右脳と左脳の広場

人間の能力の全面的な開花をめざし、さまざまな話題を提供します。

右脳トレーニングによる変化

2005-11-30 18:16:40 | 教育
 右脳トレーニングによって私の頭にもいくつかの変化があらわれているような気がします。よいことばかりでなく悪いこともあるのですが、思いつくままに書いてみます。

(1)絵がうまく描けるようになりました(右手で)。これは主にベティ・エドワードという人の「脳の右側で描け」という本のトレーニングによるものだと思います。この中で、左手によって描くことも少し書かれているのですが、今の私の関心は左手でいかに違和感なく描くかということにあります。

(2)英語の会話ができるようになりました。これは、「簡単なセンテンスをお経のようにひたすら唱える」ことによって、もう一度、右脳が関与する記憶に蓄えなおした、とでも言えばよいのでしょうか。相手が言うことを逐語的に追わなくても、全体としてパッとわかるのと、調子がよければ、考えなくてもセンテンスが口から出るようになりました。イタリア語は実際に会話してみると、こうはいかないと思います。一応、簡単なセンテンスはパッと口から出るのですが、相手がいるとどうなることやら。

(3)メモをしなくても日程などが思い出せます。また、チェック表を作らなくても旅行の荷物など全部持っているかどうかわかります。

(4)人と議論していて疲れません。また以前は相手の言うことについていけないということがあったのですが、そういうことがなくなりました。

(5)その問題、課題が出来るかどうかパッとわかることが多くなりました。

(6)一つのやり方でまとめようとしなくなりました。多様な方法を大胆に用いる指向が強くなっています。(算数は苦手、数学は得意だったのですが、算数もできそうです)

(7)恥ずかしげもなく人に質問するようになりました(以前はいろいろ考えたあげく結局質問しない場合が多かったのですが・・・)

(8)時々陰鬱な気分になります。

(9)以前ほど早く文章が書けなくなりました。

とりあえず、こんなところでしょうか。

右脳トレーニングの重要な工夫

2005-11-29 19:13:18 | 教育
 右脳をトレーニングする方法はたくさんあり、どの方法によってもそれなりに効果が期待できる。私もいろんな方法を試みたが、やはりやっていてワクワクする楽しいものがよい。それで、「あっ、自分はこんな思いがけないことができるんだ」と実感できるトレーニングを積み重ねていく方法を模索し、そのような方向でトレーニングシステムを作ろうとしている。

 これまでにやって面白かったトレーニング
 
・混沌とした絵(自作)の中に人の顔を見つけ出すトレーニング。(慣れてくるにつれ見つけることのできる顔が増えてくる)

・残像によってそこにあった物の数を確認するトレーニング。(目を閉じているにもかかわらず、正確に数をカウントすることができる能力に自分がおどろく)
 光の残像がもっとも効果的であり、夜、列車の窓から明かりの残像でトレーニングすると楽しい。(はたして右脳トレーニングになっているかどうか、疑問もある)

・外国語のセンテンスを繰り返し聞き唱えるうちに、知らぬ間に口から出るようになる現象の確認。英語、フランス語およびイタリア語によるトレーニング。

・上下さかさまにして絵を描くトレーニング。左手で絵を描くトレーニング
(全く絵の不得手な私が、それなりに絵が描けるようになった)

・自分の好きなイメージを出来るだけ面白い形に変形して頭の中に思い浮かべるトレーニング


苦痛だったトレーニング

・積み重ねたブロックのさまざまな色を、一目見て当てるトレーニング(コンピュータの画面におけるトレーニング、なかなか進歩せず苦痛)

・ソロバンの暗算による右脳トレーニング(効果はあるのだろうが面白みがない)

明日は、右脳トレーニングによって自分の頭がどのように変化したか(変化したような気がするか)について書く。






レオナルドの左手

2005-11-25 18:24:01 | 教育
 鏡文字で手帳に簡単な日記をつけていますが、小さな文字を書こうとすると、後で読めないくらい汚くなってしまいます。私、ダ・ヴィンチ展で筆記体の鏡文字を見たので、最初から筆記体しか考えてなかったのですが、活字体ももちろん「右脳トレーニング」としては有効であると思います。活字体で書いてみたら、案外小さい字も綺麗にかけました。  別件。「レオナルドの左手」という短編をHPで公開しました。興味ある方はどうぞ。私の左手による描写の実践が反映しています。 「レオナルドの左手

鏡文字練習の意外な波及効果

2005-11-24 12:59:59 | 教育
 鏡文字は、手帳に予定などを記入する時に使っています。
パソコンで文字を打ち込むことが多くなり、めったに手書きをしないので気がつかなかったみたいですが、私、右手で字を書いてみると、ものすごく上手になっていました。もともと、私の字は汚いので有名だったのですが、銀行の人が書くようなおおらかで滑らかな字がかけました。
 理由はよくわかりません。左手で文字を書く練習をしていたので、右手で文字を書くと楽にかけるような気がするのでしょうか。しかし、これまでに見たこともない綺麗で勢いのある字でした。

