右脳と左脳の広場

人間の能力の全面的な開花をめざし、さまざまな話題を提供します。

中国留学生との対話

2007-03-20 12:29:52 | 語学
 中国からの留学生の人は本当に勤勉で、一日中端末に向かって集中しているので話しかけにくいのですが、昼休みならいいだろうと思って、時々割り込んで話すことにしています。今朝、留学生の人が日本語で「上海より寒い、特に夜は寒い」と言っていたので、これを中国語にして、例によって紙に書いて持って行きました。
「東京的冬天比上海更冷。晩特別冷。」これを読み上げたのですが、なんだかゴツゴツして少しも中国語らしく発音できませんでした。
留学生の人が「晩」のとことは「晩上」とした方がよい、と言ってくれました。

「特別」の発音がよくわからなかったので訊ねると「トゥービェ」(カタカナではこう書くよりしょうがないのですが)だそうです。ピンインだと「te bie」で、CDで聞くと「クービエ」に聞こえたのですが、「トゥービェ」納得です。ピンインの「e」は難しい発音ですね。この母音に引っ張られて子音が聞き取りにくくなるようです。

 しかし、一人で口に出しているときにはかなり滑らかに発音できているのですがいざ、中国の人と話そうとすると急にぎこちなくなります。緊張によって右脳が引っ込んでしまうのでしょうか。どうも実力が発揮できないですね。紙に書いた漢字を読もうとするので左脳が取り仕切ってしまうのかもしれません。いっそ紙はやめたほうがよいのかもしれません。
 そう言えば、この感覚はカナダの留学生と英語で喋ったときも味わったものでした。