朝鮮学校にはマスク配布しない?転売するから? 困った時は相身互いでは!

2020-03-13 10:46:32 | 日々
数日家族旅行に出かけていた。

帰宅して新聞を読むと、
さいたま市が 子どもたちの施設の職員へのマスク配布について、
朝鮮学校には配布しないときめたという。
そのことについて、当施設からの問い合わせに対し、
転売の可能性を示唆した発言があったという報道が。

又かと嘆かわしく思った。

その発言は何を根拠にしたのか?
少なくとも自治体の職員であり、個人的思考の相違によって判断してはならないはずである。
ましてや今回は命の問題である。

マスクの品不足がなければ、こうしたことは起こりえない。
しかし、新型コロナウイルスの拡大により、マスクの不足が生じた事態に対応し、
自治体が自分の地域の住民の命を守るために、マスク配布を行うことになったものである。
それなのに差別を助長するような発言で配布しないことを糊塗するなどありえない。

一番の問題は、朝鮮の学校には配布しないと決めた自治体の姿勢にあることは間違いない。
その判断が何によって行われたかを明らかにする必要がある。
命は平等に守られなければならない。
それが、民主主義と言うものである。

この間の、
ある県の県議会議員が、自分の企業が保有していたマスクで儲けようとした問題と言い、
トイレットペーパーやティッシュペーパーなどの買い占めと言い、
本当に困った時は『相身互い』ということを知らないのかと言いたくなる。

こうした事態にこそ、人の品性は現れるものだな~と情けなくなる。
他人事ではなく、自分をも戒めなければならない。


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