そう言えば、私の小説のイタリア語訳が・・・

2005-11-24 12:58:53 | 教育

 そういえば、数年前、私の短編をイタリア語に訳してくれた人がいました。イタリアに語学勉強に行っている若い方だったです。翻訳してくださった当事は、私、あんまりイタリア語に興味がなかったので、くわしく読まなかった(読めなかった)のですが、今となってはこれを勉強に利用しない手はない、と思いました。もともとの日本文は私の書いたものであり、端々まで覚えているので、日本語とイタリア語を見比べる手間がいりません。 なかなかわかりやすいイタリア語だと思います。(私でも何とか読めます。日本語で思い出しているだけかも・・・

イタリア語版はこちら

http://digilander.libero.it/giapponeoggi/romanzo.htm

日本語版はこちら

http://www2.big.or.jp/~kazami/yaguti.htm

 

 


イタリア語をお経のように唱える方法改良版

2005-11-22 17:36:39 | 教育
 お経のようにやさしいセンテンスを唱えて記憶する方法を実践しているのだが、これは高校の先輩でカナダで生活している建築家の人に教えてもらった方法だ。もっとも、この人の実践は英語だったから、イタリア語は私のオリジナルである。それだけにわからないところもある。

 これまでは、イタリア語のテキストを見ながらそれをひたすら唱えていたのだが、どうもこれは定着にムラがある、調子のよいセンテンスはしっかり頭につくのだがそうでないセンテンスもある。

 そこで、対応する日本語だけをちらちら見ながら(イタリア語は見ずに)イタリア語のセンテンスを唱えることにしてみた。現状では、完全に唱えることのできるセンテンスは半分以下であるが、この方がよさそうである。つまったところは、イタリア語を垣間見て練習することにする。

右脳的イタリア語学習法、番外編

2005-11-22 12:01:54 | 教育
 右脳的イタリア語学習番外編として、会社の帰りに図書館でイタリア映画を見続けている。今回はフェリーニの「道」。あまりにも有名であり、何度か見た覚えがあるので、映画としての興味はあまりなかったのだが、実際に見てみるとさすがに名作、一気に引き込まれてしまった。ジェルソミーナ役のジュリエッタ・マシーナはフェリーニの夫人だそうだ。ザンパノ役のアンソニー・クインが粗野で暴力的な男を見事に演じている。まさにはまり役である。この二人の人選ですでに八割がた作品は成功しているのではないだろうか。
 わかりにくいと言われるフェリーにの映画の中では異色の作品。

 映画に引き込まれてしまって、語学学習はいまひとつだった。ザンパノの粗野な力強い言葉ばかりが頭にのこるのだが、ザンパノは人に命令することばかりで、「命令法」の活用がよくわかっていないと理解できない。イタリア語って、動詞の命令形も人称によって変わるんですね。ちょっとやっかいです。

 

外国語速習法

2005-11-18 12:05:14 | 教育
 今日は外国語速習法の中からサジェストぺディアとい
うのを紹介します。前にもちょっと書いたことがあった
のですが、ブルガリアのロザノフ博士の考案した外国語
速習法で、「ほぼ一ヶ月で一言語をマスターする」と言
われています。

日本における窓口はこちら
http://www.suggestopedia.com/pages/top.html

日本での活動は活発とはいえないようです。講師の養成
が難しそうです。

外国での研修のレポートがとても面白かったです。
http://www.pantomime.org/nihongo-tusin/suggestopedia.html

特にレポートがイタリア語の速習であったため興味があり
ました。人間の無意識状態における学習能力を基礎にして
いるようです。

私の実践している独学の速習法とはずいぶん違いますが、
いろいろ参考になります。

日本でやっているのは、英語とスペイン語みたいです。
スペイン語は受講してもおもしろいかな、とおもうのです
が授業料がえらく高いですね。

イタリア語の読書

2005-11-17 12:58:18 | 教育
 久しぶりにイタリア語の話題です。インターネットのイタリア語のページを拾い読みしています。タイトルとか、注意事項とか、短い文章から始めています。

 それにしてもやはり圧倒的に知っている単語が少ないですね。それなのに単語が短くて似ているというのはやっかいですね。動詞なんか、似ている感じのものがいっぱいあるという感じです。単語の後半は変化するので、前半だけでいいかげんに推測すると違う意味だったりします。やっぱり全部活用を覚えないといけないのでしょうか。とにかく、動詞と名詞がわかれば、その文がわかったような気になるはずなのですが、まだまだそこまで行きません。

 こう書いているうちに、単語単独で覚えるよりセンテンスにして覚える方が忘れないことを思い出しました。そうそう、韻を踏んだセンテンスをこしらえて、動詞と名詞をいっぺんに覚えてしまいましょう。

 一日一回はCDを聞くようにしているのですが、イタリア語はとても美しいと思うようになりました。英語やフランス語とまた違う、力強い美しさです。