オタフクナンテン(お多福南天)
学名:Nandina domestica 'otafukunanten'
科名/属名:メギ科 ナンテン属
原産地:中国 低木観葉植物 背丈:20~50cm
別名:オカメナンテン ゴシキナンテン
オタフクナンテン(お多福南天)は中国原産ですが江戸時代に
日本で品種改良された常緑樹です。
オタフクナンテンは常緑でありながら紅葉も美しい花です。
樹高も低く花壇や寄せ植えにも出来て育て易さも魅力です。
難が転じると言う縁起の良さで幸せな花ことばも沢山あります。
「私の愛は増すばかり」「福を成す」「よい家庭」「既知に富む」
先ず南天の由来ですが「難を転じる」から「南天」が使われています。
また南天の矮性種であるオタフクナンテンにお多福が付いているのは
葉が丸くて可愛らしい所から「お多福」で福を呼ぶ縁起のいい名前となっています。
ちなみに「オカメナンテン」と呼ばれている事もありますが
オカメとオタフクは同じ下ぶくれの福々しい女性の顔をさします。
お多福南天は日本の気候にも合っているので野外で一年中育てる事ができる
丈夫で手間のかからない植物です。
また南天と違い花が咲かずに種が採れないので実生で増やす事は出来ません。
オタフクナンテンは花や実ではなく葉っぱを楽しむ植物と言えるでしょう。
12月12日散歩で見かけたオタフクナンテン(お多福南天)の紅葉
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