最近山登りの好きな友人と出合った。
「山はすごくいいわよ。倉掛山は、誰でも簡単に登れるし雄大な岩手山が真近に見れるしお花の時期も素敵だけど、雪景色もいいわよ」
「いつか、私も連れていって・・・」
そのいつかが、明日行きませんかとのお誘いで二つ返事で行く事にした。
私が何故岩手山に魅せられるのか不思議だが、ある人が「岩手山は神様だ」といった人がいた。逞しさと雄大さと安らぎを感じさせる山なのだ。角度によって山の形は異なるが、盛岡から見た岩手山が一番好きだ。
友人は今年に入って8回昇ったらしい。冬山の雪景色もたまらなくいいと言っていた。
私達は雪道を黙々と歩いたといいたい所なのだが、おしゃべりが好きな彼女は最初から最後まで喋りながらで、時々「ずぼっ・」っと雪の中に足を取られながら返答しながらで息を
きらしながらの山登りだった。
頂上に着いた時、目の前に岩手山が現れジャンプすれば飛んで行けそうな気がする。遠くを見れば「姫神山」、「早池峰山」・・・・
彼女が用意してくれたコーヒー・・・最高の味でした。
「今度は姫神山を案内します」
「らくちんコースでお願いします」
帰りいつもの「ありね温泉」でのんびり湯に浸かり、車に戻ったら道端で拾った「ばっけ」
が車中春の香を満喫させてくれた。