花はなのつづり箱

季節に咲く花や日々の暮らしなど、綴っていきたいと思います。

ヤグルマギク(矢車菊)

2022-07-25 14:46:50 | 花の名前
ヤグルマギク(矢車菊)
学名:Centaurea  cyanus
科名/属名:キク科 ヤグルマギク属 草丈:20cm∼1m 開花期:4∼5月
原産地:地中海沿岸  和名:ヤグルマギク

ヤグルマギクは地中海沿岸に分布する草花で秋に種を蒔いて春に花を楽しむ
一年草として扱かうのが一般的です。
日本には明治の中頃に入って来たとされています。
草丈は30~1mで主な開花期は4∼5月です。花色は青 紫 紅 ピンク 白等
それぞれの濃淡の色、幅があり園芸品種は非常にカラフルです。

一輪に見える花は小花が沢山集まったもので「頭花」と言います。
外側の小花は雌蕊が退化して無く花びらの先端が大きく切れ込み
ヤグルマギクの独特の花姿を生み出しています。
中心にある小花は目立つ花びらが無く雄蕊をにょっきりと立てます。
           
近年一部でヤグルマソウとも呼ばれていた時期もあったが
ユキノシタ科のヤグルマソウと混同しない様に現在ではヤグルマギクと
統一されて呼ばれ最近の図鑑等の出版物もヤグルマギクの名称で統一されている。


   本来の野生種は一重咲です。
 一重咲は控えめですが本当に「矢車」を 彷彿とさせる姿が面白いです。

野生種は青紫色で種名の「 cyanus」は「あさぎり色の」と言う意味で
属名の「Centaurea」はギリシャ神話に出てくる牛人半馬の怪物ケンタウルスから。

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