一般質問より-教育委員会の会議録の公開について

2015-03-06 12:56:31 | 東村山市の政治、議会
私の一般質問の3つ目のテーマは
教育委員会の会議録の公開について
であった。

もちろん
当市の教育委員会も
その会議録は公開されホームページで見ることができる。

私が求めているのは
当市で起こった教師や部活の指導者による体罰問題を議論した件の会議録である。

この部分の会議は秘密会であるので
会議自体も傍聴ができない
それは個人名も出るので当然あって良いことだと認識している。

しかし、起こった体罰問題やいじめ問題を
教育委員会がどのように受け止め
当市の学校現場や教育委員会としての取り組みをどのように改善しようとしているか
という部分の公開は当然なされるべきであると考えるからである。

私は、先の12月議会で
当市の中学校でで起こった部活指導者による体罰問題をとり上げた
当市では
ひどい 
に分類される体罰が2年続けて起こっているのである。

東京都教育委員会のホームページで公表されない
教育委員会が考える
『軽い』
体罰や不適切な指導や暴言などは
年に複数回 -16件の時も- 起こっているのである

都教委が軽いと考えても
受けた子どもにとっては 深い傷となって残っていく

いったい教育委員会は
この問題を深刻にとらえているのだろうか
どのようにして市内の学校現場から体罰をなくそうとしているのか
会議録が公開されていないのでわからない。

もちろん
教育委員会や学校の取り組みについて
具体的に答弁はあった。
しかし
それでも無くならなかったのであるから
根本的な議論がなされているのか否か
検証が必要である
と同時に
被害者に対しても
自分の事件をどのように受け止め
今後に生かそうとしているか
知る権利があると思うのである。

情報公開請求をすれば開示されるのだろう
しかし
それでは開かれた教育委員会とは言い難く
12月議会で
黒塗り部分があってもいから公開するよう求めた。

今回はその検討結果を質すものだった

教育部内での検討はしたとの答弁であったが
中身は 非公開の部分なので
その手法をどうするか
議事録の公開を定めた規則の改正も必要なので法務担当と相談する必要がある
というものであった。

しかし
これも公開しないという選択肢はあり得ないと思っている。

大阪の桜ノ宮高校や
大津市のいじめによる自殺問題が明らかにしているのは
事態についての教育委員会の認識の甘さ
というか
鈍感さであった。

保護者と共に児童生徒の成長に責任を持つ
人格形成に著しい影響を及ぼす教育の現場の
ありようは
教育委員会の姿勢如何に関わっているといっても過言ではない。

1か月前くらいであったろうか
いじめ問題で校長が乗り出すの重大事態になってからだ
と保護者に言って顰蹙を買った校長の発言を批判したことがある。

当市の教育委員会がそんな低レベルにないことを
市民に明らかにするにも
会議録の公開はあってしかるべきである。

子どもたちを教育する現場の責任者たる教育委員会の
懸命な判断が早急に下されるのを待っている

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