東日本大震災被災地2県を訪ねてー宮古

2019-09-23 16:41:29 | 災害について
二日目は宮古に泊りました。

宮古は田老地区の遺構・伝承館を訪ねました。
始めの写真は
田老地区の 被災した観光ホテルです。
このまま 遺構・伝承館として保存するそうです。







そもそも田老地区は 過去の津波の経験から
元々防波堤が万里の長城と言われるほどたかったらしい。
でも、今度の津波は それを更に超えてきたと・・・
すぐ下の写真は 昭和のはじめに造った防潮。
鉄筋も入っておらず、今度の津波で壊れたらしい。


今、新しい防潮堤は、古い堤体につなげて作っている。
この堤体は旧の堤体です。
下2メートルほどが埋まっているそうです。


案内を予約した視察の方々に説明しているガイドさんが
防潮堤 高すぎて海が全く見えませんよね
これでは 災害時 海の様子が分からなくて
何時避難したらよいか判断に困ると思っているのですよね。
と説明していました。

防潮堤工事にも地元の理解が必要だし、被災を最小にするために地元の意見が必要だと思うのですがね!


上は みんなが非難した丘の上です。
土手に今度の津波の高さが記してあります。
低く見えますが、地盤が上がっていることを認識してください。




最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。