↓加仁湯の婦人専用露天風呂(栃木)
異国情緒あふれる写真と旅行記|KaycomDESIGNより
旅行期間:2010年9月10日~11日
受付でチェックインをし、明日の予定(鬼怒沼ハイキング)を告げると、
朝食を30分早めてくれて、お弁当(500円)も用意してくれるとのことでお願いしました。
愛想のいい老齢の旦那さんの案内でさっそくお部屋へ。
旦那さんは、最初エレベーターで行こうとしましたが、
ちょっと迷いその隣の階段を上がっていきます。
どうしたのかと思ったら、
せっかくここまで歩いてきたんだから最後まで歩きましょう
とにっこり。
なんて粋な一言!
普通なら逆にエレベーターを勧めそうなものですが、
山歩きをする人なら誰でも知っている、
最後まで登る達成感
というのをこんなところでまで気にしてくれた旦那さんに偉く感動しました。
早くも加仁湯の魅力にノックダウンです。
部屋に入り荷物を置くと、
もう汗をたくさんかいたので、そのまま座りもせず温泉に直行しました。
露天風呂には石鹸やシャンプーはないので、
先に内湯に行って体を洗ってから色々なお風呂へ行ったほうがいいでしょう。
加仁湯には、婦人専用と混浴の乳白色の露天風呂と、
五つの源泉のお湯が楽しめる利き湯などがあり、温泉好きにはたまりません。
婦人専用露天風呂 / 内湯(女湯)
あったまった後は、
熊の敷物が敷いてある囲炉裏の談話室でのんびりするのもいいでしょう。
さくさんの本が置いてあるので時間がつぶせます。
談話室
18時。待ちに待った夕食です。
万全の体制で挑みたかったので、
かなり前からお腹がぺこぺこでしたがお茶だけでがまんしてました。
一階の大広間に行くと、
すでにお膳が並べられているので、自分達の部屋番号のところへ行きます。
席に着くと仲居さんが、岩魚の塩焼きやグラタン、ごはんなどを持ってきてくれました。
山菜がたっぷりで、これぞ山奥の御膳という感じ。
決して煌びやかではありませんが、地の食材を生かした体に優しい食事です。
お腹も一杯になったので、部屋に帰る前に外で星を見てみることにしました。
大きな提灯の下がる玄関を出ると、ひんやりとした夜気が体をつつみます。
そして空を見上げると、雲ひとつ無い夜空に満点の星が輝いていました。
宿の光が届かない場所まで行くと、天の川もはっきりと見えます。
あ~~~幸せ
しばらく眺めてから体も冷えてきたので部屋に戻りました。
寝る前にもう一度お風呂に行って、熱帯夜とは無縁の涼しい部屋でおやすみです。
つづく
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