのこと。

終戦を迎える8月までの9ヶ月余りで総延長10kmの壕を、6000人に及ぶ朝鮮人が強制労働で動員され働かされたそうです。



壕の一番奥には、韓国語で書かれたメッセージボードやたくさんの折鶴が掲げられていました。

従事していた朝鮮の殆どの人たちは名前もわからず、多くの犠牲者が出ているようですが明らかになっているのは3名だけとか。

この壕は政府機関、放送局・電話局の施設の計画。

南に数kmの「舞鶴山」にも壕が掘られており、皇室や大本営の施設の計画だったとか、今は気象庁の地震観測施設になっており、一部を除いて立入禁止になっているとのこと。


最新の画像もっと見る

コメントを投稿