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下請けの労働者が被爆限度超える? 原発は廃止へ国民運動を!

2011-06-04 01:07:33 | 環境
今日のNHK報道によれば

東京電力福島第一原子力発電所の事故で、2人の運転員が、限度の250ミリシーベルトを超えていたことが分かった。今回の事故で限度を超えたのが確認されたのは初めて。
福島第一原発の3・4号機の中央制御室で働いていた30代と40代の2人の運転員の体内から、高い値の放射性ヨウ素が検出されたもの。2人は千葉市にある放射線医学総合研究所で精密検査を受けていた。
分析の結果、放射性ヨウ素などを吸い込んだ「内部被ばく」による被ばく量は、
30代の男性が210から580ミリシーベルト、
40代の男性は200から570ミリシーベルトと推定される。
2人は体の表面にもそれぞれおよそ74ミリシーベルトと89ミリシーベルトの被ばくをした。合わせると、少なくとも緊急時の被ばく限度の250ミリシーベルトを超えていたことが確実な計算になる。
今回の事故のあと、福島第一原発で作業に当たる人たちの緊急時の被ばく限度は、100ミリシーベルトから250ミリシーベルトに引き上げられていました。
今回の事故で限度を超えたのが確認されたのは初めて。今後、東京電力の被ばく管理が厳しく問われることになりそう。

と言うこと。
甲状腺に対する障がいが現れるのは小さいという予測です。

しかし、私はこの間の原発内で働く
下請け 孫請け 更にその下請けなどの労働者の過酷な条件を幾度も耳にしてきました。
東京電力はじめ電力会社の原発の現場で働いている労働者の多くは、正社員で無い人々がほとんどです。
放射線測定器も付けないままの作業もあり、
さらに 今度の原発事故の際、食事も満足に取れず
本当に劣悪な条件のもとで働いていることが明らかになりました。

これほどの状態にもかかわらず
ご自分が置かれた実態を 
公にするのを極端に恐れるので
下請け、孫請けの職員がどんなに棄権な状態にあるかと言うことを
ほとんどの国民が理解をしていない。
それをいいことに
原発の安全神話が作られていくという・・・

原発は やっぱり 廃止する以外に
国民の 働く労働者の いのちを守る手立てはないと痛感します。

6月3日 東村山駅東口で
原発ゼロへの署名のお願いをしました。
約60筆 ご協力をいただきましたが
まだまだ無関心です。

原発の事故は 遠い地域のことではなく
個人の努力で避けられるものでもありません。

国民の力を合わせ だれも犠牲にならないエネルギー政策を見出すべきではないでしょうか!
ご一緒に考えましょう!!