
上の写真は、東村山市内富士見町にある国有地です。
この土地には4~5年前まで戦前からの兵舎跡があり、多くの世帯が住んでいました。
老朽化によって、人々は他に移り住み、以来空き地になって、国が売りに出しています。
すでに、2ヶ所は戸建住宅地として分譲が始まりました。
しかし、上の写真のように、広大な敷地がまだ残っています。
今議会の一般質問で、この国有地を利用して、市内に不足している保育園や特別養護老人ホームを造ってほしいという声を聞いていますので、そんな質問をしてみました。
東村山市は、国にこの土地利用について意見を求められているというものの、保育所や特別養護老人ホームは、富士見町にはたくさんあるから作ることは考えていないといいました。
確かに、保育所は町内に2箇所、特養ホームも3箇所あります。
しかし、市内には、保育所待機児は認可外保育所にやむを得ず預けているご家庭のお子さんも考えれば300人を超えています。
特養ホームの待機者は971人。介護度3~5でも685人の待機者なのです。
それなのに、東村山には特養ホームはたくさんある800ベットもあるから足りている。特養ホームを誘致する気はないと所管部長は言うのだが、
しかし、7~8年待って入れないご家族にとっては足りていると言われても納得いかないのではないでょうか。
保育園も、お年寄りのための特養ホームも、土地があるところに誘致する計画を持って積極的に進めてこそ、市民のための福祉施設の整備が進むのではないでしょうかね~
子どもも、お年よりも 今困っているのですから・・・