右脳と左脳の広場

人間の能力の全面的な開花をめざし、さまざまな話題を提供します。

映画の字幕

2005-08-23 09:54:53 | 教育
お盆休みをとっていたので久しぶりの書き込みです。

最近洋画のDVDには、音声や字幕が選べるものがあります。英語の音声にして英語の字幕にする、といったこともできますし、ものによってはフランス語音声でイタリア語字幕、といったこともできます。日本語以外の字幕にして気が付いたことですが、字幕を最後まで読まないちに次の字幕に切り替わってしまうことが多い、ということです。そういえば、映画の最後に現れるキャストなどを長々と紹介する画面は、全部読もうとしても読みきれないということを経験し、これは、客が早く帰りたがっているので、スピードアップしているのだろうと考えていたのですが、どうもそうじゃないようです。日本人と、英語を母語とする人々とでは、英文を読むスピードがずいぶん違うみたいです。

以前、私に、中学の英語の教科書をお経のように繰り返し唱えることを教えてくれた人は、次の段階としてできるだけ早く英文を読む(目で)トレーニングをするのだ、と言っていました。早く英文が読めるようになることと、英語がぺらぺらに話せるようになることの間には何か関係がありそうです。重要な検討課題がまた見つかったような気がします。

趣味を英語で語る

2005-08-11 11:16:39 | 教育
 身近に外国人がいる場合でも、なかなか日常の挨拶以上に話し込むことは難しいのだが、同じ趣味を持っていると話が途切れることなく、こちらとしても英語で話すことに大いに意欲がわく。

 先週の末に「スターウォーズ エピソード3」を見たので、さっそくその感想を職場にいるカナダ人と話した(彼はすでにこの映画を見ている)。戦闘シーンがリアルであること、グリーバス将軍のキャラクターが愛嬌があること、パルパティーン役のイアン・マクダーミドが有名なイギリスの舞台俳優であること、この映画にかぎらず、たくさんのイギリスの舞台俳優がハリウッドの映画に出演していること、ライトセーバーでの闘いはリアルであり、日本の剣道を参考にしているのではないか、などを話し合った。
 ついでに「イアン」というファーストネームが、イギリスではポピュラーな名前なのかについても聞いてみた。

 すでに共通の土台があると、会話とはこんなにスムーズに進むものか、と驚いた。
 

イタリア語学習、綴りの練習

2005-08-05 10:09:46 | 教育
イタリア語の勉強に苦労しているが、綴りを書いてみるのはどうか、と思いついた。そういえば、英語を勉強するとき、どれだけ綴りを練習したことか。幸い、イタリア語はとんでもない綴りというのは少ない。やってみよう。似た単語による混乱が避けられるかもしれない。イタリア語は話すだけでなく読むこともできるようになりたいので、綴りの練習も無駄にならないだろう。

語学学習における挿絵の効果

2005-08-04 10:26:16 | 教育
イタリア語を学習するのに苦戦している。もっとも英語の学習過程をふりかえると、中学から大学まで、大変な時間を費やしているので、1、2ヶ月の学習ですぐに英語のレベルに達しないのは当たり前だろう。それにしても、単語がお互いに似ているというのはやっかいだ。どれがどれであったのか、区別がつかない。そんな中で、面白い現象にであった。私の今使っているイタリア語の教科書は、観光旅行用のパンフのような簡単なものだが、ユーモアにあふれた挿絵がところどころに描かれている。その挿絵の中に書かれたイタリア語は不思議と頭から離れないのである。
 それならば、学習用に面白い挿絵をいっぱい描いてみたらどうだろう。あるいはそういうシチュエーションの漫画やイラストをどこかから探してくるのもいいかもしれない。外国語速習教材作成に使えそうなアイディアである。

ティモシー・ギャルウェイ

2005-08-02 16:53:08 | 教育
 ティモシー・ギャルウェイは「インナーゲーム」「インナーワーク」などで知られる。スポーツにメンタルトレーニングを持ち込んだ最初の人と言っていいだろう。ギャルウェイのすべての著書にはセルフ1とセルフ2というのが出てくる。理屈っぽく小言ばかり言うセルフ1を黙らせ、セルフ2が伸び伸びと活動できるようにするのがスポーツ上達のポイントである、ということをギャルウェイはさまざまな角度から述べている。

 セルフ1とセルフ2が左脳と右脳である、という見解をギャルウェイは否定しているが、全くイコールではないとしても、かなり近い。

 ギャルウェイは、ハーバード大でテニス選手として活躍し、その後教育に従事していたが、テニスコーチに転じて名選手を育てたという経歴を持っている。