風のハーモニー

ある時はチョイ悪ライダー、ある時は良妻賢母、そしてもう一人のHUZUという人間が登場するドラマの始まりです。

吉報

2006-12-17 20:28:09 | Weblog
12月は一気にやらねばならぬ事が出てきます。今年中にけりをつけておきたい、新年を新しい気持ちで迎えるためにやり残しがない様にとか、ついつい余計な事までしょいこんでしまいたくなる。気持ちだけがあせり体は動かないというやっかいななまけ病気にかかるのも、丁度年末が一番である。家に居る時間が多くなると今まで忙しかったから後回し状態が、今になって目についてしょうがなくなる。
来年卒業の娘は、未だ就職活動に明け暮れうっかり刺激するような事は禁句である。
    {なんか、気持ちの整理がつかない、すべての整理が出来ない}

年末のなまけ病はふぬけ状態の私の心だった。

 昨日、娘から電話があり「お母さん、内定もらったよ」と久々の心から喜ぶ声だった。しかも一番望んでいた所だった。

今の子供たちの就職活動は本当に大変らしい。書類審査、筆記試験、適性検査、面接、人事部長面接、役員面接・・・何と結果を受けるまで何度も足を運び、しかも
最終まで行き期待をもたせ、最後に「今回はご縁がなかったことで・・・」と電話やメールの一言で終わってしまう。何度も娘はこの嫌な体験をしたことか・・・。
最終審査まで行き落ちたと聞いたときは、私も電話かけて一つや二つ文句でもいいたい気持ちになった。その企業の看板見るたびに腹がたった。
私の友達の息子さんも最終面接でしかも自費で大阪まで行き、落ちたときは本社に文句の電話入れてやったと言ってましたからね。

時間はどんどん過ぎてクラスで決まっていなかったのは娘だけだったらしい。
「そんな、気張らないでどこでもいいんじゃない」と刺激せずに言ってたが「ここまできたら妥協しない、するのは2月でいい」と私の変な負けん気が、そっくり娘にうつったような性格の娘は次々と望みを高くしていった。

最後まで挑戦しつずけた娘からの「吉報」だった。

私も「なまけ病」なんて言ってられない、来年は部屋探しや卒業式やらで忙しくなりそう、まず一つずつ私も整理しなければと気持ちを入れ替える事が出来た。